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スポーツ業界の舞台裏 -JHS社員が語るリアルな働き方-

はじめまして。

ジョインハンズスポーツ(以下JHS)でインターンシップを行っています、鈴木宇乃と申します。

JHSではスポーツ業界を志望する学生の皆さんに働き方を紹介することで、弊社及び業務内容について知っていただくことを目的として、社内で活躍する社員に対してインタビューを行いました。

今回、インタビューにお答えいただいたのは“キャッチャー”の早矢仕さんです。なぜキャッチャーなのか、気になった方はこちらをご覧ください。

普段はなかなか聞けないリアルな声を集めたので、ぜひ最後までご覧ください。

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業務内容について

― 主な業務内容を教えてください。

まず、JHSの仕事にはクライアントワークと社内業務の2つがあります。
クライアントワークとしては、シーズンを通じた年間契約の業務と並行し、スポットのイベント運営など担当しています。

 細かい業務内容について話すと時間が掛かってしまうのですが、現場で言うと今年は「味の素スタジアム」「国立競技場」「沖縄アリーナ」「横浜アリーナ」「ベルーナドーム」でのイベントをお手伝いさせていただいています。味の素スタジアムと国立競技場はサッカーのお仕事で、シーズン通して業務があるのでよく行きます。

 そういった業務と併せて、デザイン制作や動画制作など、クリエイティブ系の業務も担当しています。社内では、主に採用業務を担当していますね。

 

― ここ数年で業務内容に変化はありますか?

 構造的に大きな変化はないですが、新たなクライアントとのお仕事が増えました。

今年からJリーグクラブにお声掛けいただき、シーズンを通したスポンサーアクティベーションの業務に携わっています。平均すると月に2試合くらいホームゲームがあるので、それに向けた準備と当日の運営を行っています。それ以外にプロ野球やプロバスケのスポットイベントなどをなにかしら動かしている、という状況です。

 デザインのお仕事でいうと、クライアントワークで制作したものは掲載するのが難しいのですが、年始にJHSのHPをリニューアルしまして。Webデザインを私が担当させていただきました。HPリニューアルにあたり国立競技場でスタッフの写真撮影を実施したのですが、その段取りも担当させていただきました。

 ▼JHS HP(https://joinhands-s.jp/)※画像は社員紹介ページ

 ▼撮影の様子

最近はクリエイティブ系の業務をなかなかこなせていないので、そこはもうちょっと取り組めたらと思っています。 


― 早矢仕さんにとってテンションの上がる仕事はやはりクリエイティブ領域の業務ですか?

一概には言えませんが、クリエイティブ領域の仕事は好きです。ものづくりが好きなので。
「仕事」と思って割り切ってやるときもありますが、やはり自分が好きで没頭できることのほうが成果は出やすいと思います。自分の場合、クリエイティブ系の業務はその一つです。

 

叩かれる勇気

― JHSでインターンシップを行う前は、スポーツ業界での仕事は、ディレクター業務のようなものを想像していました。私自身、以前はクリエイティブに関連する業務は全く想像できませんでした。

 クリエイティブ領域の業務は好きですし、増やしていきたいとは思っていますが、個人としても会社としても、それをやるだけでは「稼ぎにくい」と思います。「スポーツ業界で成果を出すための武器の一つ」という位置付けかと。もちろん、それを専門でやっている人もいるので、そういった方のアウトプットは素晴らしいですし、レベルの高いものを作っていらっしゃるのですが、私個人の話で言うと「できることの一つ」というかんじです。

 スポーツ業界にはクリエイティブが付いてまわるので、デザインの知識は役立ちますし、高いレベルでなくても良いのでIllustratorとかPhotoshopとか、そういったツールを使える(あるいは使った経験がある)というのは、役立つと思います。

 

― スポーツ業界を目指す学生はデザインを学んだほうが良いのでしょうか?

興味があるならやった方が良いと思いますし、知っていて損はないと思います。
少しできるだけでも重宝されますし、IllustratorやPhotoshopといったメジャーなツールは独学でも学べるので、おすすめです。
(無論「デザイナーとして食べていきたい!」みたいな場合は、確りと体系的に学んで、そういったキャリアを選択したほうが良いと思いますが。)

 自分でデザインをすることはないにしても、作業工程やデザイナーの気持ちがちょっとでも分かるというだけで、全然違ってくると思います。

 

― 仕事で使えるようになるにはやはり経験ですか?

 もちろん、経験は必須ですね。さらに言うと「仕事としてアウトプットした経験」が重要だと思います。ここで話している「クリエイティブ」とか「デザイン」というのは、「アート」ではないので。様々な制約があるなかで、周囲が納得するアウトプットをするのは難しいことです。当然ダメ出しもされますし。

クリエイティブに限ったことではないですが、いかに多くのダメ出し(=失敗経験)を受けたか、というのが成長に大きく関わると思うので。成長したいなら「叩かれる勇気」が必要だと思います。

 ことデザインに関してダメ出しされると、自分の「センス」を否定されているような気がして、ヘコむこともありますが・・・

 ただ、経験と実績が伴ってくると、「〇〇さんが作ったデザインだから大丈夫」といった具合に、周囲の見方が変わってくる面もあると思います。

 

気が利く人

― 今回のインタビューでは、業務内容の中でも特にデザイン業務について多くお聞きしましたが、仕事をするにあたって意識していることはありますか?

クラブやリーグ、スポンサー企業と仕事がある中で、それぞれの組織にカルチャーがあるので上手く染まっていくどうしたら受け入れられるのかを常に探っています。

 組織のカルチャーをリスペクトしつつも、我々は何か課題があって呼ばれているわけですから、より良くなるために何ができるかを考えています。


― 仕事をする上で、クライアントにどうしたら受け入れられるのかを意識しているとのことでしたが、どんな人がスポーツ業務に向いていると思いますか?

 気が利く人かなと思います。

スポーツ業界はステークホルダーが多く、さまざまな立場の人がいます。球団内・クラブ内でも様々な部署があり、それぞれミッションも異なるので。それぞれの立場で「何を気にしているのか?」という目線を持つことは大事だと思いますし、他の人が気付いていないことに気付ける力も必要だと思います。

野球にしろサッカーにしろバスケにしろ、複数のプロジェクトが並行して動いており、それでいて当日の運営業務もあります。みんな忙しいんですよね。特にシーズン中はそういった状況なので、話の入れ方とかタイミングとかも、自分はすごく気にしますね。

 ただ、それぞれの立場からさまざまなことを言われるので、全部真に受けていても疲れてしまうというか・・・多少の図太さ も必要かもしれませんね。

 

― 今のお話を聞くと、JHSの仕事としては少し引いたところからの目線も必要ですか?

 「上手く染まっていく」ということと矛盾するかもしれませんが、フラットな目線は必要だと思います。業務オペレーションやコミュニケーションの部分で「もっとこうしたらいいのに」と思うことはよくあります。黙ってそれに染まっているだけではクライアントの利益にならないので、疑問に感じたことは質問したり、提案したりもします。そういったコミュニケーションの中で、よりクライアントのことを深く理解できたり、「実はこういった背景があって」という話も出てきたりするので。業務のなかで感じた疑問や違和感を放置しないようには意識しています。

JHSは他の社員もそういった視点を持っているので、良いアウトプットに繋がっているのだと思います。

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JHSについて、理解を深めていただけたでしょうか。
私自身も今回のインタビューを通して多くの学びがありました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
弊社では、会社に関する記事を他にも多数掲載しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。

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