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着物

ピンチはチャンス!総勢45人のモデルが出場、それは日本最大規模の和装のショーだった

火事で和装は壊滅的なダメージを受けたなんでも、やり続けるということは、気がついたら一番になっていたりするものなのだと気がついたのはショーの後だった。隣接していた実家の漏電で、店舗と実家ともに全焼した2000年の火事で、ほとんどのドレスが消失したのは、今から、もう20年ほど前のこと。和装のほとんどは、煙で黒く変色し、水に浸かって色が落ち、貴重な和装のほとんどが使い物にならなくなりました。数十箱分のそれらの和装をクリーニングに出したら、確か、クリーニング代は数百万円にもなったように記憶している。ところが、クリーニングから帰ってきた和装は、金箔が全て鉛色に変色し、本当に二度と使えなくなった。そ...

着物は、キモノという形をした一つのドレス。

◆新しいコーディネートへの挑戦、最初は心配で夜も眠れないほど火事で店舗が全焼してから、新店舗がオープンして5年経った頃、オリジナルの着物のコレクションがかなり溜まってきたので、和装のショーをすることにした。オリジナル和装コレクションを中心に、新生ブライダルコア伊谷が進むべき方向性を、お客様と、社員の皆さんへショー形式のメッセージイベントとしてプレゼンテーションするという企画。着物でできるありとあらゆるコーディネートを試すことにして、その中の一つに、個人的には、着物+パニエって、それなりにかっこいいと思うのだが、果たしてそんなことをして、下手をすると、チープな仕上げりで学芸会的な素人芸と取...