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元リクの落ちこぼれが経営をして感じた心の変化、価値観が変わった5つのこと

(※本記事は代表石原の個人noteからの転載となります。2023年5月5日投稿)


自分は、新卒の同期はわかると思いますが、本当に落ちこぼれだったと思ってます。内定者研修では、グループワークでも価値発揮をできず、入社してからもしばらくは大した結果も出ずにいました。

今回は、そんな自分が、独立する前の自分に伝えてあげたかったことを、書いていきます。

前回は、「もっと早くやっておけばよかった」と思う5つのことという記事で最近の近況を書きましたが、前回と同様に、いずれ起業をしてみたい方、起業に興味がある方、たいぞーが最近何をやっているか気にしてくれている方がいれば、読んでもらえたら嬉しいです。

(写真は、仲良しの学生起業家ゆーとにQWSで撮ってもらったので使ってみました)


目次

①忙しいは思考停止。孫正義だって同じ時間を生きている

②経営者だから凄いなんてのはただの幻想。

③会社の3年後、5年後を考えはじめた

④自分視点から、マーケット視点へ。

⑤みんなを幸せにしたい、好かれたいは、何も言っていないのと一緒。

おわりに

①忙しいは思考停止。孫正義だって同じ時間を生きている


自分で仕事をやるということは、別に誰も指示はしないし、仕事も無限にできる。

だからこそやることが山ほど出てくるわけだが、当初は忙しさを言い訳に、後ろ倒しにしてしまうタスクが多々あった。

お客様がいる業務においてはしっかりやるんだが、どうしても遅れてしまうtodoは”優先順位が高いが、緊急性は低い社内の業務”。先々の事業計画の作成や、業務改善の方法など、自分がやらないと前に進まないものはどんどん後ろ倒しに。

忙しいを理由にして、できないのもしょうがないかなーと思っていたが、
リクルート時代の後輩から、
『え、たいぞーさんって、孫正義より忙しいんですか?それは大変ですね。』と皮肉的に言ってくれたことがありました。

聞いた瞬間は「おい、孫正義と比較したら、そりゃ雑魚人間だよ。やめてくれ。」と思ったけど、そこが本質ではありません。
忙しいを理由にすると全てがスタックする。思考停止になる。自分に言い訳を作ってしまう。もし仮に忙しいのであれば何かを捨てることをすればいいだけである。(言うのはめっちゃ簡単)

誰しも時間だけは平等っていうけど、ほんとそれ。

今はまだまだおこちゃまなので、『忙しい』ってつい言っちゃうこともあるけど、それを言い訳にプロジェクトを止めることはちょっとずつですが、しなくなったと思ってます。(でも本当にまだまだ)

言い訳をしてもいい。でもほどほどに。


②経営者だから凄いなんてのはただの幻想。

大学生の時や、サラリーマンの時は、経営者って漏れなく尊敬できて、手の届かないすごい人だと思って畏怖の念を抱いたりしていた。

ただ、独立してから感じることは、当たり前だろって感じかもですが、
「経営者だから、起業した人だから凄いってのはまやかし」だったんだなと思いました。

もちろん独立すると大変なこともあるし、しんどいこともあるけど、経営者だからその分受けている恩恵も多くあるし、どっちがいい悪いはないのかなと思ってます。「経営者だから仕事ができる」「経営者だから頭がいい」「経営者だから素敵な人」とかはなく、ただの肩書だなーと思います。


経営者だからすごい人もいるかもしれないけど、
嫌な人もいるし、すごく良い人もいるし、仕事もできる人もいるし、仕事をちゃんとやらない人もいる。

WBCの決勝の前に、ベンチで大谷翔平がアメリカ戦でこう言っていました。

「僕から1個だけ。あこがれるのは、やめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センター見たらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか、野球をやってれば、誰しもが聞いたことあるような選手たちがいると思うんですけど、今日1日だけは、あこがれてしまっては超えられないんで。僕ら、今日、超えるために、やっぱトップになるために来たんで、今日1日だけは彼らへのあこがれを捨てて、勝つことだけを考えて行きましょう」

決勝戦の声出しは大谷翔平!スター軍団に”ビビるな”「今日1日だけは彼らへのあこがれを捨てて勝つことだけを考えよう!」【WBC決勝】


まさにこれ。あこがれが強すぎると、人として見れなくて、はっきりとその人に意見が言えなくなると思います。

過去の自分に言ってやりたいのは、
経営者という、"名詞"にびびったりするんじゃなくて、
「実際に日々何を考え、何をしているのか?」という"動詞"の部分に着目したら、もっと自分はサラリーマンの時に、経営者の方とも仲良くなれたし、もっと視座が上がったのかもなと思ったりしました。

そして、本当にすごい経営者に出会うと、心が揺さぶられて、時に痛いことを言われたりしながらも、話した後ワクワクするなぁと思ったりしました。


③会社の3年後、5年後を考えはじめた

この2年半は、正直目の前のことに、とにかく必死でした。
そして、時折、先輩や経営者の友人から

「3年後どうなりたいの?どんな会社にしたいの?」

と聞かれてうまく答えられなかったことがあります。
創業当初聞かれた時は、いやー、頑張りたいっす!みたいな感じで濁している時も多かったと思います。

そんな折に、師匠的な人から、
『たいぞーは応援されているけど、何かが足りない。それはもしかしたら、未来を語ることかもよ。』
と一年ほど前に言われて、ハッとした時がありました。

自分は、会社の未来をメンバーに話したり、外部の人に語ることが怖かった。会社の未来をもちろん考えたことはあるけど、そのことをメンバーに伝えることを恐れていました。
「言ったことと違うアクションになったらどうしよう」
「そんなの目指したくないからやめておこうよ」
と言われたらどうしようと思っていました。

ただ、自分が大好きな経営者は、やれるかどうかではなく、
信念を持って、未来を語れる人だなと。

HRの尊敬する企業はたくさんあるのですが、その中で、常に背中を追っている先輩企業の株式会社事業人の皆さんは常に日本視点、抽象度が高い視点でHRの未来を考えているし語ってるし、同時期に独立したGEKIの作左部さんは、独立当初から、"できるかどうかではなく、やりたいこと、作りたい未来"を常に語っているし、転職支援を事業としているミライフさんは、カルチャーブックで自分たちが大事にしている価値観を世の中にしっかりと発信している。

そういった一言をくれた人がきっかけに、周りにいる人達の素敵さが点で繋がり、ちょっとずつではありますが、完全に怖さは拭えないけども、未来を語るようになってきました。

だからこそ現在、より素敵な会社にしていくために、会社のミッションバリューを策定しています。

目指したいこと、大事にしたいことはアップデートするものだし、
その目指したいものに対してドリームキラーは現れるものだと思うけど、今は会社の未来を関わる人達に共有し、仲間を集めていきたいと思っています。

                  頑張って鋭意製作中


④自分視点から、マーケット視点へ。

独立した時に書いた記事のなかで「崇高な意志があって起業したのではない」ということを書いていました。

起業した当時は「HRの領域で、もっと多くのことを身につけて、成長し、周りに役に立てる人になりたい」「好きな人と働きたい」と思いだけで独立したのが正直なところで、特にマーケットに対して、強く思うことはあまりありませんでした。

しかし、自分がHR業界に関わり、尊敬できる会社とそうでない会社、色んな会社のあり方を見るなかで、自分の事業については「結果にコミットをしっかりする人事コンサルになりたい」「きちんと心ある転職支援をしていきたい」「そしてそれを大きくしていきたい」と思えるようになりました。


独立した当初は、自分なんかが人を採用して、拡大するなんてありえないと思っていました。

現時点も、自分は足りないことも多いし、迷惑をかけることもあるし、本当に申し訳ないなと思うことも日々あります。

ただ、得意不得意とかではなく、コミュニティの運営や、学生時代を振り返ると、仲間を増やして一緒に何かをやることは心から好きだということに気づきました。

好きを大事にして、驕らずに、一歩ずつ、仲間を増やしていきたい。
そして、その人たちがインテラスを通して、人生が豊かになる出会いや、喜べる仕事に出会って欲しい。

足りないことに目を向けたらまだまだたくさんあるけれど、今あるものを大事にしつつ、驕らず、日々感謝して、お客様に向き合っていきたいと思っています。


⑤みんなを幸せにしたい、好かれたいは、何も言っていないのと一緒。

みんなに好かれたいと思うばかりに、周りの批評を恐れたり、嫌われたくないと思うばかりに全員にいい顔をしていると、思い切った決断をするまでのスピードが遅くなったり、何も言えなくなったり、結果そのことが会社の成長を阻害する要因だと感じてきました。
(自分自身、器用な人間ではないので、全員に好かれることも正直難しい)

一方で一定程度、自分は周りを気にしてしまう性格であることも自覚的で
好かれたいという感情は、否定せずに、ただ、それを自覚して、好かれなかったとしても諦めることをしようとしています。


おわりに

今年の目標は、石原商店だったものを、株式会社インテラスにすること。
これを書いている途中でも、いろんなことが起きるし、一個一個で一喜一憂するけれでも、関わる人達、全員でいろいろなことを仕掛けていって、社内のメンバーが日々ワクワクする会社にしたいですし、仲間を増やしたいですし、世の中に対してもっと価値あるものを提供していきたいと思っています。

もしこれを読んでくれた方で、

▶転職の相談にフラットに乗ってほしい!
▶友人がキャリアに悩んでるから、話を聞いてほしい!
▶会社の採用ができなくて困ってるので、知恵、力を貸して欲しい!
▶とりあえず久しぶりに話そう!
▶Interasの仕事に力を貸してあげてもいいぞ!
▶一緒に働いてやってもいいぜ!!

などの気持ちを持ってくださった方がいたら、ぜひご連絡ください。
FacebookTwitter問い合わせフォームなど、やりやすい方法でご連絡いただけると幸いです!

次回は、会社のミッション、バリューを策定した話ができたらと思ってます!今回も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!
もしよいと思ってくださったら、いいねだったり、コメントしてくれたら飛んで喜びます!


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