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アイキューブのCEO・麹池貴彦(きくちたかひこ)とはどんな人物なのか。スタッフによる人物紹介シリーズ第一弾の中西さんの記事では「若手起業家を育てるのが好きな人」と明かされました。
第二弾は未来の起業家であり、麹池氏がコンサルタント見習いとして育てる紺野敦志(あつし)さんを取材しました。
26歳、元・自衛隊員目線での麹池氏とはーーー。
僕の人生には、起爆剤が必要だった ー働きながら学ぶ
ーまずは自己紹介をお願いします
26歳、コンサルタント見習いの紺野敦志と申します。業務委託という立場で麹池さんの元で働かせていただいています。僕は3年前までは自衛隊として働いていました。夏の夜、20kgの銃を背負って夜通し40kmを黙々と歩く訓練などを通して、心身を鍛えられてきました。
ー現在のお仕事内容は?
お客様との戦略ミーティングの準備の一部を担い、会議にも同席しています。最初は議事録、次に調査業務、お客様への提案資料作成と、出来ることが増えたら仕事の幅も広がっていく流れです。1日に平均2回ほどミーティングがあります。
ーコンサルタント見習いになった経緯を聞かせてください
前述のとおり僕は元・自衛隊員であり、防衛大学時代を含めると5年半ほど勤めました。自衛隊の仕事は大好きだったのですが、「他の仕事を経験してみたい」という気持ちが上回ったため退職を決意。友人たちが起業した株式会社Festalに入社し、コンサルティング事業に携わるようになりました。
しかし、いざビジネスの世界に踏み出したとき、自分はあまりに経験値が足りないことを痛感しました。ビジネス用語もさっぱり分からない状態で…。当然ながら、自衛隊の世界とビジネスの世界では、文化も心構えも異なることにも戸惑いました。
ー目の前に壁が立ちはだかったとき、どう行動しましたか?
現状のままでは頭打ちなので、「人生に起爆剤が必要だ」と考えるようになりました。そんな時期、たまたま知り合いからのご縁で麹池さんの存在を知ったんです。「麹池さんなら、未経験からコンサルタント見習いとして鍛えてくれるよ」というお話をいただき、すぐに飛びつきました。コンサルタント会社で働くことは、ビジネスの総合力アップにつながると聞いたからです。働きながら学ぶチャンスをいただき、本当に有り難く思っています。
「お客様の期待値を超える仕事」を五感で学ぶ
ー見習いとしてのお仕事はいかがですか?
毎日、自分ひとりでは到底得られなかった体験・経験の連続です。特に貴重だと感じるのは、仕事の「完成形」を五感で学ばせていただいていることです。「お客様の期待値を超える成果物とは、資料とは、作成の工程とは、話し方とは」を、ビジネスの現場で目の当たりにしています。
ーなぜこの経験を「貴重」と感じるのですか?
正直なところ、経験値が低すぎる僕は麹池さんに「これはお客様にご満足いただけるクオリティではない」と指摘されても、その場で理解できないことばかりなんです。資料作成のケースでいうと、自分の資料に何の情報が足りないのか、なぜその情報が必要なのか分からなくて…。麹池さんの手が入った資料の完成形ができてお客様の反応を見たとき、ようやく「そうか、あのとき麹池さんが求めていたのはコレだったんだ!」と理解する感じです。いつかは一足飛びで「完成形」を導き出せるようになりたいです。
ー紺野さんからみて、麹池さんはどんなヒトですか?
働きぶりは激務のヒトですね。複数の案件を同時進行しているのでかなりお忙しいです。どれだけ忙しくても、麹池さんはすべてのプロジェクトを把握し、細部まで一切妥協しません。そして、どれだけ疲れていてもご家族を大事にし、美味しいものを食べに全国を巡り、僕のような若手を育て、嬉しいことに麻雀にも付き合ってくださいます。本当にパワフルな方です。
厳しさか、優しさか
ー麹池さんのお人柄はいかがですか?
僕にとっての麹池さんは「優しいヒト」です。
包容力があって、スタッフやお客様から「困ったときは麹池さんに聞いてみよう」と頼りにされる存在です。人によっては麹池さんは「厳しいヒト」と感じるようですが、厳しいのは「基準」に対してだと僕は解釈しています。理不尽だと感じたことは一度もありません。
ー「基準に厳しい」とは?
麹池さんは仕事の合格点が高いんです。先ほどもお伝えしたとおり、「お客様にご満足いただけるものを提供する」という姿勢に一切妥協しない方ですから。僕がお客様への提案資料作成などを担当する際、「この資料はお客様にご満足いただけるレベルではない」、「なぜあの項目を調べなかったのか」など姿勢を問われる場面がよくあります。
ー麹池さんの指導を「厳しい」と感じるか「優しい」と感じるか、それを分けるものは何だと思いますか?
「働くうえでの意識」ではないでしょうか。僕は自分に圧倒的にスキルが足りないことを自覚しており、学ぶために見習いとして働かせていただいています。「スキル不足は時間でカバーする」、「出来ないものは、出来るまでやる」というのが僕と麹池さんの共通認識なんです。それを体現することがアイキューブで働く権利だと捉えています。
アイキューブにマッチする人材像
ー紺野さんの視点で、アイキューブに合うのはどんな人だと思いますか?
学ぶ目的があるひと、そして「スキルを出すか、時間を出すか」のいずれかが出来る人でしょう。麹池さんが求めるスキルが無いなら、時間とガッツを絞り出すのみです。お客様のために必死になれる人材かどうか。麹池さんが一緒に走りたい人材かどうか。その判断軸は「スキルを出すか時間を出すか」に集約されると思います。スキルも時間も出せない人には難しいかなと感じます。
ー忙しいなかで、メンタルを維持する秘訣は?
僕の場合はしっかり寝ることです。一晩ぐっすり寝れば朝には回復するタイプなので、何より睡眠を大事にしています。一般的に激務とされるコンサルに興味がある方は、睡眠を死守することをおすすめします。
ーお休みは希望どおりにとれますか?
繁忙期ではなければ休暇は希望どおりにとれますし、社員の皆さんは家庭の事情も考慮してもらっており、働きやすい環境だと思います。ちなみに終業時間は20時すぎになることが多いです。
ー最後に、今後のビジョンと読者へのメッセージをお願いします
将来は自分で事業を始めたいです。まだ麹池さんには伝えていませんが、いつか麹池さんと事業でコラボするのが夢です。そのためにも今は、自分に出来ることを増やすのみ!
麹池さんはガッツと根性がある若手に本当に優しいです。僕のようにスキルが足りない人間でも、出来るようになるまで喰らいつく姿勢は評価してくださいますから。
本気で学びたい人、やる気がある人にとっては最高の修行になるでしょう。一緒に切磋琢磨できる仲間をお待ちしてます!(取材・執筆=武藤花奈)