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上場を経て数ヶ月。意識の変化と改めて伝えたいカラダノートの未来像

※2021年3月15日にカラダノート公式noteにて公開した記事です。
カラダノート公式note:https://note.com/karadanotecorp/n/n8dfb364104bc

カラダノート代表の佐藤です。 2020年10月27日に東証マザーズへ上場して数ヶ月。カラダノートを取り巻く環境は、大きく変わりました。社会から求められることや見られ方、期待されていることや思うように伝えられていないことなど様々感じることがありましたが、その都度意識したものがビジョンです。ビジョン実現に向けて、今何を思うのか。良い機会なのでまとめてみました。

「綱渡り」から「坂登り」に。挑戦に頭を使える楽しさ。

▲東京証券取引所からいただいた木槌


創業から12年目、2020年10月27日に上場を迎えることができました。

数ヶ月経ってみて、今、シンプルに楽しいです。 理由は2つあります。1つは、上場を機にいろいろな人にカラダノートの存在を知ってもらえたこと。これまでは、サービスやアプリのユーザーである妊娠・育児層を中心とした認知でしたが、個人投資家など、より幅広い方々に知っていただくことができました。

Twitterでは以前とは比べものにならない位、カラダノートについて書いてくださっています。 少ないながら、私個人のフォロワー数も増えました。「今まで知らなかったけど、この会社の言っていることはすごくいい」など、好意的な発信もあり嬉しい限りです。

投資家からの期待・注目度が「株価」「売買代金」という明確な指標で表れることは、経営者としてはわかりやすくモチベーションになっていますし、日々襟を正すような真摯な気持ちで向き合っています。

2つ目の理由は、上場したことにより、経営が「綱渡り」から「坂登り」になったこと。

上場前は、上場という関門に向かって綱渡りをしている感覚でした。業績の成長や体制構築など、1つでも基準に満たなければ簡単に下に落ちてしまい、数年間再挑戦しなければならない。そのため、「いかに綱から落ちないか」ということに神経を使っていました。一人で起業し、株主という応援団も非常に少なかったため、綱から落ちた時に再起できるのか?というプレッシャーも強かったです。

上場後は、「綱」が「坂」に変わりました。もちろん坂にも転がり落ちる危険はありますし、登るのは楽ではありません。ですが、明らかに綱に比べ足場がしっかりしている。「落ちないこと」に使っていた神経を、より挑戦的なことに使えるようになりました。

上場企業として得られる評価は、信頼残高の積み上げと、何かやってくれるんじゃないか?という期待値の掛け合わせだと感じています。着々とやるだけでは期待値が下がる。打ち上げ花火だけでも信頼はされない。両方をしながら、振り返ってみたら全く違うすごい会社になっていたというのが理想。上場準備は”着々と”中心でしたが、元来起業家で新しいことに挑戦することは大好きですので、その両面ができる状態はとても楽しいです。

これまでなかった機関投資家や上場企業経営者との対話が増え、刺激的な日々

▲2021年第二四半期決算説明会配信当日の様子


上場後の環境変化のひとつに、他の上場企業経営者の方々とお会いして、情報交換をしたり、勉強させていただける機会が増えたことがあります。

上場前までは、”上場後の考え”については本を読んだり講演を聞いたりと座学的なインプットがほとんどでした。 それが、すぐに役立てられる新鮮なコミュニケーションに変わった。これは、「上場準備中」と「上場」の大きな違いでした。

社外の方との交流機会を意識的に増やしていることもありますが、上場という事実が、お付き合いできる人の幅を大きく広げてくれています。金融機関経由で大手企業の方にいくつもアプローチしたりしていますが、ほとんどのケースでお時間をいただけています。これは非常にありがたいです。

機関投資家とのディスカッションも非常に刺激的です。鋭い質問をたくさんされるので、自分自身も広く深く考える習慣がつきますし、これまで思いつかなかったような視点のアイデアが出てきたりします。

これまでで印象に残っている質問は、「2、3年順調に伸びていったとしても、4、5年後を見据えると何かしらボトルネックが出てくる。それはどういうものだと想定していて、乗り越えるために今からやっていることは何か?」というもの。

長期的に見たときのビジネスモデルの弱点や解決策を問われて、深く考える機会にさせていただきました。今のところの解は、世代の幅や事業の幅を広げることに積極的に投資をすることと考えています。

上場したので、社会の公器としてのプレッシャーはあります。ただ、投資家の方々とのこうした対話を通して、カラダノートを支えてくれるステークホルダーが増えたことを感じます。多くの人が力を合わせて会社をつくり、その結果社会をよりよくしていくんだという感覚が以前よりも増しているので、それは嬉しく思っています。

「ママ」から「家族全体」へ。名称がサービスの視座を決める

▲カラダノートの事業は家族全体を支える事業に成長中


社内では、組織面・事業面の両面で変化があります。それらは、上場したからというよりは、変えていく中で上場というタイミングを迎えただけで、会社の成長とともに整えてきた感覚です。また、コロナ禍も変化の要因として大きかった気がします。

これまでは、私自身が事業側に具体的に関わっていくケースが多くありました。ただ、上場準備が佳境を迎えたことや、コロナ禍によって考えなければならないことが増えたため、このまま介入し続けても対応しきれない。上場もできないし、それどころか会社が傾く危険性すらあるという危機感を持ち、役割を変化させることにしました。

メンバー側の成長により、事業を伸ばしていける組織になってきたので、安心して任せられるようになったという側面も大きいです。
事業としては、人材紹介事業や保険代理事業といった新たな事業が動き出しています。より広い範囲の「家族」を支える事業に育てていくために重要だと意識しているのが、“サービスの名称”です。
これまで「ママびより」や「子育Tech」といった、妊娠・育児層のみにフォーカスした名称をたくさん使ってきましたが、これからカラダノートの事業は、より「家族全体」をイメージしたものになっていきます。

上場時の成長可能性説明資料では、「ママ向け」というイメージを強く持たれるということがわかりました。それは本望ではなかったので、改めて自分たちの事業説明を整理し、表現を直しているところです。明確に「ママ」から「家族」へのイメージの転換を図ろうと考えています。

「家族全体」をイメージさせていくために、人材紹介事業のサービス名は「かぞくとキャリア」とし、保険代理事業についても「かぞくの保険」にしました。これまでなら「ママ」という言葉を使っていたかもしれませんが、ママ限定ではなく、初孫世代など他の家族もターゲットになるというメッセージを含んでいるのです。

わかりやすい例えで言うと、「Apple Computer」が、「今後はコンピュータだけを扱う会社ではなくなる」という意思表示で「Apple」へと社名変更したのと似た考えです。名称で視座を上げる重要性を強く感じています。

「成長」をキーワードに、幸せに働ける仲間を増やす

▲2020年10月27日上場時の記念写真


これまでカラダノートは比較的少人数の会社でしたが、事業を加速させる上では絶対的に人数が必要と考えています。求める人物像の中で私が最重要視しているキーワードが「成長」です。その理由は2つあります。

1つは、当然ながら会社として社会から成長を求められているから。毎年の企業成長率は増員率×個人成長率に分解できると思っていますが、求められる企業成長率を考えると、1人ひとりが相当の成長率を出していかないといけません。

もう1つの理由は、「幸せ」に対する考え方です。幸福度の高い人というのは、他者と比較するのではなく、過去の自分と比較して「できるようになったこと」に焦点を当てられるそうです。自分の役割や、「成長」に焦点を当てられる人は幸せに働けますし、そういう方と一緒に働きたいです。


ここまで主に上場前後の変化をお話してきました。上場はあくまで通過点で、ビジョン実現に向けた1枚のカードを切っただけだと考えています。ですが、上場できるかどうかというところは、運もあったと思います。特に2020年は、コロナの影響で上場を見送った会社もあると思います。その中で無事に上場を迎えられたことについては、一定の達成感があります。

ただ、もう”上場”は終わった過去のこと。カラダノートは上場を経て全く別の会社になったと思っています。実際、役員陣からも”ギア変わりましたね”と声が出ているほど。できる限り早く、ギアが変わったことを証明したいと思っています。

引き続き、カラダノートにご期待いただけますと幸いです!

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