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ゲームが好き。大会を観て胸が熱くなる。
――でも、それが仕事になるなんて想像できますか?
JCGは、eスポーツの最前線で“新しいエンタメ”をつくり続ける会社。
今回は、代表取締役社長の小林と、CEOで創業者の松本に、「JCGのこれまで」「eスポーツの未来」そして「新卒に期待すること」を語ってもらいました。
トップ2人のリアルな言葉から、“好き”をキャリアに変えるヒントを見つけてください。
まずはJCGを創業した時のことを教えてください。
松本(CEO)(写真:左)
私がeスポーツを始めたのは2013年。当時はまだ“eスポーツ”なんて言葉も浸透してなかったし、日本だとゲームのイメージもマイナスが強かったんです。でも、好きな大会がなくなっちゃって、“じゃあ自分でやろう!”って立ち上げたのがきっかけでした。
今まで働いていた業界を辞めて、給料も下げて、先行者がほとんどいない分野に飛び込むのは正直めちゃくちゃ不安でした。でも、好きだからこそ続けられたし、海外の盛り上がりを肌で見ていたから『これは絶対に伸びる!』と確信できたんですよね。
佐野(インタビュアー)
家族がいる中で、挑戦するのってすごい勇気ですよね。
松本
そう、妻も子どももいたけど、“やりたいことがあるならやってみたら”って理解してくれたんです。当時“eスポーツ”って言葉を使ってもピンとこない時代だったから、逆に“何それ?”って感じだったと思うんですけど(笑)。
お二人それぞれのJCGでの役割を教えてください。
小林(社長)(写真:右)
僕は2017年、日本テレビで新規事業としてeスポーツを研究したのがeスポーツとの最初の関わりです。そこから番組を作ったり、プロチームを立ち上げたりして、2023年にJCGへ。今は経営やファイナンスを主に見ています。
松本さんが“事業を攻めるプロデューサー”だとすれば、僕は“会社を支える経営側”。2人でバランスを取りながら動いています。
松本
社員に“本当のプロデューサーみたいだ”って言われたことがあります(笑)。新しい価値をゼロから作るのが僕の役割。だから営業も含めて、大きな座組を作るときは自分で動きます。今やっているVALORANTのリーグ運営もその一つです。
JCGは今どんなフェーズの会社だと思いますか?
松本
創業フェーズはもう終わったと思っています。今は“基盤を強化しながら次のチャレンジをしていく時期”。eスポーツは世界的に市民権を得てきて、一企業の活動じゃなく、オリンピックみたいに“誰もが楽しむエンタメ”になりつつあります。その最前線を走り続けたいです。
小林
僕もそう思います。スポンサーが支えてきた時代から、ファンが支える時代に変わってきていて、JCGは“その中心”になっていける会社です。
“見て楽しい・参加して楽しい”エンタメを、もっともっと作っていきたいですね。
JCGの文化やチームの空気はどんな感じですか?
小林
JCGにジョインして最初に感じたのは、風通しの良さ。メンバーが集まって『これどうしよう?』『こうしたら面白いよね!』って議論を繰り返している。毎日がルーチン業務じゃなくて、次々と新しい挑戦がある会社ですね。
松本
eスポーツって、そもそも仲間と作戦を立てて試行錯誤するのが楽しいもの。だから自然と“会話が多い文化”が根付いているんです。
あと、うちが大事にしている価値観の一つが『期待を超えよう』。ただ期待通りにやっても感動は生まれない。『チケットを買ったけどその金額以上に楽しかった!』って思ってもらえるように、常に頭をひねって“どう驚かせるか”を考えているチームですね。
新卒の方に期待することを教えてください。
小林
僕は“自発性”。自分から機会を作って、その機会で自分を変えていける人と働きたいです。待っているだけではなく、“自分から仕掛ける”ことができる人は、どんどん成長できると思います。
松本
私は“継続力”。失敗しても諦めず続けられる人です。大会運営の経験を語る学生さんも多いけど、1~2回でやめちゃう人が多い。続けた人は、改善や工夫を重ねて大きな経験に変えられる。だからこそ“何をどれだけ続けてきたか”を見たいですね。
入社後にどう成長して行ってほしいと思いますか?
松本
JCGはクライアントの願いを叶える仕事が多い。でもそれだけだと自分の夢が見えなくなっちゃう。だから“自分の目標”を持ってほしい。大きな夢でも小さな夢でもいい。仕事はその夢を叶えるための経験の場にしてほしいですね。
小林
僕は“自分の人生のテーマを見つけてほしい”。どんな道を選んでもいいけど、自分でテーマを決めて努力する人は強い。最終的には“夢を叶えられるプロフェッショナル”になってほしいと思っています。
最後に学生へのメッセージをお願いします!
松本
学生時代だからこそできるチャレンジがあると思います。とにかく挑戦して、そして続けてください。『1回だけやってみた』じゃなく、やり抜いた経験こそが強みになる。面接ではそういう話をぜひ聞かせてほしいですね。
小林
僕からは“足を使え!”です(笑)。現場に行って、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じてほしい。大会に行って観客の熱気を味わう、選手の真剣さに触れる。それが“いつか自分もこんなことをしたい!”という夢につながるはず。JCGに入ってから得られる経験ももちろんあるけど、“入る前だからこそできる経験”をたくさん積んでほしいです。
2人が語ったのは、「挑戦し続けること」と「継続すること」、そして「夢を描き続けること」。
JCGは、eスポーツの最前線で走りながら、仲間と共に“感動を生み出す場”を作る会社だ。
新卒に求められるのは、待つのではなく仕掛ける力と、やり抜く力。
――そして、その先にある自分だけのテーマを見つけ、夢を形にしていける人材です。