IBJで働く人シリーズ第5弾!オフィスですれ違うスタッフを笑わせて歩くネットワーク管理部 部長の松野さんをご紹介します!
ネットワーク管理部は、縁の下の力持ちとしてIBJになくてはならない中枢を担う部署。社内全てのネットワーク権限を持つのは、IBJで松野さん1人だけなんです。8割は”見えにくい業務”という管理部のお仕事ですが、「業務は見えなくてもいいから、もっと俺を見てほしい。」と、謎の発言をする松野さんのお仕事について、今回お話しをお聞きしました(笑)
プロフィール
▲東京都出身 42歳
▲テニスコーチ・人材コーディネーター・総務・人事職を経て、2009年IBJへ入社。
▲営業・連盟業務を経て、ネットワーク管理を担当。現在、管理部の部長として活躍。
▲手先が器用になりたくて、手品を始める。
▲ディズニーランドのアルバイト経験からディズニーの世界に魅了される。
▲管理部のメンバー集合!右下の方は、新しく管理部に異動となった村山さん ♪
インタビュー
(広報)---よろしくお願いいたします!最初に松野さんのお仕事内容を教えてください。
(松野)「よろしくお願いします。私の仕事は、毎日窓から見える富士山の絵を描くことです(冗談)
一言で言うと社内のインフラを整えるのが仕事です。皆が分かりやすいところで言うと、PCやアカウントの整備、電話管理、入社対応とか。他にも、社内のツール管理や店舗の出店、システム導入、サーバー管理、セキュリティ関連などを行っています。ちょっとしたことだけど、印刷するときにダブルクリックすると印刷が出来るようにする仕組みを作ったり、PCのバージョンアップをしたり、皆が使うツールのドメイン契約や管理とか。皆が体一つで来れば仕事ができる環境を作るのが仕事かな。」
(広報)---業務の幅が広いですね!例えば、出店の時はどのようなことを行われるのですか?
(松野)「新規出店の際は、実際の店舗でインターネットが繋がるようにするところから初めて、防犯カメラを設置したり、全てのPCの設定を行ったり。関西支社の場合で言うと、3週間大阪に出張で行っていました。でもそれは実装にかけている時間なので、事前準備はその倍以上費やすかな。
まず業者を探すところから初めて、入念に打合せを重ねて。具体的に構成が固まってきたら、どこに何を置いて、ルーターの回線はどこに何を挿すというのを図面に起こします。中でもセキュリティ対策は慎重に行っていて、皆は不便と思うかもしれないけれど、例えばUSBを使えなくしたりアクセス出来るサイトを制限したりするのも重要だと考えています。何か大きな問題が起こってからでは遅いので。
実装に費やす期間が2日だとすると、その準備期間は2ヵ月以上。もしオープン日にネットが繋がらない等のトラブルでオープンできないことがあってはいけないので、責任は重大だと思っています。毎回出店の時や、何か新規システムを導入するときは、プレッシャーで胃が痛くなりますね。」
(広報)---相当骨の折れる作業ですね・・・
(松野)「皆さんに見えるところに持っていくまでの、見えない部分が比較的多いですね。比率で言うと、見えている作業が2割、見えない作業が8割くらいかな。」
(広報)---突発的な案件が多いように感じるのですが、ルーティーン業務もありますか?
(松野)「ルーティーン業務はないですね。全く。毎朝シャワーを浴びているときに、”今日はこれをやろう”と、今日するべきことを確認してます。だから社内のスケジュールツールは全く使わない。でも、手ぶらで来たとしても仕事がないことは全くないですね。突発の案件は毎日のように入ってきます。
特に新しいものを取り入れたときは、スタッフから質問が来ることもあります。最近で言うと、固定電話からアプリ化に切り替えた時は、かなりの質問がありましたね。ツールやシステム一つひとつ使い方も違うし導入の方法も違うので、誰よりも詳しくなるために勉強を重ねて何度も入念に確認。
当たり前のことですが、今までやっていたことが変わるのは誰しもストレスに感じるので。けれど、新しいものを取り入れていかないと成長はないし、会社自体の成長についていけないような設備では意味がないので、何か新しいシステムを取り入れるときは、批判を受ける前提で動きます。」
(広報)---当たり前を作る仕事は評価されにくいと思うのですが、どんなときにやりがいを感じますか?
(松野)「実は5.6年前に1回だけ表彰されたことあるんだよね。縁の下の力持ち賞(笑)認めていただけることはとても有り難いことですが、自分が評価されるよりも仲間が評価されるほうが嬉しいかもしれないです。学生の時とか、自分の試合そっちのけで家族の試合を応援しに行ってしまうようなタイプだったので(笑)それに、私の評価はチームの皆に返りにくいと思っていて。でも、皆が評価されるのは、自分にも返ってくるかなと。だから評価されることよりも、何かを実装したときに、何事もなく正常に運用されたときは毎回『ヨシッ』って思うかな。
管理部は存在を感じさせないことがベストだと、管理部でよく言っています。皆が管理部の存在を意識するときは何かトラブルや不具合があった時だから。皆が何も考えずに働ける環境を作ることを意識しています。」
(広報)---入社した当初から管理業務を担当されていたのですか?
(松野)「入社したときは所属未定でした(笑)営業と結婚相談所連盟の業務(今でいうコーポレート事業部と連盟事業部)を2年程行い、当時のメディア営業部で広告営業の事務を半年程担当しました。その後、管理部が立ち上がり、今で7年くらいになるかな。
その当時は自分以外こういった業務を解かる人というか、実装する人がおらず、やらざるを得ない状況だったので、毎回調べたり勉強をして徐々に覚えていきました。夏休みの宿題とか最終日ギリギリにならないとやらないタイプだったので、おそらく恵まれた環境の中にいたらそんなに成長はしなかったと思っています。」
(広報)---今の管理部はどのような雰囲気なのですか?
(松野)「殺伐としていて口も利きませんね。何かあると返事よりも先に殴っちゃう。皆帰るときはだいたい血を流して帰るみたいな。」
↑ 新卒3年目の古川さんと、じゃれ合う42歳。
(松野)「堅苦しいのは好きではないので、やることさえやってもらえれば後は自由というか。管理部にいるサーバー大好き男の長谷川君(自宅にマイサーバーあり)は、本当にお店選びのセンスゼロで。女性は皆メキシカン好きですよね、っていう訳のわからない判断のもとタコス屋さんに行って、呼んだ人が皆辛いものがダメだったりとか。食べログ評価良いのでここ行きましょう!って連れてかれたお店が、すごく美味しくない適当なお店だったりとか。新卒3年目の古川さんは、私がボケるとその上をいくボケをしてきたり。私がふざけるとチーム皆に無視されたり...。管理部はそんな雰囲気ですね。笑 ディズニー好きなメンバーが多いので、6/2に皆でディズニーシーにも行きました。」
(広報)---そうなのですね!松野さんのディズニー好きは社内でも有名ですよね。
(松野)「もともとディズニーランドのレストランでアルバイトをしていたんです。そこから好きになったね。特にトイ・ストーリーは何回も観ていて、DVDを再生した時に、最初のお城(シンデレラ城)が流れてくるだけで、ラストシーンが浮かんできて泣ける。そのラストシーンはバズとウッディが最終的に仲良くなる友情シーンなんだけど、最後にお互いのセリフが入れ替わるんですよ。映画を観る時に、主要キャラクターではなくサブキャラに感情移入してしまう。主人公たちを間近で観てるような気分になるんですよね。」
(広報)---感受性が豊かですね...松野さんは趣味が多いとお聞きしました。
(松野)「好きなことが多いので、休日は色々なことをしていますね。お城が好きなので観に行ったり、旅行も行くし、映写機からスクリーンに映し出す映像を観に行ったりもする(映画のこと)。丁度GWは奥さんと友達と茨城のひまつりへ行ってきましたよ。」
(広報)---松野さん、楽しいお話しをありがとうございました!
(松野さんのメイキング集)
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