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Contents
・ジブンらしく、オトナらしく...それぞれの入社理由
・試行錯誤を重ねながら、「できない」を「少しずつできる」に変えていく
・自身の幅を広げ、組織に貢献できるビジネスパーソンに
カオナビが新卒採用をスタートしたのは2019年のことです。2020年4月に4名のエンジニアを迎えて以来、2022年4月には3名のエンジニアとセールス職初の新卒社員が入社。そして2023年4月、4人のエンジニアと1名のセールスを迎え、本配属から約8ヶ月(※)が過ぎました。
新卒入社3期の5名は配属後、どんな経験を重ねてきたのでしょうか。セールスの谷岡さん、エンジニアの中村さん、中野さん、菊川さん、城福さんに、配属後の挑戦や成長の実感まで様々な経験についてお話を伺いました。
Interviewee
アカウント本部 フィールドセールス部 SMB・コマーシャルセールス1グループ(FS1)
谷岡 こはる
京都府出身。近畿大学国際学部国際学科を卒業。2023年にカオナビに新卒入社。大学では英語を専攻。ゼミでは社会心理学を学び、高校時代から興味のあった女性の権利、特に選択的夫婦別姓について研究する。
プロダクトデベロップメント本部 サービスデザイン部 Strategy2グループ フロントエンドエンジニア
中村 優太
熊本県出身。熊本県立大学総合管理学部総合管理学科を卒業。2023年にカオナビに新卒入社。所属していた研究室の地域協同プロジェクトを通じて、はじめてアプリ開発やプログラミングを経験。4年次には、Apple社主催のWWDC22 Swift Student Challengeで入賞
プロダクトデベロップメント本部 サービスデザイン部 Data Frontierグループ
中野 舜也
福岡県出身。福岡大学経済学部経済学科を卒業。2023年にカオナビに新卒入社。ゼミでは少子化問題を研究。大学外のプログラミングコミュニティに所属し、独学でスキルを磨く
プロダクトデベロップメント本部 サービスデザイン部 Strategy2グループ サーバーサイドエンジニア
菊川 和哉
大阪府出身。関西大学総合情報学部総合情報学科を卒業。2023年にカオナビに新卒入社。プログラミング言語(C言語、Java)を中心に学び、UIに関するゼミに所属。特にアルゴリズムに関心を持ち、プログラミング初心者向けのソートアルゴリズムの学習方法について研究
プロダクトデベロップメント本部 カスタマーエクスペリエンス部 Kaizen3グループ
城福 彩乃
東京都出身。横浜国立大学経営学部経営学科を卒業。2023年にカオナビに新卒入社。ゼミでは幅広くイノベーションについて学ぶ。コロナ禍でリモート授業、バイトもなかなかできなかったため、独学でプログラミングをはじめたことをきっかけにエンジニアへ
ジブンらしく、オトナらしく...それぞれの入社理由
──まず、カオナビに入社した理由を教えてください。
中村:学生時代、アプリ開発だけでなくIllustratorを使用したデザイン制作も行っており、表層のデザインにも力を入れている企業に入りたいと考えていました。そんな中、「カオナビ」のサービスサイトのデザインに魅力を感じたんです。またカオナビという社名に「顔」が含まれることから、ユーザーインターフェースやビジュアル面を大切にしている企業だと思い、エンジニアとしてそうした開発に携われることへの期待が入社の決め手となりました。
地元である熊本でのUターン就職も視野に入れていましたが、カオナビの自由な社風やフルリモート・フルフレックスといった柔軟な働き方に強く惹かれたことも、大きかったです。
中野:入社の決め手となったのは、「人」でした。複数の内定をいただいていて迷っていた際に、社員の方との面談機会を設けていただいたんです。その際、率直に悩みを相談させていただいたところ、エンジニアの方から客観的なアドバイスをいただきました。その寄り添う姿勢に心を動かされ、「ここなら楽しく働けそうだ」と確信して入社を決意。中村さんと同じく、地方出身でいつか地元に帰りたいと思っていたので、フルリモートで働ける点も決めた理由の一つです。
菊川:私はメーカーなど幅広い業界の企業を検討していたのですが、就職活動を通して人への興味があることに気づき、次第にHR業界に惹かれていきました。中学時代の「個を大切にする」という教えも心の中で残り続けていたこともあり、個性を重視するカオナビの企業理念に共感。一人ひとりの個性やスキルなど重要な情報を扱う仕事への責任感にもやりがいを感じ、入社を決意しました。
谷岡:私も多様な個性を大切にする企業理念と自分の価値観が重なり、他社と迷うことなく入社を決意しました。選考の面接で印象に残ったのは、面接官の皆さんが、それぞれのアプローチで私の個性を尊重してくださったことです。一方的な面接ではなく、対話を通じて理解しようとしてくださる姿勢に触れ、企業理念が単なるスローガンではなく、実際に働く人でも体現されていると実感できました。
城福:私は、最初に内定をいただいた企業に行くつもりでした。そもそもカオナビの採用を受けた理由は、業界シェアNo.1※のトップランナーであり、社会に変化を生み出せる会社だと感じたからです。
※ITR「ITR Market View:人材管理市場2024」人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2022年度予測)、SaaS型人材管理市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2015~2022年度予測)
──研修が終了し、2024年4月に本配属先が決まってから約8ヶ月がたちました。現在の業務について教えてください。
谷岡:2023年4月に入社したメンバーのうち、私は唯一の営業で配属先はインサイドセールスでした。問い合わせをいただいたお客様の対応をして、打ち合わせを設定するところまでを担っていました。2024年1月にフィールドセールス部に異動となり、現在は従業員数100名以下の企業の新規開拓を担当しています。
菊川:サービスデザイン部Strategy2グループで「組織変化分析機能」のダッシュボードとカスタムガジェットの保守・運用を担当しています。サーバーサイドエンジニアです。最近は、機能設計にも携わるようになったり、社内用の業務改善ツールを一人で開発したりもしています。
中野:サービスデザイン部Data Frontierグループに所属し、菊川さんと同じくサーバーサイドエンジニアです。システム連携のひとつであるAPI連携の開発から保守・運用までを担当しています。システム連携には他にも、カスタムCSV連携、RPA連携があるのですが、各リポジトリで動かしているため、通常の開発業務に加えて他チームにはないリリース作業にも携わっています。
城福:カスタマーエクスペリエンス部Kaizen3グループで、2024年3月に新機能としてリリースした、スキル管理に特化した新機能「アビリティマネージャー」の開発に携わっています。フロントエンドエンジニアです。また2024年8月からレビューマスターとして、社内のエンジニアが書いたコードの品質チェックも担当するようになりました
中村:城福さんと同じくフロントエンドエンジニアです。サービスデザイン部Strategy2グループ内の、「人材データベース」の改善をおこなうチームに所属しています。グループ内でフロントエンドエンジニアは私一人のため、グループのフロントエンド開発の責任を担っています。城福さんと同じく、レビューマスターも兼任しています。
試行錯誤を重ねながら、「できない」を「少しずつできる」に変えていく
──それぞれの部署で様々な経験を重ねていらっしゃると思います。仕事をする上で、今意識していることはありますか?
城福:分からない点や悩みを先輩社員へ積極的に開示し、意識的に相談するようにしています。調べて解決しないものも多く、自分の力だけでは限界を感じることもあるんです。そんなときは先輩に「ちょっと質問いいですか」とメッセージをして、slackのハドルミーティングで相談させてもらっています。結果的に、チーム全体のコミュニケーションの活性化にもつながっているようです。
中村:確かに、相談するのは大事ですね。新卒あるあるかもしれませんが、「一人で最後までやり遂げることが一人前だ」と思い込んでしまうんです。実際、私も一人で抱え込んでしまった時もありましたが、周囲を頼ることも重要なスキルだと気づき、そこからは、わからないことがあれば先輩に聞くようにしています。相談すれば、みなさん快くサポートしてくださるのでありがたいです。
菊川:私は常に視野を広く持つことを意識するようになりました。これまでは与えられた業務をこなすことに力を入れていましたが、今は「なぜこのタスクが必要とされているのか」「この取り組みがサービスにどのような価値をもたらすのか」など、本質的な部分にも着目するようになりました。ディレクターやエンジニアの先輩の意図を深く理解し、多角的な視点で業務に取り組むように心がけています。
──本配属後を振り返って苦労したことはありますか?
中村:基本的に、苦労の連続でした(笑)。フロントエンドエンジニアはグループ内に私だけなので、設計から開発まで基本的に一人でやらなくてはならず...。先輩からは「成長には失敗が一番。苦しいかもしれないけれど、自分の頭で考えてたくさん失敗するといいよ」と励ましていただきました。不安でいっぱいでしたし、失敗もたくさんしましたが、他チームの方々が親身になってフォローしてくださり、何度も支えていただきました。
中野:中村くんが一人で奮闘しているなか、私は逆の悩みを抱えていました。自分が所属するチームには優秀な方々が多くて自分が動かなくても仕事が進んでいってしまうという状況だったんです。しかも、チームで使っているGo言語は未経験。受身でいたら最低限の仕事で済んでしまうので、「タスクを奪いに行こう」という気持ちで必死に勉強し、積極的に動きました。今は、担当システムのエラーを検知した時には率先して調査や報告をすることを意識しながら、少しずつ頑張っています。
谷岡:誰もが通る道だと思うんですが、配属後の最初の壁は基礎的なビジネスコミュニケーションでした。お客様とのメールのやり取りや電話応対など、すべてが初めての経験。商談に必要な知識はもちろん、適切な敬語の使い方まで、基礎を実務を通して一から学びました。フィールドセールスに異動した今は、より戦略的なコミュニケーションが求められます。カオナビの価値をお客様の課題に合わせていかに効果的に伝えるか。先輩の商談に同席しながら、提案力を磨いています。
──皆さんのお話を伺っていると、それぞれ課題に向き合い、時には周囲のサポートを受け、ご自身なりの成長の方法を見出されているように思います。入社時と比較して、特にどのような面で成長を実感されていますか。
谷岡:入社当初と比べ、カオナビの価値を自分の言葉で伝えられるようになってきていると感じます。お客様との商談では、綿密な仮説を立て、事前の電話連絡から商談後のフォローアップまで一連のプロセスを意識しながら取り組めるようになりました。こうした積み重ねが評価され、先日は部内月間MVPをいただきました。地道に取り組んできた成果が少しずつ形になってきていると実感しています。
菊川:「視野を広く持つ」という意識は、チーム間連携の面でも活きてきています。例えば、他チームの方に開発を手伝っていただく際に、単に作業内容を伝えるだけでなく、開発に至った背景やこれまでの開発方法などを丁寧に共有できるようになりました。また、レビューの際に本質的な指摘ができるようになり、自分の考えも積極的に発言できるようになっていきています。
城福:ハードスキルとソフトスキル、両面での成長を実感しています。業務を重ねる中で専門的な知識や技術が身についてきた一方で、組織に対する主体的な行動もできるようになってきました。プロダクトデベロップメント本部で開催している「チーム成長サイクル」というチームの成長を促す取り組みがあるのですが、現在はリーダーの一人として活動しています。
中野:私も自分の担当領域が着実に広がっていることを実感しています。優秀な先輩方に甘えることなく、できることを地道に増やしていった結果、「助かっている」という声をいただく機会が増えてきました。チームへの貢献度が高まっていると感じています。
中村:カオナビは社内外で登壇する機会が多くあります。入社当初は登壇する先輩の姿を見て「自分には無理だ」と思っていましたが、23年卒のエンジニアメンバーで主催した若手エンジニア交流イベントで技術に関する発表にチャレンジしたんです。
参加者の方々と議論を交わすことができ、後日社内で同様の内容を発表した際に、エキスパートの方々から評価をいただきました。入社時には想像もできなかった経験を重ね、成長の手応えを感じています。
自身の幅を広げ、組織に貢献できるビジネスパーソンに
──カオナビで働く中で、どんな点で入社してよかったと感じますか?
谷岡:やっぱり「人の良さ」ですね。ロールモデルとして目指したい方やなんでも相談できる先輩と出会えたことが、仕事へのモチベーションにつながっています。
中野:エンジニア部門も同じく、仕事ができ、頼れる先輩ばかりです。フルフレックス、フルリモートの環境下ですが、チーム内のコミュニケーションも活発で、困っていればみなさんが助けてくれます。
菊川:手を上げれば挑戦できる環境なので、できることの幅を広げやすいと思います。それに新卒を含む若手の成長を後押しする機会が多いです。「カタリバ」「バックエンド修行」「イレヂエ」「オアシス」など様々な社内勉強会を通じて、知識のアウトプットもインプットもできる機会が数多く用意されています。
──最後に、カオナビでこれから挑戦したいことを教えてください。
城福:他領域にも染み出していきたいです。フロントエンドに軸足を置きつつ、例えばサーバーサイドのタスク進捗が後れていれば、その仕事を担えるようになりたいです。そのために最近はPHPの勉強も始めました。
中村:エンジニアとして技術的な基礎を固めつつ、いずれはスクラム開発のスクラムマスターの役割も担っていきたいです。スクラムマスターは実装だけでなく、チームビルディングやプロジェクトマネジメントの観点でプロジェクトに関わることになるので、エンジニアとしての視野をより広げられるのではないかと思っています。
菊川:私もエンジニアなので技術を磨くのは大前提として、ゆくゆくは開発部門と、他部署やユーザーのみなさんを繋ぐ架け橋のような存在を目指したいです。他部署やお客様との対話を通じて現場のニーズや課題感を理解し、その内容を開発者の視点で整理した上でチームに共有することで、サービスの価値を高めていきたいですね。
中野:まだまだチームの先輩から奪えていない仕事がたくさんあるので、エンジニアが抱えているタスクは全部「自分がやる」ぐらいの勢いで動いていきたいです。また、カオナビのエンジニアは社外の勉強会へ参加している方が多く、そこで登壇にもチャレンジしたいと思っています。
谷岡:研修時だけでなく日々の業務でも先輩から業界知識や営業手法など多岐にわたって教えていただいてきました。今後は私もコミュニケーションの進め方でうまくいったことなどのナレッジを共有し、チームに還元したいです。
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