こんにちは。カラクリ People & Culture 責任者の川島です。
事業の成長とともに、組織も成長しているカラクリですが、在籍人数はもちろん、豊富な経験と実績を備えた優秀なメンバーがどんどんジョインしてくれています。知名度こそまだまだ“スタートアップ”の域ですが、これだけのメンバーに入社を決めて頂けるのは人事冥利につきますね。
とは言っても、多くの方から「どんな人が採用されてるんですか?」「入社してみて、どうですか?」といった御声は止まないので、まだまだ発信不足…。
どうせなら、ということで中途入社の優秀なメンバーに転職背景や入社〜2ヶ月のリアルな体験、改めて「なぜカラクリなのか」を赤裸々に語ってもらうことにしました。
カラクリストたちの入社エントリ!…略して『カラトリ!』。
KARAKURIST の ENTRY …"KARATRY!"。
KARATRY! シリーズ #11 。今回は6月よりから正式にジョインした Sales Engineer 伊藤さんです!
こんにちは!
2022年6月に入社しましたSales Engineerの伊藤です。
簡単にこれまでのキャリアを話すと…
新卒で開発会社、SIer、外資系PBXメーカーと転職を繰り返してきましたが、業務内容はずーっと一貫してコンタクトセンターにかかわる仕事をしてきました。特にACD/IVR/CTIといった電話に関する技術分野について、プリセールス/構築/開発/保守・運用にかかわってきました。
もう少し詳しくお話しすると、新卒で開発会社に就職し、配属されたのが新規に立ち上げたCTI(Computer Telephoney Integration)関連開発を行うチームでしてプログラマーをやってました。これがコンタクトセンターにかかわり始めたスタートになります。
プロジェクトの中での開発会社の立ち位置(役割)を学び、もっとお客様と直接折衝をしたい思いから、小さいながらもSIerに転職し、こちらも新規立ち上げでコンタクトセンターソリューションを扱うチームに配属され、営業支援、プロジェクト管理、インフラ構築、保守サポートと経験しました。
その後、メーカー側の視点に立ちたいと思い、扱っていた製品である外資系PBXメーカーに転職。プロフェッショナルサービスチームに所属し代理店への教育やプロジェクト支援を担当しました。その後、別の外資系PBXメーカーからお誘いを受けて転職し、プリセールスエンジニアとして営業支援や展示会のブース運営などを経験しました。
社会情勢の都合で会社を離れることになり、路頭に迷いそうになったところを、昔お世話になったチームリーダーが起業した開発会社に拾ってもらい、コンタクトセンター構築している大手SIerの何社かに派遣され、大規模構築案件のプロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、開発プリセールスを担当しました。
そして、そのまま派遣されていた大手SIerで正社員化し、開発課→インフラ課→客先常駐(運用支援)→製品保守チームと社内をたらいまわし、異動を経験し、気が付けばこの20数年の間でコンタクトセンターについて色々な立ち位置からかかわってきた、というキャリアです。
▼カラクリへの転職経緯
前職で最後に所属していた部署の業務がグループ会社に移管され所属部署が解体されることになり、自分としては“キリ”がよかったこともあり、違う技術分野への転属を考えていました。そんな時、たまたま昔の同僚である方からカラクリへのリファラルの話をもらったことがきっかけでした。
話を聞いていくうちに、chatbotのAI brainを自社開発するような技術力を持つエンジニアが多数在籍していることから、技術レベルの高さに大変興味を持ちました。興味が強く沸いたと同時に、
- 求められる知識(コンタクトセンターに関するさまざまな知識)を十分に持っている自負があったこと
- 電話の世界は2000年代前半にIP電話が出てきて以降、新しい技術はなく、同じことを繰り返しているだけと感じ、新鮮さが感じられなくなっていたこと
- "AI"というものにかかわりたいという思いがあったが中々かかわるきっかけがなかったこと
これら3つが自分の気持ちにピッタリはまったこともあり、CTO中山と話す機会を頂きました。面談の場所が、当時六本木にあった“ハッカーズバー”というBarでの面談で驚きでしたが…笑
誘ってもらったタイミングが、非常にいいタイミングだったのはありますが、リファラルで誘ってくれた人物が、昔の同僚であり、自分がリスペクトしている一人だったことが入社を決めた一番大きな要因です。「彼とまた一緒に働きたい」という思い、これが全てです。
▼カラクリにきてから
実際に働き始めてみて、正直カルチャーショックがたくさんありました。
同じコンタクトセンターでも電話とWeb(Digital/Non-Voice)では技術分野がかなり異なると感じましたし、「チャット」と一言で言っても、奥が深く、ただ設置導入すればいいわけではなく、ノウハウがそれなりに成熟していて、いろいろ上手に使いこなすためのコツがたくさんあることを知りました。
一方でコンタクトセンターで働く「人」は電話もWebもあまり変わらないので、考え方については今までの経験が活かせることに安心しました。
これまでの2ヶ月に関しては、
- 自社の製品・サービスの勉強
- Salesチームの商談に同席
- CXDチームの案件Kick-offに同席
- 自チーム以外の朝会に参加することで社内各チームの役割の把握
などを中心に会社とプロダクト、顧客についてのキャッチアップがメインでしたが、カラクリのみなさんの考え方やタレント性に触れて、皆さんの経験してきたバックグラウンドが千差万別なことに驚きました。
また、そんなみなさんを引っ張るマネージャー陣の人柄にも魅力を感じています。
改めて思うことは、20年以上のコンタクトセンターとかかわってきた経験を活かし、お客様と開発チームの懸け橋となり、お客様とカラクリのどちらもWin-Winとなれるよう頑張りたいということです。
また、今後、何らかの形で音声(Voice)に進出することがあるときに、今までのナレッジを活かして製品開発にも貢献していきたいと思っています。
フレッシュな若手枠ではありませんが、経験を還元しながらやっていければと思います。
ご期待ください ー伊藤