カサナレ株式会社では、2023年4月より採用活動をスタートしました。
そんな中でよく聞かれるのが、「スタートアップで仕事するって、選択肢としてどうなのか」というご相談です。
もちろんスタートアップといえど様々な企業があり一括りにするのは難しいですが、今後の選択肢として、スタートアップ企業を関わることを視野に入れている方の参考になれば幸いです。
そもそもスタートアップ企業とは?
スタートアップ企業は、短期間で新しい事業を作り出し、急成長していく企業です。
ベンチャー企業と混同されることがありますが、ベンチャー企業は既存のビジネスをベースに事業を始めるのに対し、スタートアップ企業はまだ存在しない事業を始める点が最大の違いです。
つまり、「圧倒的な事業成長」が最低限の使命です。
私たちカサナレ株式会社は、
・ベンチャーキャピタルからの資金調達
・全く新しい領域
Generative AIという新しいマーケットに対して、新しいプロダクトを投入していますので、スタートアップ企業に属します。
(既に生成AIは新しい領域ではなくなりました感じもありますが)
スタートアップ企業には明確な目標やビジョンの設定が必要であり、圧倒的な成長力が求められます。また、スタートアップ企業は少数先鋭で事業を行うため、社員一人ひとりの役割や仕事の幅が一般的な企業よりも大きいです。
しかし、スタートアップ企業には不安定な環境やオンオフの切り替えの曖昧さゆえに長時間労働になりがちで、さらに組織の意思決定スピードや社内体制の不備に起因するストレスなどのデメリットもあると思います。
スタートアップの一般的な仕事環境
1・自分の能力が試される環境
スタートアップ企業では、やることが山積みで、いつもスピード感を持って業務を進めなければなりません。そのため、自分自身の能力を最大限に発揮することが求められます。新しいことに取り組む機会が豊富で、自分のスキルアップも期待できるでしょう。
2・多様な業務に携わることができる環境
スタートアップ企業では、組織が小さいため、様々な業務に携わることができます。例えば、営業からマーケティング、エンジニアリングまで、幅広い分野に携わることができます。自分のスキルや興味に合わせた業務に挑戦することができるため、業務にやりがいを感じることができるでしょう。
3・自由度の高い働き方ができる
スタートアップ企業では、自分自身で裁量を持って仕事を進めることができます。自分で考えて行動することで、成果を出すことができるため、成果に応じた評価を受けることができます。また、フレックスタイム制度やテレワーク制度がある企業も多く、自分に合った働き方ができるというメリットもあります。
4・新しいことに挑戦できる環境
スタートアップ企業は、ビジネスモデルやプロダクトが未確立であるため、新しいことに挑戦することができます。新しいサービスや製品を創り出すことで、社会に貢献することができるため、やりがいを感じることができます。また、社会の変化に敏感に反応し、素早く対応することが求められるため、社会の動向をキャッチアップする能力も磨かれます。
スタートアップで働くメリットを一言で!
スタートアップで働くデメリットを一言で!
スタートアップに向いている人
スタートアップ企業は、成長のスピードが非常に早いです。大企業に比べて組織が小さいため、スピード感を持って事業を展開できます。新しいアイデアや製品を次々と開発していく過程は刺激的で、自分自身も成長していくことができます。
1. 仕事がとにかく好きな人
スタートアップ企業では、仕事が多忙であり、週末も仕事をすることが珍しくありません。仕事自体が好きであることが、モチベーションを維持し、努力を続けるために必要です。
2. メンタル強めな人
スタートアップ企業では、不確実性やストレスが高く、失敗することが多いため、メンタル面が強い人が求められます。失敗しても立ち直り、前向きに取り組めることが必要です。
3. 裁量権を持って自由に仕事を進めたい人
スタートアップ企業は、大企業に比べて組織が小さいため、裁量権が大きく、自分で仕事を進めることができます。自分の能力を最大限に活かすことができるため、自由度が高いと言えます。
4. 選択のリスクを理解し、責任を負える人
スタートアップ企業では、大企業に比べてリソースが少なく、選択肢が限られるため、リスクが高くなります。選択のリスクを理解し、責任を負える人が求められます。
5. 何があってもポジティブな人
スタートアップ企業では、失敗やトラブルが発生することがよくあります。そのため、何があっても前向きに考え、ポジティブな姿勢で取り組める人が求められます。
6. 将来企業したいと考えている人
スタートアップ企業は、大きな夢やビジョンを持ってスタートすることが多く、将来自分で起業するためのノウハウや経験を積むことができます。自分でビジネスを立ち上げたいと考えている人にとって、スタートアップ企業での経験は非常に貴重です。
スタートアップに向いていない人
スタートアップ企業で働くことは、様々な不利益もあります。そのため、自分自身の価値観や優先順位を明確にし、スタートアップ企業での働き方について十分に検討した上で、選択する必要があります。
1.決まりきった仕事を求める人
スタートアップ企業は、イノベーションや市場の変化に常に対応しなければなりません。そのため、定まった仕事内容や業務フローといったものがあまり存在せず、柔軟な対応力が求められます。ルーチンワークを好む人や、自分で仕事の形を作れない人は、スタートアップ企業に向いていないかもしれません。
2. 安定志向の人
スタートアップ企業は、市場変化や事業拡大に伴い、急激に事業を伸ばすことがありますが、逆に倒産するリスクも高いです。したがって、安定志向の人にとっては、この不安定な環境はストレスとなることがあります。
3. 自己管理能力が低い人
スタートアップ企業では、自己管理能力が求められます。社内のルールがまだ確立されておらず、上司から指示されることが少ないため、自分で業務の優先順位を決めたり、自分で問題解決に取り組んだりする必要があります。自己管理が苦手で、指示されたことしかやらない人にとっては、ストレスやパフォーマンスの低下につながる可能性があります。
4. 自ら学習をするのが苦手な人
スタートアップ企業は、新しい技術やビジネスモデルを積極的に取り入れるため、自ら学習する姿勢が必要です。業務に必要な知識やスキルを自分で習得することが求められるため、自ら学習するのが苦手な人にとっては、業務に適応するまでに時間がかかったり、パフォーマンスが低下する可能性があります。
5・変化に対応するのが苦手な人
スタートアップ企業では、常に変化があります。戦略の変更や新しいプロダクトのリリース、チームの変更など、変化に対応することが求められます。変化に対応することが苦手で、一度決まったことを変更することに抵抗があるような人は、スタートアップ企業には向いていません。
6・直接意見を伝えるのが苦手な人
スタートアップ企業では、意見を自由に伝え合うことが求められます。直接的な意見やフィードバックを言い合うことで、仕事の改善や成長が促進されます。しかし、直接意見を伝えることが苦手で、軽い口論になることを恐れるような人は、スタートアップ企業で働くことは難しいでしょう。
スタートアップは「狂気の世界だ」と表現される方もいらっしゃいます。笑
それでもやっぱりスタートアップは魅力的!
スタートアップ企業は、何もないところから新しいアイデアや製品を次々と生み出し、市場を切り拓くことで、世の中を変えていく可能性を秘めています。
そこで働く人たちは、挑戦的な環境で自己実現を感じ、自分自身も成長していくことができます。大きな夢やビジョンを共有し、それに向かって一丸となって取り組むことができるため、仕事に取り組むことが楽しく感じられることがあります。
自らの適正や環境を理解した上でスタートアップ企業で働く選択肢をすることは、自分自身が持つ可能性を最大限に発揮し、人生を輝かせると思っています。
まとめ
色々紹介しましたが、これらは必ずしも全ての方に当てはまるわけではありません。またスタートアップ企業といっても、業界や規模、ステージがそれぞれ違い、各企業ごとに特徴は異なります。
ただし、大手に比べると特殊な環境であることには変わりありませんので、自己の性格や能力を正確に把握した上で、最適な環境を選ぶことが大切だと思います。
最後に
私たちカサナレ株式会社の紹介をさせてください!
スタートアップで働く選択肢を持つ方々にとって、企業選択は非常に大切な要素だと思います。
私たちの仕事環境は、以下のような特徴があります。
1.成長意欲の高い若手が多い
カサナレ株式会社は、創業から間もないスタートアップ企業です。そのため、同社で働く多くの人々は、自らの成長に対して熱心に取り組んでおり、その情熱は非常に高いです。
2.チャレンジ精神が評価される
カサナレ株式会社は、創業以来、新しいアイデアやチャレンジを歓迎しています。そのため、自分のアイデアを自由に出し、実践することができる環境が整っており、チャレンジ精神を評価する社風が築かれています。
3.自己実現を目指すことができる
カサナレ株式会社は、社員のスキルやアイデアを最大限に活かすための環境が整っています。そのため、自己実現を目指すことができ、自分の能力や経験を磨くことができます。
4.未来を創る仕事に携われる
カサナレ株式会社は、新しいビジネスモデルの構築や社会課題の解決に取り組む企業です。同社で働くことで、自分が創り出したアイデアや製品が、社会や市場に貢献する未来を創ることができるというやりがいを感じられます。
5.フレキシブルな働き方が可能
カサナレ株式会社は、柔軟な働き方を推進しています。リモートワークやフレックスタイム制度があり、自分に合った働き方を選択できるため、ワークライフバランスを取りやすい環境が整っています。
6.多様な人材と共に働ける
カサナレ株式会社は、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まるダイバーシティな職場です。そのため、多様な人材と共に働くことで、自分の視野を広げることができ、新しいアイデアや発想を得ることができます。