健康年齢 | 健康診断・人間ドックの結果で分かるカラダの年齢
健康年齢は健康診断や人間ドックの結果から健康状態が 何歳相当かを表す新しい健康の指標です。実年齢との比較が、健康的な生活を維持するモチベーションをサポー トし、健康寿命の延伸に役立ちます。企業・団体での健康経営のためのツールとしてもご利用頂けます。健康年齢は(株)JMDCが開発した健康指標です。
https://kenko-nenrei.jp/
健康年齢®とは、健康診断や人間ドックの結果から統計的な手法で算出する健康に関する指標です。健診結果表にはHbA1cやASTなど、一般の方々には馴染みの無い指標が少なくありません。また、血圧が高いと言われても、自覚症状が無い中では、問題の程度がわかりにくい方もいることでしょう。健康年齢®レポートは、自身の実年齢を基準にして、健診結果の内容が直感的に分かる内容となっており、健診結果への興味を喚起し、健康維持/改善意欲を高める効果のある「健康レポート」です。今後、統計モデルの高度化による予測精度の向上や健康意識の高まったユーザーの方々へ個々の状態に応じた健康増進サービスの提案ができる仕組みの開発を進めていく予定です。
■受賞対象名:健康レポート【健康年齢レポート】
■開発背景
弊社 は、健康保険組合の医療費適正化を目的とした医療データ分析サービスを提供し ています。現在、集団として約 700 万人分の診療報酬データ(レセプト)と健診結果デー タを分析し、健康増進の支援を行っております。その一環として、これらの医療ビッグデ ータを活用し、健診結果に基づいて翌年の医療費を予測する統計モデルを構築し、予測さ れた医療費が何歳程度のものかを「健康年齢®」と提示するサービスを開発いたしました。
■審査委員による評価コメント:
難解な指標で溢れた健康診断・人間ドックの検査結果報告書を「健康年齢®」として表現することが、ユーザーにとってわかりやすく、健康への意識・行動が変わるように促し、実際に6割近くのユーザーの行動変容を起こしている実績が評価された。また、レポート形式のみならず、WebAPIの形でもデータを提供し、保険等の他サービスの中にも埋め込める展開性も評価された。ただし、「健康年齢®」というわかりやすい指標にはわかりやすさゆえの弊害もあり得るため、このような弊害をカバーする施策も期待したい。
■健康年齢サービスページ