こんにちは。アイ・エス・アイソフトウェアー（以下、ISI）の採用担当です。
ストーリー第3弾は、東京オフィスで活躍するエンジニアへのインタビュー。
入社して10年以上キャリアを積み重ねてきた彼に入社の経緯や、これまでの取り組みを通して、会社・仕事の魅力を語っていただきました。

小室さん
2013年、新卒でISIに入社。IT業界志望なわけではなかったが、面接官の人柄や人情味あふれる社風に惹かれて入社を決意。客先常駐のエンジニア（SES）として経験を積み、現在は東京オフィスにてERPソリューション「GRANDIT」導入案件のPL・PMを担当している。

入社後、独自の目標を設定

ISIに入社したのは今から11年前で、人情味あふれる温かい会社だなという第一印象でした。IT業界はなんとなく機械的で理屈っぽい人が多いイメージだったのでギャップに惹かれたんでしょうね。面接をしてくれた方からエントリーシートを褒められたのもいい思い出です。
入社の決め手は会社の雰囲気や人柄が一番大きな要因ですが、仕事面でも社歴に関わらず上流工程から携われ、大きい裁量を持って働けるという点も魅力でしたね。

入社して私は、任せてもらっている分野の責任者になるという目標を立てました。
できないことだらけからのスタートなので、とにかくできることを増やすべく、わからないことは聞きながら、一つひとつの仕事を丁寧にこなしていきました。業務外の時間も自主学習に充てており、いわゆるオン・オフがない状態でしたね。
でも、苦痛に感じたことはありません。学生時代は仕事のできる人＝オン・オフがうまく切り替えられる人みたいなイメージでしたが、仕事とプライベートという区分ではなく、人生の中でうまくバランスが取れればいいと気づいたんです。仕事で掲げた目標を達成できればのちの人生にいい影響を与えますし、だったら全力で取り組もうと決めました。
SESとして5社ほど経験を重ね、一つの部署をまとめたこともありました。少しずつですが、できることが増えていった結果、現在東京オフィスでPL、PMをしています。

ITのプロとしてお客様に寄り添う

私の役割はERPグループの主任として、お客様の業務効率改善や情報の一元化を図るERPソリューションの導入プロジェクトを推進することです。課題をヒアリングし、システムの要件を固め、メンバーを指揮しながら開発・設計をしていきます。
プロフェクトを進める上で意識していることは、お客様の要望を鵜呑みにしないこと。業務効率の改善というプロジェクトの目的を見据えながら、プロとして実現可能かを判断し、顧客から出た要件の必要性を見極めていきます。
といっても現在の部署に異動して6年目。上流から本格的に携わったのは、今動かしているプロジェクトが初めてです。規模が大きく、2年前に要件定義を終えて開発の最中なのですが、お客様から追加オーダーがありました。納期やパフォーマンスの問題もある中で、PM、PLとして知識・判断力が問われており、お客様のために成果を出すべく全力を尽くしています。

ERPソリューションの導入は企業の根幹を変える作業でもあります。お客様と接していて思うのは、担当者の方もベストな方法を模索しているということ。客観的に見れば無駄な工程でも、慣習化してしまっていたり、他のシステムへの影響にまで考えが至っていなかったりするケースも多いので、ITのプロとして「会社の未来のためにシステムをどうしていくべきか」を一緒に考えていくのはやりがいを感じますね。もっと、お客様から頼られるパートナーになれるよう経験を積んでいきたいです。

実は大きな野望も

がむしゃらに取り組んできましたが、ありがたいことに社内でも評価いただけているようで「小室にリーダーを任せてみようかな」とリーダー候補に名前を挙げていただいています。自分の判断がプロジェクトの良し悪しに関わるのでプレッシャーは大きいですが、人から頼られるのはやはりうれしいものだなと思いますね。
個人的にはまだまだ経験値不足で、要件定義にいたる課題のヒアリング力も足りていないと感じています。対応できる分野が広いISIの特性を活かして、お客様に新しい提案もしてみたいですね。

やりたいことはまだまだありますが、まずはスキルを磨いてERP部門の売り上げをもっと上げていくこと。
大きな夢を語るなら、せっかくITの世界にいるんだから新しい技術で革新を起こしたいですね。AIとか5Gとか世間の価値観を変えてしまうような（笑）。
ISIは、やりたいと思ったことは実行できる会社だと思います。現在の部署に異動したのも私が社長にもっと上流から携わる仕事がしたいと相談していたからなんです。
だからこれから入社いただく方には、おそれずドンドン挑戦していってほしいですね。みんなお客様のために全力なので大変だと思いますけど、努力を積みかせて得たものは人生の大きな糧になります。仕事を通して、エンジニアとしても人としても成長したい方にはぴったりな会社なんではないでしょうか。