はじめまして。21卒のインタースペース内定者の谷井です。今回はインタースペースで人事として活躍されている宮田さんに働き方やインタースペースの文化についてお話をお伺いしました。
人事として会社の成長と向き合いながら、プライベートでは子育てもしている宮田さんのリアルな声をお届けします。
会社の成長とともに歩んできた12年間
―インタースペースは2社目とのことですが、以前はどのようなお仕事をされていたのですか?
前職は「楽しく働く人を増やしたい」と思い、3年弱採用コンサルの会社で企業の採用成功をお手伝いする仕事をしていました。
なぜこの会社に入社したかというと、日本はしんどそうに会社に行く人が多いなと感じていて、当時は望んで入った会社なのになぜだろう、と不思議に思っていました。
入口の採用にもしかしたら課題があるのかもしれないと考え、ミスマッチのない採用を作れる仕事をしたくて入社しました。
具体的な仕事は、採用活動で課題を抱えている企業に対して、会社で活躍している人を明確にして採用ターゲットとなる学生像を明確にしたり、ターゲットになる学生が魅力的に感じる企業の特徴を抽出したり、よりターゲットを見極めることのできる選考フローを作ったりしていました。
企業と学生がきちんと双方を理解したうえで、納得して入社できるような採用をお手伝いしていました。
―どうして転職を考えたのですか?
とてもやりがいのある仕事だったのですが、採用した学生の入社後の成長をみられないことをはじめ、採用コンサルという立場でできることの限界を感じるようになりました。
採用した学生が会社を辞めてしまったという話を聞いても「なにが課題だったのか」外部からでは分からないことも多く、もどかしく感じていました。
また、楽しく働く人を増やすために、採用という入り口だけでなく入社後に関してもできることがあるのではないかと思い、企業の人事として入社した後の教育や、働きやすい環境づくりにも関わりたいと考え転職しました。
―どうして転職先にインタースペースを選ばれたのですか?
理由は2つあります。
1つ目は、インタースペースはWin-Winを理念に掲げていたからです。
いろんな業界や企業を見てきて、企業の理念がいかに大切か実感することが多かったです。
企業が顧客や従業員のWinも考えている会社であれば嘘のない、誠実な、正しい採用ができ、従業員のためのより良い環境づくりもできると思いました。
また、社長自身がWin-Winという考えを大切にしている誠実な人だとも感じました。当時はまだ100名超のベンチャーでしたので、社長の存在ってすごく大きく、大切な軸にしていました。
2つ目は、良いビジネスモデルを持っているからです。
採用コンサル時代に多くの企業を見てきましたが、自社のサービスが良い企業は、社員の満足度も比較的高いと感じていました。
自社の商品やサービスが良いと思えないと、営業活動って辛いものになりますよね。Win-Winを体現するビジネスモデルって強いな、と今でも思います。
―入社当初のインタースペースはどのような環境でしたか?
先述の通り、私がインタースペースに来た頃は会社の規模も今とはまったく違いました。
人事が私を含め2人だったため、入社してすぐ中途採用と新卒採用をいきなりぽんっと任されました。
まだ採用手法も確立しておらず、Web広告業界も今ほど認知されていなくて、会社自体の知名度も全然なかったので本当に大変でした。急成長中だったので、営業の増員を常にお願いされていましたが、日々目が回るほど忙しい経験をしました。
―まさしく今のインタースペースを作ってこられたんですね。現在はどのようなことをされていますか?
現在は新卒採用の最前線ではなく面接、研修などのサポートをしながら、社員が働きやすい新しい制度や環境をつくる仕事をしています。
今はダイバーシティ推進の一環としてL G B Tの方が働きやすい環境を整える制度を作っています。
採用時にいただく情報の中でも性別の記載を無くしたり、入社後は好きな性別、通称名での勤務を認めたり、同性パートナーも配偶者と同様に扱い、慶弔金や慶弔休暇の対象にできる制度を作っています。
さまざまな背景を持つ社員が自分らしく、最大限能力を発揮して働ける会社にしていきたいです。
―人事として長い間働いてこられたと思いますが、人事をしていて一番嬉しい瞬間はどんなときですか?
採用した社員が社内で表彰されたときは嬉しいです。
インタースペースには社員の表彰制度があるのですが、そこで採用した社員の名前が呼ばれると、その社員にとっても会社にとってもインタースペースで働くということが良い選択肢だったと実感できてとても嬉しいですね。
―では、働くうえで大変に感じていることはありますか?
私は3年前に長男を出産し、それを機に2年間の産休に入りました。
復帰後も人事で働かせていただいているのですが、保育園のお迎えの時間があるのでどうしても働ける時間が限られてしまうことは大変ですね。
産休から復帰してからは、当社のフレックス制度を活用して8時-17時で働いているのですが、以前に比べるとできることが限られてしまいます。
復帰後は限られた時間の中で優先順位をつけ、効率を重視して働くようになりました。
インタースペースでママとして働くということ
―インタースペースは子育て中の社員にとってどんな環境なのでしょうか。
とても働きやすい環境だと思っています。
インタースペースでは非常に多くの社員が産休を取得し、戻ってきてくれています。
働き方の選択肢が多いのもその理由の1つだと思います。
全社でフレックスタイム制を導入しているのですが、子育て中の社員は時短勤務を選択することもできます。
少し前から時短勤務でもフレックスタイムが使えるようになりました。子供の保育園や病院への通院にかなり融通が利きます。また、復帰後の業務内容に関してもライフスタイルに合わせて相談することができます。
現在はコロナウィルスの影響で全社でテレワークが進んでいますが、子育て中の社員は以前からテレワークも取得可能でした。
これらほとんどが社員の声から生まれた制度です。会社が成長するに連れて、子育てをはじめる社員も増えてきたので、まさに会社と社員が一緒に変わっていった感じですね。
―産休後、復帰しない方が多い企業もある中、ほとんどの方が復帰されるインタースペースにはどのような環境や風土があるのでしょうか。
当たり前に産休育休が取れる、子育て中の具体的な大変さを周りがわかってくれる文化があると思います。
役職者の中にも子育て中の社員が多くいるので、大変さをわかってくれます。
子供が熱を出して早退するときも「大変ですね。お子さんお大事に!」と子育てを理解してくれています。さらに、「病児保育という制度があるので登録しておくと困ったとき便利だよ」など具体的なワーキングママ・パパに役立つ情報までくれたりします。
子育て中の社員にとってそんな環境はすごく心強く、安心して働ける環境です。
最近では男性社員の育休取得も徐々に増えています。子育てを受け入れる文化が背中を押しているのだと思います。
相手を思いやる文化が作る、社員一人ひとりに寄り添う環境
―相手を思いやる素敵な環境だと感じました。子育て中の社員に向けてだけでなく、会社全体としてそんな文化なのでしょうか
そう思います。インタースペース全体が相手のWinを考える人が多く、どんなときでも「あなたはどうしたい?」という問いかけをしている人が多いように感じます。
もちろん働き方についても、従業員にとっても会社にとってもベストなのはどのような形なのか考えています。
―どうして会社全体にそのような文化が浸透しているのでしょうか
ビジネスモデルの影響だと思います。
インタースペースのビジネスモデルから相手のためにやったことは、結局自分に返ってくるということを社員全員が体験しているからこそ、Win-Winの意味をみんなが理解しているのだと思います。
あとは社長の人柄かもしれません。私は社長自身が自分の利益よりも相手のことを考える、Win-Winを体現している人だと感じています。
―採用の際にも理念への共感を大事にしていますか?
採用時ももちろん理念に共感してくれているかどうかを大切にしています。
理念に共感してくれていると、社員は自分の考えと会社の考えが一緒なので、自分らしい方法で行動しても会社とずれることがありません。
納得したうえで行ったことが会社にとってもプラスになりますし、社員にとっては評価につながるという好循環が生まれます。
理念に共感する社員を採用するのは、会社にとっても応募者の方にとってもいい結果をもたらすので、重要視していますね。
制度を通して、社員1人1人が働きがいを感じる環境を作っていきたい
―インタースペースのアピールポイントについて教えてください。
インタースペースには長期的に成長できる環境があります。
入社直後の研修や入社後のメンター制度ももちろんですが、その後もメンター研修やリーダー研修など教育やマネジメントが学べる研修なども充実しています。
また、社員のニーズや状況に合わせて随時研修が改善され、新しい制度も作られています。(先述の時短フレックスもその1つです)。
自分のキャリアにとって必要なものを学び、長期的に成長し、安心して働ける環境だと思います。
―これから制度面でインタースペースはどう変わっていくのでしょうか
制度に完璧はないと思っています。
経営戦略の実現や社員の要望に合わせて変えていきたいと思います。会社の成長と社員1人1人が働きがいを感じる環境を、制度を通してつくっていきたいと思っています。
―最後にインタースペースに入りたいと考えている方に向けてメッセージをお願いします。
インタースペースは相手を尊重する文化がある会社です。
それはもちろんお客様だけでなく、社員も同じです。
もちろんやりたい仕事だけをやれるというわけではありませんが、社員の成長につながる環境や制度があり、「あなたはどうしたい?」というところから道筋を作ってくれ、会社と個人がWin-Winになるように考えてくれます。
働く社員自身が、必要な技術や知識を学び、スキルをつけ自己実現できる環境が文化的にも制度的にも整っていると思います。
ぜひ、インタースペースで自身も成長しながら、Win-Winの関係をつくっていきましょう!
―ありがとうございました!
社員の自己実現を支援し、働く満足度を高めているインタースペースの相手を思いやる文化を強く感じました。
この文化は、社会のニーズをくみ取り、社員に寄り添うために変わり続ける制度や、ビジョンに共感する社員を見つける採用活動から生まれたものだと感じました。
社員に寄り添う制度とその先にある社員1人1人が働きがいを感じる新しい環境はWin-Winそのものです。