今回は、調理師からエンジニアにキャリアチェンジした南さんにインタビューしました!
学生時代の部活動、調理師を目指していた頃、転職しようと思ったきっかけなど、南さんの人生の転機についても聞いてみました☺
南 佳司(Minami Yoshiji)
趣味は料理です! アボカドをつぶしてワカモレをつくったり、タコスを作ったりしてビールを飲むのが好きです🍺前職の調理師のときはイタリア・フランス料理を嫌というほど作っていたので、最近では和食や中華、タイやメキシコなどのエスニック料理を楽しく作っていますw ココナッツミルクから買ってグリーンカレーを作ったときは結構好評でした🍛
*大阪府出身
出身は大阪の堺市です。秋のだんじり祭りが盛んな堺市の南部の地域で育ちました。小さい頃は大人に混ざってだんじりの綱を引いて走り回っていたことを覚えています。
テーマパークのような遊ぶところはありませんが、そこまで自然があるという場所でもなかったので程よく田舎というイメージです。
*学生時代のスポーツ
小学生のときは、同じ学校の友達と一緒に地域のソフトボールチームに入りました。遊びの延長でやっていたので週に1回の楽しみでした。
中学生では、小学校時代のソフトボールの先輩たちが所属していたこともあり、ソフトテニス部に入りました。そこでソフトテニスにドハマりしました。特段、技術的な指導者がいたわけでも無く、ただひたすらに平日も土日も部活が休みの日もソフトテニスに明け暮れていました。本当に楽しかったです。試合での大きな記録はありませんでしたが、堺市の中では1,2位を争うチームになっていました。
高校生になってからもソフトテニスを続けました。たまたま入学した学校がソフトテニスの強豪校でした。この学校でも指導者はおらず、先輩たちの実績に負けたくない気持ちで自己研鑽していました。インターハイとまでは行きませんでしたが、団体戦では近畿大会でそこそこの成績を残すことができました。
*専門学校時代
高校卒業後は調理の専門学校に進みました。両親と兄が料理人だったことや、兄の料理の教科書を盗み見て料理することが楽しかった経験もあり、調理師になろうと思いました。正直、高校まではあまり勉強に打ち込んでなかったので、好きなことである料理の勉強は頑張ろうと張り切っていました。通っていた専門学校は1年でカリキュラムを修了して、卒業と同時に調理師免許を取得できる学校でした。早く現場で経験を積みたいと思っていた自分にはぴったりでした。
ただ、調理師学校といえど、調理の実習は週に1,2回でほとんどが座学の勉強でした。そのため、少ない調理の授業で少しでもスキルを得るために仲間と予習やシミュレーションをしたのを覚えています。
座学は衛生法規や栄養学、食品化学など内容が難しい科目があり、モチベーションを保つのが難しい人もいたようですが、僕は割と楽しめました。料理をやめた今でもその知識は私生活では役立っていると思います。
*専門学校卒業後(就職)
専門学校を卒業後は、たくさんの経験をしたいと思い、小さなお店を複数の業態で経営しているイタリア料理店に就職しました。配属された店舗は繁華街にあるまだオープンしたてのフランス料理店で、怒涛の日々を送っていました。小さいお店を2人で営業していたので、初めからたくさんの業務を任せていただきました。発注、食材やお酒の管理、接客全般などなど…。勤務時間も朝から深夜までずっっと働いていました。毎日が忙しくてやめたいとか考える暇もなかったです。
そんな中、20歳の終り頃に上司が辞め、そのまま店長にシフトしました。経験が少ない中、見よう見まねで何とか食らいつきました。初めは全くうまくいかなくて涙を流す時期もありましたが、そういう失敗から学び、たくさんの経験をしました。
*転職のきっかけ
調理師として経験を積んでいる日々でしたが、転職をしようと思ったきっかけはコロナでした。言うまでもなく、飲食業界はコロナ渦で大変な大打撃を受けました。僕自身も、店長として奮闘していましたが、技術だけではどうしようもない外的要因を肌で感じて、今後の人生において仕事を見つめなおしました。
そこで、僕が料理に対して思う目的は仕事である必要がないという考えに行きついたので、転職を決意しました。その時、興味を持っていたのがエンジニアでした。
*エンジニアに興味を持った理由
エンジニアには以前から憧れがありました。小さいときに見たドラマの「BLOODY MONDAY」や、大人になってから読んだ「王様達のヴァイキング」の影響で、エンジニアの仕事って格好いいなって思いました。(どれもクラッカーの話ですが…。)
転職する際に、「必ず興味が持てる職種にしよう」と決めていたのでエンジニアへの転職を決めました。
*入社の決め手
エンジニアに絞って転職活動をしておりましたが、ずっと現場で働いてきた僕には、いきなりサラリーマンにモデルチェンジすることは難しいのではないかと感じていました。そんな中、人材育成に注力を入れている川相商事を見つけました。これから新たに、IT業界に進出しようとしている川相商事をみて、新しいことにチャレンジしようとしている当時の自分と重なるように思え、一緒に成長したいと感じたので、入社を決めました。
*川相商事の魅力
スキルの向上にしっかりと応援してくれるところです。エンジニアになるためのカリキュラムは楽しくも難しいものでした。まず、PCにも慣れていなかった僕にはタイピングからのスタートでしたw そんな僕に対して、壁にぶち当たったときは川相商事の社員の方々が相談に乗っていただいたり、研修生同士で顔を合わせる機会を作ってくれたりと、たくさんサポートしてくれました。 そのサポートがなければおそらく挫折していたかもしれません…。
*研修カリキュラムについて
本音を言えば、カリキュラムは決して甘くないです。そのため、現場に近い感覚で学習できるので修了してからもギャップを感じにくいと思います。課題を進めていくなかで、『壁にぶつかり、調べて、分からなければ質問して、実践して解決していく』ということが重要となります。この流れは現場でも同じで、上長やプロジェクトメンバーに聞きながら業務を進めていきます。現在、僕自身エンジニアとして働く中で、一人で黙々とするのではなく、連携を取りながら進めています。そういった部分も含めて学習できる内容となっているので、とても勉強になりました。
*これから目指す将来像(目標)
今は出来ないことも多く、助けられてばかりなので、周りから頼られるぐらいスキルを上げたいと思っています。現在、使える開発言語はPHPだけで、現場では教えてもらってばかりですが、同じ現場のメンバーや川相商事のカリキュラム研修生にも教えられるように理解を深めたいです。また、RubyやPythonなどほかの言語も習得してできることを増やしていき、求められる人材になりたいと考えています。