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ジュニが実践している、無理のない半分テレワークのノウハウ公開

新型コロナウイルス感染症への対応を企業が求められる今、どの企業もテレワークを初め様々なサービス、グッズを導入して対策をしつつ営業されているのではないでしょうか。

ジュニでは2020年4月〜10月現在、半分テレワーク体制を維持しています。月、金曜日は全社員テレワーク、火・水・木曜日をオフィス出勤としています。また、オフィスでのコロナ対策にアルコール消毒はもちろん、換気対策、打ち合わせ対策、さらにテレワークを実現するためのクラウドサービス導入を進めてきました。

このジュニの半分テレワークを実現した、ツールやサービス、さらに出社日のコロナ対策グッズをご紹介します。

ジュニのテレワーク

個人的には8月から入社して1ヶ月、半分テレワークという働き方が「ちょうどいい」と感じています。

月、金曜日は黙々と作業をして、火・水・木曜日で顔を合わせて打ち合わせる。そのメリハリがちょうどいいバランスを感じる理由です。web会議経験のある方は顔を合わして話した方が早いのに!と感じる時はありませんか?微妙なニュアンスや複数での会話が、どうしてもぎこちなくなってしまう時があります。ジュニでもweb会議がよく行われますが、社内での利用の場合は少人数や報告メインの定例会議での使われ方が多くなっています。(ちなみに、映像はオフ+画面共有の、音だけで会議が行われるので、気楽でありがたいです。)

さて、日本の企業では今コロナ対策にリモート導入はどの程度行われているのでしょう?

IT・インターネット業界は約85%※1 が4月の緊急事態宣言後よりテレワークを導入しているものの、業種を広げて見てみれば、テレワークを一時的に導入したのが31%だった一方、5月25日に緊急事態宣言が解除されると、既に取りやめた企業は27%※2 に達しています。テレワーク実施がなかなか進まないのは、理由の一つにリモートで業務を行うシステム・ツールの導入が不十分ということがあるようです。例えば、押印や印刷のための出社、請求書や帳票発行のための出社など事務的な理由でテレワークが困難となった企業があったそうです。

ジュニが導入したテレワークを推進してくれるサービスは10個!全てクラウドサービスです。その中でも、特に活用しているのはフォンデスク、フジ子さん、kintoneの3つでした。

ジュニが導入したクラウドサービス

・フォンデスク
・フジ子さん
・kintone
・ManeyForward
・Dropbox
・Gsuite
・Microsoft365
・Backlog
・esa
・Slack


【フォンデスク】

まずテレワークで困るのは電話ですよね。「オフィスでの電話対応をゼロに」と謳っている通り3コールで確実に受電してくれる、そしてチャットツールのSlackに内容を書き記してくれます。(Catwork、メール、LINEでも対応可能なようです。)

ジュニの場合は多い時で7件程なのであまり件数は多くありませんが、もちろん100件以上でも対応可能なようです!受電の多い企業でも心置きなくテレワークできますね!

最低契約期間:1ヶ月自動更新
料金:100件/月 1万円〜、それ以上は従量課金
https://www.fondesk.jp/


【フジ子さん】

オンラインアシスタントのフジ子さん。キャッチーなネーミングで最初はまさか、フジ子さんなる人が…?と一瞬思った時もありましたが(笑)営業サポート、総務、経理を一手に引き受けてくれるサービスです。

ジュニの場合は請求書の登録やスプレッドシートへの登録作業などをお願いしています。
総務的な備品購入や接待のお店探し、出張手配、アポ調整スケジュール登録なども対応可能なようです。さらに入退社手続きや翻訳、webサイトの運用も頼めるので、ある程度フレームが決まっているものはお願いできそうです♪
翻訳やwebサイト運用など専門性の高そうなことも、オプションではないなんて良心的ですね。(プロレベルを求める場合は別途見積)

最低契約期間:1ヶ月自動更新
料金:20時間の稼働で4.7万円/月
https://fujiko-san.com/


【kintone】

言わずと知れた、サイボウズのサービスです。
上場企業の5社に1社が導入しているそうですが、20名規模の当社でも導入しています。何ができるのか一言で言えないのですが「エンジニアがいなくてもニーズに合わせて構築できる、業務システム」です。

中小企業では大企業のようにオリジナルの業務システムを構築することは予算的に厳しいのが現実です。様々なツールやサービスを業務内容に合わせて利用しているのが現実ではないでしょうか。例えば顧客管理は顧客管理ソフト、経理の申請は申請用紙に記載して提出、問合せ管理はエクセル…など。それがkintoneならプログラミングの専門知識が無くても構築することができる上に、データベースにもなるそうなんです。

ジュニの場合は案件の入出金台帳兼顧客管理ツールとして利用しています。経理業務の効率化のために台帳・顧客管理を「kintone」、登録を「フジ子さん」、依頼は案件担当者といった形で分担しています。また、kintoneはアレンジが得意なのでSlack上で案件の入出金状態を呼び出して確認できるようにしました。

最低契約期間:1ヶ月自動更新、年間自動更新(1ヵ月ごとに契約を更新する「月額サービス」または1年ごとに契約を更新する「年額サービス」がある)
料金:月額1,500円/1ユーザー、年額17,640円/1ユーザー
https://kintone.cybozu.co.jp/

以上がジュニの導入した3サービスの紹介でした!!

自宅の環境整備

テレワーク実施にあたり、さらに問題になったのはデザイナーの自宅での環境問題です。
ジュニでは、エンジニア、ディレクターはMacbookを利用しているのですが、デザイナーはiMacを利用しています。デザイナーのiMacをどうするか…思い切って、デザイナー人数分のiMacを自宅に支給しました!!

思い切った決断ですが、いつ終わるかわからないコロナ渦、半リモートのスムーズな定着に結びつきました。

オフィスでのコロナ対策

さて、週の半分テレワークだと、半分はオフィスへ出勤します。
火、水、木曜日の出勤日は自然と打ち合わせが多くなりがちです。会話が増える分だけ、飛沫対策、換気には気を遣います。

飛沫対策

打ち合わせスペースや会議室にはアクリルパネルを設置。
1面あたりH600mm × W800mmの大型です。持ち運びもできるので会議の規模に合わせてパネルを横に並べて広げることもできます。

換気対策

換気対策は大型のサーキュレーターを2台用意しました。
2台でも強い風力で200㎡のオフィスの空気が滞留しないようになっています。

アルコール除菌

もちろん、入り口にはアルコールの除菌対策も。

コロナの期間中、IT関連企業でない場合、完全テレワークはなかなかハードルが高いのが現状ではないでしょうか。

でも半分テレワークだったら?私の感覚にはなりますが、無理なく企業が営業でき、コロナ対策にもなる。それが半分テレワークだと感じています。いつ収束するかもわからないコロナ渦中、最適解を探りながら上手に付き合っていきたいですね。


※1株式会社ヌーラボ調べ
https://nulab.com/ja/press-release/pr-2004-backlog-soken/

※2東京商工リサーチ調べ
https://www.tsr-net.co.jp/news/an

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