(こちらの記事は2023年3月に執筆したものです。パッケージデザインは現在発売のものと異なります。)
こちらの記事シリーズでは、【社員食レポ】と題して、自社商品の紹介をしたいと思います。石井食品にご興味いただく方にとって、当社商品のことを知っていただくことは企業研究の一つになるかと思い、シリーズ化を目指します。
今回は、石井食品の3工場、千葉県は八千代工場、京都府は京丹波工場、佐賀県は唐津工場で製造するミートボールを食べ比べてみました!
自宅で本企画を遂行するのあたり、私の家族は驚きを隠せませんでした。
え、工場ごとに味が違うの!?
おそらく読者の皆様もそう思われたかもしれません。消費者目線でいえば、全国どこで買っても同じ味の食品が一般的ですよね。しかし素材にこだわる当社のミートボールはそこが違うんです!
サムネイルの写真(※)は左から、八千代工場、京丹波工場、唐津工場の順にミートボールを並べてみました。右上記載の鶏肉の産地が違うのがご理解いただけるかと思います。
八千代工場・・岩手県産若鶏
京丹波工場・・宮崎県産若鶏
唐津工場・・・佐賀県産若鶏
※2023年5月現在、パッケージリニューアルに伴い産地記載から「アルチェネロ有機トマトペースト」の記載に変更していますが、各工場の産地に変更はありません。
この「食べ比べ」は過去に「食べ比べセット」という企画で皆様にお楽しみいただいたこともあり、知る人ぞ知る、イシイ通の豆知識です。その食べ比べセットに同梱していた「各工場長コメント」がありましたので引用しご紹介します。
八千代工場・・当工場では植物由来飼料の割合が約90%で育てられた、鶏肉特有の臭みを軽減した岩手県産の若鶏を使用し、ミートボールを生産しています。
京丹波工場・・ミートボールで使用しているお肉は宮崎県産若鶏のみに限定し、玉ねぎは旬の時期に合わせて、北海道産玉ねぎや兵庫県産淡路玉ねぎなどを使用しております。
唐津工場・・・ミートボールで使用するお肉は佐賀県産の若鶏「骨太有明鶏」を使用しています。「骨太有明鶏」は、全飼育期間、カルシウムを豊富に含んだ有明海産中心のカキガラや抗菌性物質を含まないオリジナル飼料で飼育された高品質の若鶏です。
鶏肉や素材の産地が違えば、味が異なるのは納得いただけると思いますが理由はこれだけに限りません。例えば原材料である「しょうゆ」も工場によって使用するものが異なりますし、製造工程においては例えば殺菌処理の仕方が異なることからも味の違いが生まれるそうです。このあたりの詳細はまた別の記事でご紹介できればと思います。
それでは・・・・
調理開始!
均一に平等に沸騰させ、調理条件に違いが出ないよう厳重に沸騰の様子を観察しました。←真面目
できあがり!
(爪楊枝の仕切りはお許しください、タレを混ぜてはいけませんので)
見た目にはあまり違いはないように感じました・・・・ちなみに断面はこちら!
こちらも違いは無いように見えます!それでは・・・
実食!
↑八千代工場のミートボール・・・
千葉県育ちの私にとっては、幼いころから口にしているお馴染みの味。他工場と比較してみると肉の弾力を感じ肉のうまみが広がる特徴を感じました。
↑京丹波工場のミートボール・・・
他2工場と特に違いを感じたのは、その柔らかさ。少し噛んだだけで、ほろりとミートボールがほぐれました。慣れ親しんだ八千代工場のミートボールとはまた違う美味しさ。新しい発見でした。
↑唐津工場のミートボール・・・
断面では違いが分からなかったのですが、最も肉の密度の高さを感じる弾力、肉の深みが広がるミートボールと感じました。肉のジューシーさを感じられる、食べ応えあるミートボールでした。
(上記は個人の感想です、あくまで参考としていただければと思います。)
まとめ
食べ比べを実施する前は、「そんなに味や食感に違いはないだろう・・」と思っていたのですが、目隠しをしても確実に違いがわかる、そのくらいそれぞれの工場のミートボールには特徴がありました!
甲乙はつけがたい、どれも美味しい3工場のミートボールは、週替わりで食べてみたいと個人的には感じました。
この記事を通して「食べ比べしてみたい!」という声が聞こえてきそうなのですが・・実はご近所のスーパーでは工場別に販売はされておらず、、もし食べ比べをご希望されるようでしたら、方法は2つ。①工場特売店に行く、②石井食品の社員になる、今のところこの2択しかございません・・。
ご要望によっては、オンラインストアで再度企画がされるかもしれませんので、私も社内の動向をしっかり見ておきたいと思います。
さいごに・・当社のミートボールには色んな味のラインナップがあることをご存じですか?
実は皆さんにお馴染みのミートボールは、「トマト味」なんです!
先日パッケージリニューアルしてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、「イシイのおべんとクンんミートボール」はイタリアのアルチェネロ有機トマトペーストを使用しています。
こうした豆知識を含めて当社の商品に興味を持っていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!