ご覧いただきありがとうございます!INCLUSIVEグループは「Creation of New Value」というミッションを掲げ、コミュニケーションを主軸とした課題解決を目的とした事業を展開しています。
本シリーズは「部門紹介」と題し、INCLUSIVEグループの会社・部門について、ミッションや業務内容、今後の展開、仕事の面白さについて紹介していきます!
今回は、「ディスプレイチーム」の紹介です。
目次
ミッション
業務内容
広告枠のレイアウト設計・実装
アドネットワーク事業者の選定・交渉
配信設計の最適化・実装支援
身につくスキル
おもしろさ
ミッション
ディスプレイ広告を運用し、webメディアの収益を最大化する
ディスプレイ広告とは、webサイトやアプリに設置された広告枠に表示される広告のことです。多くのメディアでは、コンテンツの文中や関連記事が表示される枠の前後に、バナー広告や動画広告が表示されるディスプレイ広告枠を設置しており、テクノロジー会社(アドネットワーク事業者)に対して、その枠を開放することで、クリック数などに応じて収益を得る仕組みになっています。メディアと広告主が対面で取引をするわけではなく、メディアとしては効率よく多くの広告主から広告収益を得られるメリットがある一方、広告配信の仕組みは複雑であり、そのメディアの価値を毀損しない形で収益化を行っていくことは容易ではありません。
INCLUSIVEのディスプレイチームでは、ディスプレイ広告による収益を最大化するため、広告枠の配置からアドネットワーク事業者の選定・交渉に至るまでのコンサルティングを行っています。
業務内容
広告枠のレイアウト設計・実装
メディアの広告収益を高めるため、相性のよい広告案件、フォーマットの分析・把握をしたうえで広告枠の配置を行います。
例えば広告フォーマットには静止画や動画、テキストなどの種類があり、フォーマットごとに特徴が存在します。広告の位置によっても、広告効果には差が生まれるので、それに応じてメディアが得られる収益にも差が出ます。このように、枠の位置や表示デバイスの特性などを考慮し、UI(ユーザー体験)の阻害やサイトスピードの低速化などのリスクも踏まえて、メディアに最適化された広告枠を配置します。
アドネットワーク事業者の選定・交渉
より広告単価を向上させるには、アドネットワーク業者の選定と条件の交渉が不可欠です。
アドネットワーク事業者は多岐にわたり、事業者ごとに、収益性の高いフォーマットや広告商材のジャンルが異なります。ディスプレイチームはその特徴を見極め、広告を配信するメディアに適したアドネットワーク事業者を選定します。また、複数のメディアの代理人として、単体のメディアとして交渉するときよりも、有利な立場で運用条件や単価の交渉を行うことができます。
配信設計の最適化・実装支援
メディア全体の広告配信が最適化されるように設計を行い、ツール・広告枠の実装までを支援します。アドネットワーク広告に限らず、メディアと広告主で直接取引を行う純広告や他の広告配信ツールも併用することで、メディア全体の収益向上を目指します。
一度設計して終わり、ではなく、サイトを訪れるユーザーの動きや、変わりゆく市場感を踏まえ、日々調整・更新を行っていきます。
身につくスキル
独自のテクノロジーを持つ事業者との交渉や、支援先の媒体社様とのやり取りの中で、思考を論理的に組み立てて、適切に相手に伝えるコミュニケーションスキルが身に付きます。依頼・交渉の場面では、若手社員でも役員や部長クラスの相手とやり取りすることになりますので、プロとしての知識やスタンスが求められます。
実装業務では、HTML、CSS、Javascriptなどの知識や、Google Ad Managerなどのディスプレイ広告運用に直接使用するツールはもちろん、Google Analytics 4、Google Search Console 等のサイト分析ツール、それらの数値を効果的に分析するためのTableau、TreasureDataなどのツールを活用するスキル、統計学的知識が身に付きます。
また、ディスプレイチームではノウハウ蓄積や組織力向上にも力を入れており、部署の売上目標や個人目標とは別に、毎月一つ「チーム力強化」のための目標を立てて取り組んでいます。チームとして業務を進める中で、仕事におけるコミュニケーション能力も鍛えることができます。
おもしろさ
ディスプレイ広告運用業務は実行した施策が収益に直結しやすく、成果がすぐに数字として見えるという面白さがあります。業務ではロジカルに戦略設計することが求められますが、その分、自分で立てた設計が大きな収益につながる瞬間は非常に達成感があります。
また媒体社の売り上げを上げるため、CMS構築、純広告支援、開発ディレクション、PV解析・提案に関わることもあり、業務領域にとらわれない、幅広い提案ができることも魅力の一つです。