1
/
5

千葉県柏市にて「柏ワガママLab」が立ち上がりました

千葉県柏市にて、柏ワガママLabの活動が始まりました。

柏市は、誰もが地域でその人らしい生活を送ることができる社会「地域共生社会」の実現に向けて力を入れています。

そのアクションのひとつとして、柏市社会福祉協議会が中心となって「柏ワガママLab」が立ち上がりました。

▼これまでの活動はこちら

柏ワガママ会議を開催!

柏ワガママLabの活動として、2023年12月5日と2024年1月16日に「柏ワガママ会議」を実施しました。

柏ワガママ会議は、柏市で暮らす人たちの”ワガママ”を可視化する場です。この場での「ワガママ」の定義は、日々の生活の中で”こうなったらいいのにな”と思っていること、”やってみたいこと”、としています。

柏市に関わるみなさんが対象の場です。普段は口にする機会がないことを改めて考えてみて、なんでも言葉にしてみる時間です。

まずは小さくはじめようと、ラコルタ柏をよく利用されている方々に声をかけて開催しています。

これまで参加していただいたのは、高校生や高齢者支援をされている方、ソーシャルワーカーの方、エンジニアの方、タレントの方などです。

ワガママ会議ではお馴染みの、LEGO®︎SERIOUS PLAY®︎メソッドを使って進行していきました。

LEGO®︎SERIOUS PLAY®︎は、自分の心の奥にあるものを、手を動かしてレゴブロックで作品をつくることを通じて言葉にして共有していく手法です。

柏ワガママ会議の初回の一部をご紹介します!

あなたにとって、柏市はどんなまち?

レゴを使って「あなたにとって、柏市ってどんなまち?」という問いを考えてもらいました。頭で考えるより先に、レゴブロックを触って組み立てながらイメージを膨らませていきます。

みなさんからはこんな声がありました。

柏には自然が豊かなエリアや、高齢化しているエリア、そのほかにもゴミが問題だったり治安が悪い場所などが混在している。特徴がいっぱいあって、どれが柏なのかと言われると、ひとつには決められない

移住してきたばかりなのと、柏市に暮らしていないので、私にとっては「職場」です。

柏にはいろいろな人がいる。柏で生まれ育った人も、移住者も、通過点の人もいる。出ていく人もいれば残る人もいる。人が少しずつ重なり合うまち。

私にとっては生まれ育ったまちなので「ホームタウン」。なんだかんだ柏に戻ってくる。なんだかんだ好きだった。新しい挑戦をする人も多い。著名人も、まだ芽が出ていない人もいる。

突出した何かがあるわけではないけれど、みんな帰ってくるまち。

今回は、人にまつわる話が多く伺えました。柏の素晴らしい資本のひとつは「ひと」と言えそうです。

また、柏市は「新しいことに挑戦できるまち」という声もありました。

しかしそれをみなさんが認識しているのかというと「あきらめてしまっていること」もあるのでは?

ワガママを発信してみる

次にみんなで考えていったのは「自分が取り組んでみたいこと」です。

こうなったらいな、これをやってみたいな、という自分にとっての”ありたい姿”(ワガママ)を言葉にしていきます。

いいものをつくっても、広げないともったいない。SNSを正しく使えば武器になるということ、SNSの重要性を柏市で伝えていきたい。

母を看取り、お葬式を行った経験を通じて、死をライフイベントのひとつだと考えるようになった。死を前向きにとらえられる”お葬式フェス”をやってみたい。

人生の一般的なレールからはずれると生きずらくて、戻れないと感じる。私がレールを外れた時に選択肢をもっと知りたかったので、選択肢を増やし、選択肢をつなぐ場をつくりたい。

やる気がある若い世代が柏市に集ってきていて、新しいものが生まれてきている。それを大人たちがあたたかく見守り、培ってきたリソースを橋渡しして応援していく環境をつくりたい。

防災×コミュニティをテーマに自分が旗振り役をしていきたい。全ての人が助かるような仕組みをみんなでつくっていきたい。

私は太陽の光や、道端の草が暖かい綺麗と思うのが好き。でもそう思える自分は恵まれていると感じるほど、生活などに余裕のない方と接する機会がある。誰もが光が当たる場所で、穏やかに感じられる場所や時間を提供したいと思う。

ワガママを共有してみたら・・・

最後に、みなさんから柏ワガママ会議の感想を伺いました。

思ったことを素直に話せる場があることが不思議。1人で考えていると、自分の考えは変なのかなと思う時もあるけれど、話してみると共感してもらえてよかった。

みなさんのやりたいことを全部やりたい。それらが叶えられるまちが素敵だと思う。柏ならできるのでは?

レゴ初めて触ったけれど楽しかった。柏市のことを知らなくて、みなさんの愛着がある話を聞いて、柏のことが少し見えてきた。また参加していくと見えてくるのではと思うと、楽しみ。

柏市にはリソースがたくさんある一方で、ナンバーワンがない。オンリーワンも大切だけれど、ナンバーワンは大切。みんなで何かしらナンバーワンをつくっていきたいと思った。

未来が明るいと思った。自分の意見を言うのが苦手だけれど、話しやすかった。話していい場なんだと思った。

レゴはいろんなかたちがあって、柏市の43万人の個性もかさなるように感じた。くっつくところももっている。協力すべき人が協力できるようになると、頑丈できれいなものになりそう。

みなさん視点が多様。これを続けると、10回目はどうなっちゃんだろう。先が楽しみ。

柏生まれ柏育って50年。みんな視点が全く違うことが分かり、新鮮に感じた。

柏ワガママLabの初めての活動、柏ワガママ会議はとてもポジティブな時間が流れ、参加者同士の距離も縮まる場になりました。

柏ワガママLabでは、ここで口にしたワガママをカタチにしていく活動を、コツコツと積み重ねていきます。

柏ワガママLabはInstagramもやっています!是非フォローしてください。

https://www.instagram.com/wgmm.lab/

If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
地域で暮らす人たちのワガママを叶える仕組みをつくる、事業推進メンバー募集
株式会社IRODORI's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Ayaka Nagai's Story
Let Ayaka Nagai's company know you're interested in their content