こんにちは。カラクリ People & Culture 責任者の川島です。
2021年4月から1年間で社員数が(ほぼ)倍になったカラクリです。
「どんな人が採用されてるんですか?」
「実際入社してみて、ギャップとかないんですか?」
そんな声を寄せられるようになってきたこともあり、どうせなら、と中途入社社員の転職背景や入社〜2ヶ月のリアルな体験、改めて「なぜカラクリなのか」を赤裸々に語ってもらうことにしました。
カラクリストたちの入社エントリ!…略して『カラトリ!』。
KARAKURIST の ENTRY …"KARATRY!"。
KARATRY! シリーズ #9 。今回は5月よりから正式ジョインされた Account Executive 草柳さんです!
2022年5月より入社しました。Sales Team で Account Executive を務めております、やなぎです。
もう入社して2カ月が経ち、色々と慣れてきたところで、入社エントリを残したいと思います。
▼略歴
新卒ではアミューズメント業界で店舗スタッフから店舗責任者までやってました。元々、神奈川県出身で地元愛から「転勤が無いから・・・」と思って入社しましたが、入社して1年経った頃「埼玉県に新店出すから行ってきて」と急に転勤。そこから、1年後に「東京に新店出すから店舗責任者で行ってきて」と転勤。聞いていた話と違って戸惑いもありましたが、そこから2年は店舗責任者として働き、小さな規模ですが経営やマネジメントなど色んなことを考えるきっかけになった、いい経験になりました。
3年経ったタイミングで転職を決意し、前職の人材業界の営業として入社をしました。7年程在籍をさせて頂き、法人営業、マーケティング、新規事業立ち上げなど幅広く経験しました。入社したときは、社員数120名で拠点も1つでしたが、気付けば拠点もどんどん増えていき、社員も500名と成長しているフェーズでありがたいことに取締役として経営の一端を務めさせてもらいました。
▼転職のきっかけ
実績も積めて、重要な役割も任せて頂き“順調な”キャリアを進んでいたのに、なぜわざわざ転職を考えたのか。それには大きく2つの理由があります。
1つ目は、理想や課題を「人」というソリューションで支援する事への懸念でした。
7年程、人材業界で営業やマーケティング、新規事業立ち上げを幅広く経験させて頂き、様々な業界や企業様と課題や実現していきたい理想を、「人」でどう解決・実現するかで議論、支援させて頂きました。しかし、年々採用市場は激化、人の斡旋は困難になっており、社会的にも労働生産人口が減少していく中で、ダイレクトに企業様の課題や理想を実現するための支援がしにくくなってきたと感じておりました。
退職する2年程前に良くして頂いていた企業様と、ある部署の業務を「人」が対応する業務と「デジタル」で対応する業務を棚卸した際に、案外、人でやる業務が少なく「デジタルで対応出来る事が多い!…これは人材採用をする意味がないのでは…?」と目の当たりにした事が転職を決めた理由だったと思います。結果的にその会社は、RPAを導入して人材の採用はせずに課題解決を実現しましたが、その頃から「人」だけではなく「デジタル」も切り口にしていかないと、今後、社会成長・企業成長は実現できないのではないかと思うようになりました。
2つ目はシンプルに自己成長の為です。
転職のきっかけでも、記載しましたが今後の労働生産人口が減少していく中で、人材業界…というより「人」のみをソリューションとした事業では限界を迎える可能性が高いと感じておりました。まだまだアナログな部分も多い、労働集約型のビジネスの中で、自身のスキルが5年後、世の中に通用するか疑念と危機感を感じたんです。
自身の年齢と今後の社会のデジタルシフトや社会情勢を考えて、改めてスタートアップで、新しいプロダクトを自身の手で世の中に広め、スキルアップをしたいと思った部分も転職をしようと思ったきっかけでした。
誤解のないようにお伝えすると、業界としてまだまだできることはあると思っていますし、人材事業というのは社会貢献性の高い素晴らしい事業だと、今も感じています。ちょうど、前職が上場を目指して再スタートをしていくタイミングだったこともあり、「人」から「デジタル」での課題解決に挑む、自分も再スタートを切るいいタイミングだったんです。業界・事業には感謝しかありませんし、キチンと円満に退職をしています(笑)
▼カラクリへの入社経緯
スタートアップに特化したエージェントさんから紹介して頂いたのが、カラクリでした。カスタマーサポート領域という、まだまだデジタル化に課題を抱え、労働集約のモデルに対して、「デジタル」でアプローチすることで、「人」がするべき業務に注力させるという、非常に興味を抱いていた企業でした。「チャットボット」については、前職でも導入・運用をしておりましたので、人の労働力の代わりになる事は知っており、転職をしようと思っていた経緯とも合致していたので、まずは話を聞こうと思いました。
前職でチャットボットを導入・運用していて思ったことは、「チャットボットは運用が非常に大変」という印象でした。自身でシナリオを作って、学習データを突合させて、構造を見直しても結局使われず、的確に回答がされない・・・などの“チャットボットあるある”とも言える課題を感じていて、結局導入してから7カ月ぐらい経ってやっと少し使えるようになった感覚でした。
カラクリはその点、導入前からの支援で徹底的にフォローアップをする体制を敷いているので、そこに好感を持てました。前職の時に感じていた悩みは、今後、デジタルシフトが加速していくにつれて、導入する企業が増えていくと、どの会社でも起こりうることだと思います。社会課題や企業課題をデジタルで解決していきたいと思っている中で、「ツールを売って終わり。運用が大変で結局足踏みをしてしまう」のは絶対に避けたいと思い、カラクリの思想には非常に共感を持ちました。
もう1つは各社面接で話を進めていく中で、デジタル化・オンライン化が進んでいく一方で、過去の経験からユーザーはフラストレーションを抱えたまま。その現状を置き去りにオンライン化の波が押し寄せている現状をどうにか打破できないか?という事を考えるようになり、『Friendly Technology』という Vision に向けて、使いやすさに拘ったプロダクト開発を行うカラクリで働くことが一番、世の中の課題を解決出来ると確信したからです。
▼入社してから、これから
とにかく Purpose や Value などが浸透していることですね。社員が全員mission・valueに紐づいた考えかた・顧客への向き合いかたをしています。形骸化してしまう企業も多い中で、日常のコミュニケーションや会議の場でも、頻繁に Value に基づいた発言・アクションが多いのは素晴らしい事だと思います。あとは、分からないことがあっても、Slack で投げれば部署に関係なく、相談にのってくれる所ですかね。情報はどこかしらにありますし、自分で調べるのが基本ですが、いざという時に聞けるのは、ありがたいです。
スタートアップ故に“決まり事”が多くないので、その中で最適な判断をする、必要なものを作っていくような動きも求められるので、適応できる人にはいい環境です。
ちなみに僕は入社2日目、ビックサイトで行われた Japam IT Week の展示会に参加し、文字通り実戦からの修行となりました(笑)。右も左も分からない中で、何百社というお客様の生の課題を知り、そこでサービスの事やお客様が期待することや気にしている部分は知れたと思います。
その後も、基本的な知識は日々勉強しながら、他の営業の方に同席させて頂きつつ、自分でも実際にお客様とお話する事をしてます。入社1ヶ月程度で、自分のお客様を複数担当させて頂き、自社のサービスの魅力やお客様の課題をヒアリングして、どう導入をしていくのがベストなのか、どういうチャットボットの使い方がベストなのかをお客様と一緒に議論させて頂いてます。
幸い入社して1カ月で受注に繋げられ、少しばかり自信に繋がりましたが、浮かれてはいられません。「今までにないカラクリで世の中を豊かに」という理念を、1社1人でも多くの方に知って頂くために、営業として成果に執着したいと思います。顧客体験向上(CX)とカスタマーサポート領域の負荷軽減(EX)の双方を実現し、世の中の企業が実現したい事や課題をデジタルで解決出来るぞ!というのを提唱し続けていきたいですね。
後は「使えないチャットボットに意味はない」という考えかたが、個人の体験から強く同意しているので、使えるチャットボットがあるというのを出来る限り多くの企業に知って頂きたいと思ってます。
これまでのように、自分の武器を活かしながら、頑張っていきます! ーやなぎ