こんにちは。2021年12月に株式会社カウシェのコーポレートに入社した鍵原(ぎーさんと呼ばれています)です。
新入社員といいつつ、1年近くそっと見守ってきた学生時代の後輩の門奈の会社に入社を決めた経緯や、「これからのカウシェはもっと良くなるのでぜひ仲間になって頂いたり応援したりしてください!」というお話をしたいと思います。
また、現カウシェのメンバーにも、安心してほしいな、と思って書いています。
鍵原 季宏 / Toshihiro Kagihara慶應義塾大学 SFC(湘南藤沢キャンパス)在学中 勝手にゼミ( 師 村上恭一)を作り、そこで門奈剣平と出会う。卒業後、日鉄ソリューションズ(株)に入社し、事業部・財務部にて、管理会計・グループ会社管理・連結決算及び開示など、会計・グループ会社管理の領域を中心とした業務に7年間従事。その後、より事業に近い仕事をしたいと考え、(株)メルカリへ転職し、メルペイ・メルコインなどの新規事業を中心に経理・会計システム構築・業務設計に約3年従事。同時期に副業として、シェアサイクル事業ChariChariを営むneuet(株)の一人管理部門の人としてコーポレート全般を管掌する。現在も二足のわらじを履きつつ、(株)カウシェのコーポレートにフルタイムの正社員として入社。
午前2時 ギリギリに会計の課題を担いできた
代表の門奈とは、学生時代のゼミの先輩・後輩の関係です。
そのゼミは、授業が面白すぎたものの、大学院の先生であったために学部ゼミは受け持ってなかった方に、僕らが頼み込んでタダ働きプロボノして頂いて立ち上がったゼミでした。
職業倫理や組織論などを語り合ったり、合宿ではグロービスの元教え子の方とケースをディスカッションしたり、全然関係ない藤沢市の減災について乗り込んだりと、実戦的に学ぶ日々を共に過ごしていました。余談ですが、当時採用されなかった僕らの提案が、その後8年くらいして受け入れられているのを見て、嬉しかった思い出があります。
決して流行りの学問を追うのではなく、甲骨文字から水戸学、AKBまで幅広い目線を培ってもらっていました。そんな学びを経て、卒業し我々はそれぞれの道を歩み、力をつけていきました。
そんな思い出から、8年くらいが経過した頃、門奈からFacebookのメッセージが来ました。
久々のメッセージだと思ったら、さっそくタスクを振ってくる、門奈CEO、さすがです。結局朝の4時くらいまで盛り上がっていました。
でも、このときの私は本当に嬉しかったのです。それは門奈が頼ってくれたこと、そして、それにしっかりと自信を持ってそれに答え、ともに世の中に価値を提供することができるのだと、感じたからです。
その後無事にサービスのリリースをしたものの、1年くらいは私もまだメルカリでやりたいことがあったため、そっと事業を横で見つつ、応援する立場で過ごしていました。
門奈CEO、8億円調達する
リリースから一年近く経った頃、久しぶりに門奈と渋谷に寿司を食べに行ったとき、「実は・・・」と予定している資金調達の話を聞きました。
その時、彼の口からは、一つ上のステージに進むことで、イケイケなベンチャーの経営者になるのではなく、昔からの思慮深さとステークホルダー全てに対する責任感と熱意が入り混じりながらの、「もっと会社をより良いものにしていきたい」というCEOとしての想いが語られてきました。
そんな話を聞きながら、私も「これからの会社という箱はどう作っていくべきなのだろうか」という課題感を抱えていたところだったので、「こんな会社になったら、もっと世の中は良くなるのでは?でも、そのHowは結構難しいよね。あ、でもこういう感じにできないかな・・・」、なんていう会話を、少し大人になったゼミ生同志で繰り広げてました。
すごく楽しかったし、今度は机上ではなく、自らが社会人として、責任を持ってチャレンジして形作っていく事ができることを実感して胸が高鳴りました。その日、「じゃあまた一緒にやっろっか」と言って、それから今に至ります。
ちなみに、縁故採用、お友達人事のような採用ストーリーですが、その後、私も入社試験として、コーポレートとしてのあり方、将来像とその実現に向けた手の打ち方など、今までの経験を元にゼロから作ったアイディアを元に他の経営陣たちとディスカッションをし、ちょっと詰められながらも最後は採用されています。ご安心ください。
そういうシビアな目線をちゃんともっているのも、魅力の一つだと感じています。
こんな私の思い出話にお付き合い頂きありがとうございます。
そして、ここからはカウシェの魅力をコーポレートという観点からお伝えしたいと思います。
安心して活躍してください、俺らがいますよ
今のカウシェのコーポレートは、HR・Cultureは門奈&上林、それ以外のコーポレートは高地&鍵原体制というメンバーで回しています。高地・鍵原が守りの要素を担っている形です。
私も高地も、大企業出身です。高地は双日からの電通で、フロントからCFOまで経験した酸いも甘いも経験してきた頼れる叔父貴です。
一方で私も、一部上場から、マザーズ、未上場のベンチャーからのどスタートアップと自ら選んで実務家として、実務の泥臭さと清濁併せ呑むこともしてきました。この二人の組み合わせが実に良いのです。
我々に共通してある思想は、「ベンチャーだからと言ってしっかりしていなくていいわけではない。コーポレートがしっかりすることで事業により集中できるし、みんなが働きやすい環境が何よりも競争力の源泉になる」という想いです。
僕は、カウシェが歩んでいる今のフェーズと、将来規模が拡大した後のフェーズののどちらも経験しているので、その経験を活かしたアイディアを着実に実現していっています。
例えば、リスク管理や従業員のヘルスケアの仕組み、迅速な意思決定と素早い稟議の仕組み、SO制度やフルリモートでの就業規則などなど、こういった細かいものの積み上げを、丁寧かつスピード感を持って実現していくことで、日々のメンバーの活動や会社としての動きを阻害する要因を極小化しつつ、会社としての成熟度も高めていっています。
今いるメンバーも、カウシェに興味を持って頂いた方もどうか、安心してジョインし、活躍してほしいと思っています。
かつて未来からの留学生だった俺たちへ
タイトルにもつけましたが、これは母校SFCのコンセプトです。
当時学生だった二人が、それぞれの道を歩んだ結果、経営者とその仲間として、仕事をしています。
私達は、学びを社会で実践していくことで、世の中を良くしていく必要があると思っています。
「世界一楽しいショッピング体験をつくる」このミッションのもと、我々はチャレンジして、世の中を良くしていこうと取り組んでいます。
学生の方も、社会人経験者の方も垣根を超えて、消費体験をもっと楽しくしていくにはどうしていくといいかを共に考え、形にしていく未来が楽しみです。
飛び込む不安はあると思いますが、大丈夫です。
まずはぜひご連絡ください。
素敵な仲間とお待ちしています。