こんにちは。人事の浪川です。
10月になり、台風の影響もあってか、長雨のまま、冬のような寒さに驚いています。めっぽう寒さには弱いので、もう早速、暖房を使い始めました・・
やっと最近は秋晴れのようなカラッとした天気が多くなってきましたが、体調管理が難しい時期が続きますね。
さて、今日は、アイリッジとしては初めて、~【新卒エンジニア×海外採用イベント】インド人学生とのオンライン座談会~に参加したので、その様子をお伝えしたいと思います。
今回は、全研本社株式会社様主催のイベントに参加させていただきました!
アイリッジでは、今まで新卒採用を積極的に行ってきたわけではないのですが、一方で、今後は新卒採用に向けて準備を進めていきたいという思いもあります。
会社としてはまだまだノウハウが少ないので、今回のイベント参加では、いきなり採用を目指すのではなく、今後の新卒採用全体を見据えて、以下のような点を知ることができる機会になればと思っていました。
・まずは海外採用がどんなものなのか
・どんな志向性で、どんなスキルを持った学生がいるのか
・言語の壁はどれくらい?
オンライン座談会とは?
このイベントは、インド人学生の新卒採用を前向きに検討している企業に対し、オンライン座談会という形で、現地の学生の人柄、マインド、スキル等を直接話しながら確認できる、というイベントです。
採用に直結する、というよりも、まずは現地の学生と直接コミュニケーションを取ることで、採用に関する懸念を払拭していく、といった意味合いが強いかと思います。
運営側で、現地スタッフ、日本人スタッフともに通訳サポートに入ってくれるので、言語についても心配ありません。(フォローしてくださった運営のお二人:全研本社株式会社様)
複数社合同のイベントというわけではなく、アイリッジ単体での開催だったので、そもそも学生が集まってくれるのか心配していましたが、座談会当日は、9名もの学生が参加してくれました。なかでも、女性が4名も参加してくださったのが、個人的にはうれしい驚きでした。(エンジニア採用となると、女性にお会いする機会が少ないので・・)
座談会当日の流れはこんな感じでした
(2時間構成でした)
・アイリッジ参加メンバーの自己紹介
・参加学生からの自己紹介
・アイリッジ社の事業説明、オフィス紹介
・参加学生とのディスカッション(アイリッジから複数質問をしながら、みなさんに回答していただきました)
・参加学生からの質問タイム
座談会前に、参加学生のスキルシートを共有いただけるので、大学の専攻、趣味、長所・短所といった基本情報から、開発言語などのスキル情報、実際に経験したプロジェクトなどを事前に確認しておくことができます。
座談会当日は、それをもとに、もっと深堀したい内容を質問できます。
印象的だった、学生のみなさんとのディスカッション
アイリッジからは、学生のみなさんへの個別質問のほか、以下を共通質問とさせてもらったのですが、みなさんの回答内容がとても印象的でした。
(質問1)日々の生活や自分の人生で大事にしていることは何ですか?
(回答)夢を実現するために努力すること、けじめをつけること、忍耐、人に感謝すること、物事にコミットして必ず成果を出すこと・相手の期待に応えること、人を尊敬すること‥etc
特に、努力、忍耐、コミットといったワードが多く聞かれました。
熱意や勉強熱心な様子、素直さやひたむきさが伝わってきて、なんだか新鮮な気持ちになりました。(日本で生活していると、努力や忍耐って言葉、そんなに聞かないですよね)
目標がきちんと定まっており、それを達成するためにどうするか、ということを意識しているのだなと感じました。
(質問2)自分のスキルを使って何を成し遂げたいですか?また、どのようなエンジニアになりたいですか?
(回答)組織の成長に貢献できるエンジニア、社会問題を解決したり、人々の人生の質を向上させたりできるエンジニアになりたい。
例えば、高齢の方など、リテラシーが高くない人でも簡単に使えるようなサービスを作りたい。
クリエイティブなエンジニアになりたい。今までになかった新しいサービスを作ってみたい・・・etc
言葉は少しずつ違っても、貢献や人の役に立つ、という視点でみなさんお話されていました。自分たちの未来に希望を持っていて、自分の力でそれを実現する、といった強い意思が感じられて、聞いている私たちもとてもうれしい気持ちになりました。
初めて、海外採用向けの座談会に参加してみて
2時間の座談会でしたが、通訳をしてもらう時間もあるので、本当にあっという間で、もう少し学生のみなさんとコミュニケーション取りたいな~、と思いました。まだまだ聞いてみたいことがたくさん!
中途採用を中心にしてきたアイリッジにとっては、新卒採用、さらに海外採用となると、まったくの未経験ですが、今回初めてオンライン座談会に参加できて、収穫がたくさんありました。
まずは、インド人学生のみなさんの熱意や心意気に触れて、会社としても個人としても、とても良い刺激をもらうことができましたし、お人柄やスキルを実際に確認できたことで、現実的な受け入れを考えた場合の、会社側の課題も明確になりました。
学生のうちから他国で働くことを念頭に様々な努力をしている時点で、やはり語学も堪能ですし、知的好奇心が旺盛で貪欲、自己アピールも上手な方が多いです。
今後はさらに国境のない採用活動が激化することを再認識しました。
生まれや肌の色、性別、学歴などで判断されるのではなく、その人本人が持つ、志向性や適性、現在のスキルセットに基づいた採用活動がスタンダードになっていくと、さらに楽しいだろうな、とわくわくした座談会でした!