こんにちは。アイティクラウド株式会社 人財戦略室の鷹取です。
突然ですが、仕事でもプライベートでも、何かを調べるときに生成AIを使う機会が増えた、という方も多いのではないでしょうか。「まず検索してみる」だけではなく、「まずAIに聞いてみる」。そんな行動が身近になるなかで、企業におけるIT製品やSaaSの選び方にも、すでに変化が起きています。
私たちは、IT製品・SaaSのレビュープラットフォーム「ITreview」を運営しています。ITreviewには現在、15,000以上の製品・サービスと、約16万件のユーザーレビューが集まっています。サービス開始から約8年。これまで積み重ねてきたデータやユーザーとの接点が、生成AIの広がりによって、これまでとは違った可能性を持つようになってきました。
そこで今回は、ITreviewというサービスそのものではなく、
「これまで蓄積してきたものを使って、これから何をつくろうとしているのか」
アイティクラウドが今感じている事業の可能性と、これからについてご紹介します。
01|生成AIで、IT製品の選び方はすでに変わっている
企業が利用するSaaSやIT製品が増えるなか、「自社にはどの製品が合うのか」を判断することは、以前より難しくなっています。そして今、その選び方にも変化が起きています。2026年3月にアイティクラウドが実施した調査では、国内企業の4割超がSaaS選定に生成AIを利用していることが分かりました。
「自社に合うSaaSは?」
「この2つの製品の違いは?」
「この課題なら、どんなサービスがある?」
検索して情報を集めるだけではなく、AIに相談しながら製品を比較し、候補を絞り込む。そんな選び方が、すでに広がっています。そして、AIがより適切な提案をするために重要になるのが、実際に製品を使ったユーザーの声だと私たちは考えています。
「どんな企業が使っているのか。」
「どんな課題を解決できたのか。」
「実際に使ってみて、どう評価しているのか。」
こうした実利用に基づく情報を、ITreviewでは長年蓄積してきました。IT製品の選び方が変わった今、これまで積み重ねてきた情報が、新しい価値につながるのではないか。 私たちは、そんな可能性を感じています。
※アイティクラウド株式会社「IT製品・サービス導入に関する調査」(2026年3月実施/有効回答数300名)
02|8年間積み重ねてきたものが、今につながっている
ITreviewに蓄積されているのは、単なる評価点だけではありません。企業規模や業種、利用目的、導入前に抱えていた課題、実際に使ったうえでの評価など、ユーザーがIT製品を「選び、使った」からこそ分かる情報があります。こうした情報は、新しいサービスを立ち上げればすぐに集められるものではありません。
代表の黒野は、現在の状況についてこう話しています。
「この状況を8年前から予測し、データを蓄積して準備してきました。ようやく時が来たので、早く実現させたいですね」
約8年間積み重ねてきたデータと、生成AIによってすでに起きている市場の変化。
その2つが、今つながっています。
そして私たちは、このデータをITreviewだけで活用するのではなく、新しいサービスや事業にもつなげようとしています。
03|ITreviewから、少しずつ事業を広げてきた
アイティクラウドが運営しているのは、ITreviewだけではありません。ITreviewを通じてユーザーや企業と接するなかで見えてきた課題から、事業を少しずつ広げてきました。
「ITreview オンラインストア」
IT製品をオンラインで購入できるサービス。
「ITboard」
企業が利用するSaaSやコストを管理するサービス。
「ITreview SaaSセキュアチェック」
SaaS導入時のセキュリティチェックを支援するサービス。
代表の黒野は、事業の広げ方についてこう話しています。
「むやみやたらに事業数を増やすのではなく、お客様が製品・サービスを選ぶ際、利用する際に生じる困りごとをどんどん解決していくことを目指します」
そして今、新たな可能性として取り組んでいるのがAIです。2026年7月には、生成AI検索最適化を支援する「AEO記事」「AEO分析&コンサルティング」の提供を開始。さらに8月には、AIとの対話を通じてIT製品選定を支援するAI製品選定アシスタント「レビー」をリリースしました。ユーザーの業種や企業規模、抱えている課題などと、ITreviewに蓄積されたデータを掛け合わせながら、自社に合ったIT製品を探せるサービスです。
これまで蓄積してきたものを、AI時代の新しいIT選びにどう生かしていくか。
その取り組みは、すでに始まっています。
04|新しいことを考えるための土台がある
アイティクラウドには、ITreviewのデータ以外にも、事業づくりに活用できるものがあります。
約16万件のユーザーレビュー
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15,000以上の製品データ
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SB C&SのIT流通ネットワーク
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アイティメディアのメディア・集客基盤
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SaaS・AIベンダーとのつながり
代表の黒野は、この環境についてこう話しています。
「新規事業を立ち上げ、SaaSやAIプロダクトを作りたければ、それらを活用して早期実現ができるんです」
すべてをゼロから用意するのではなく、これまで積み上げてきたものを組み合わせながら、新しいサービスや事業を考えられる。これは、アイティクラウドで新しいことに挑戦する面白さの一つだと思っています。
05|これからの可能性を、一緒に考えていく
IT製品の選び方は、生成AIによってすでに変わっています。では、その先にどんなサービスや体験が必要になるのか。
私たちが今考えているのは、「これまで積み上げてきたものを、次はどんな価値につなげられるだろう?」ということです。
誰の、どんな課題を解決するのか。約16万件のユーザーの声を、どんな形で生かしていくのか。AIによって、どんなIT選びの体験をつくれるのか。まだ、すべての答えが決まっているわけではありません。だからこそ、完成した事業に参加するだけではなく、これからの可能性を一緒に考え、形にしていける余白があります。
市場やユーザーの声を見ながら、「こんなことができるかもしれない」と仮説を立て、実際に形にしてみる。そんな試行錯誤を重ねながら、私たちはこれからのIT製品の選び方をつくっていきたいと考えています。
この記事を読んで、
「このデータなら、こんなことができそう」
「この環境なら、自分の経験を生かせるかもしれない」
そんなことを少しでも感じていただけたら、まずは気軽にお話しできればうれしいです。