最近、iCAREに入社してくれたメンバー数名から
「梅田さんのWantedlyの記事読みました!」
と声を掛けてもらうことがあった。
入社した直後に書いた[なぜ梅田翔五はiCAREを選んだのか?]という記事。
全体的にエモい感じの文章で、今読み返すとまあまあ恥ずいタイプのやつだ。
これを33のおっさんが書いたのかと思うと、正直きわどい感じもする。
ただ当時は恥ずかしげもなく本音のままに書き、それが功を奏したか、評判が良いらしい。
もちろんそれだけではないと思うが、この記事が入社の決め手になったなんて話も。
しかしそんな言葉をもらった僕の頭には、1つの疑念が浮かんでいる。
「1年4ヶ月も前の記事を真に受けて、会社を選んでも良いのだろうか」
あくまであの記事は僕が入社して1週間くらいの時に書いたもの。
もしかしたら、僕はiCAREに入って後悔しているかもしれない。
もしかしたら、今じゃiCAREという会社の雰囲気はがらっと変わってるかもしれない。
もしかしたら、iCAREの事業は全く上手くいってないかもしれない。
そんな可能性だってありえなくはないはずだ。
そこで今回は情報をアップデートすべく、iCAREに入社してくる未来の社員達に向けて、入社して1年4ヶ月の社員の声を届けてみよう。
僕の特技は本音でベラベラ喋ることだから、信用度はそこそこ高い記事になると考えている。
(特に理由はないのだが、この写真は僕の人生で最も二枚目に撮れているものなので、無理やり差し込んでみた)
1年4ヶ月で見えたiCAREという会社
1年4ヶ月勤めて、iCAREの雰囲気や全体像がようやく掴めてきた。
そんな僕が、iCAREを一言で表すなら
『楽しまなければプロじゃない』
これはiCAREのCredoなのだが、まさにこの言葉に全てが集約されている。
もう少しわかりやすく噛み砕くと
『厳しさと楽しさの共存』
という言葉が適切かもしれない。
厳しさとは
僕達は、多額の投資を投資家から受けているスタートアップであり、甘えを許されないプロ。
事業を必ず前に進め、大きな目標を達成していかなければならないと日々感じる。
また、投資を受けているからという理由だけでなく
『カンパニーケアの常識を変える』
というMissionを実現するためにも本気が求められる。
入社してわかったことだが、iCAREの事業が携わる[企業の健康管理]という分野は、恐ろしくアナログであり、そして悪習が凝り固まりまくっている。
この常識を変えていくというのは、一筋縄にはいかない。
だから僕達社員も任された仕事をやりきることはもちろん、常に視座を高く持ち、会社全体をより良くすることを求められている。
「視座を高く持て!」
CxOやマネージャー陣は口癖のように言っている。
今日僕が伝えたかったことの1つは、実はこの厳しさという点であり、要するにiCAREは、
楽しいことばかりの、キラキラした会社では全くない。
厳しい指摘ももちろんあるし、スタートアップならではのトラブルも往々にしてある。
全力で頑張ってみても成果につながらないことだって、よくある。
包み隠さず言うが、僕も日々プレッシャーを感じているし、落ち込む日も多々あるwww
少し余談だが、つい先日「いやー最近、仕事クソ忙しいわ。マジ大変。」と家でボヤいたら、嫁に
「そういうのを求めて、ベンチャー行ったんじゃないの?」
と言われて、ハッとさせられた。
我ながら良い女と結婚したものだ。はっはっは。
(嫁を褒めると自分の好感度が上がるという話を何かで読みました)
楽しさとは
一方、iCAREの楽しさとは何か。
プロとして仕事を楽しむとはどういうことなのか。
これはいくつも要素があるように思うが、大きい点を2つ言及する。
1つ目は『本気で働けること』
無駄な社内政治などがなく、本質的に仕事に向き合えている。
各部門・各個人が自身に与えられた仕事に一生懸命取り組んでいるし、お互いがリスペクトしている。
僕はiCAREで4社目だが、過去勤めてきた会社では社内政治や、行きたくもない先輩との飲み会、休日に開催される強制参加の草野球など、無駄なものが多かったが、iCAREにはそれらがないと感じる。
事業や組織に貢献すれば、評価をされるというわかりやすい構造が僕のお気に入りの点の1つだ。
また「仕事を取りに行け!」というのもCEOの口癖で、やりたいことがあるなら、挑戦することを推奨している。
僕はもともと転職エージェントに勤めていたため、iCAREの採用をもっとよくできると考え、勝手に採用活動を始め、募集や面接、採用経路の変更をしてきたが怒られたことは1度もない。
成果も出ているので、この点は任してもらえることも増えた。
よく採用面接で「成長したい!」と語る候補者の方がいるが、成長できる環境とは
・社員が全員本気で仕事に取り組んでいる環境
・自分で考え、自分で実行することが許される環境
の2つではないかと個人的に考えているが、iCAREは比較的当てはまるのではないか。
(ただし自分で考え、自分で実行するというのは、実はかなりむずい)
2つ目は『コミュニケーションをおざなりにしない』
何かに熱くなり、成果ばかりを求め過ぎた結果、コミュニケーションや人の感情をおざなりにしたという経験はないだろうか?
僕は昔ブレイクダンスを長くやっていたが、成果にコミットするあまり、後輩に正論ばかりを叩きつけ、何人もダンスを辞めさせてしまったという苦い経験がある。
前に勤めていた会社はゴリゴリの営業会社であったが、月末はオフィス全体の空気が非常に殺伐としており、その空気に耐えきれず、長く働く人はほとんどいなかった。
そういった点に対しiCAREは非常に敏感というか、組織内のコミュニケーションを大切にしていると感じる。
成果にコミットし日々プレッシャーと闘いながら一生懸命働くことと、殺伐とした陰湿な空気は決してイコールでないのだと学んだ。
こんな感じで行事をみんなで楽しむのも、良いところの1つだと伝えたい。@ハロウィン
その他
あとは、採用活動時に候補者の方によく聞かれることを、ここにぶちまけてみよう。
社員数はどれくらい増えてるんですか?
僕が入った時で40人くらい、今たぶん80人くらいです。
事業は上手くいってますか?
高い目標を追っているのでまだまだ至らない点も沢山ありますが、数字で見ると大きく伸びてるかなと。
大手企業の導入も最近は増えてきて、事業としてネクストステージに行ってる感あります。
残業時間はどれくらいですか?
健康管理の会社なんで、ここらへんの管理は結構厳しいです。たぶん平均20h前後じゃないかな。
ただし自己学習は強く求めたいので、プライベートが何よりも大事という方には、僕は弊社をオススメしません。
iCAREで活躍している人ってどんな人ですか?
僕の勝手な見解ですが、行動量を追いつつ、インプットの時間などもしっかり作り質も高めていける人。
あと情報感度が高く、iCARE内に留まらず外の情報をしっかり収集している人だと感じます。
そして根本的に仕事が好きな奴かも。
梅田さんってTwitterで見るより、真面目ですね?
ほっとけよ!!!
おわり
はい、という感じで僕の1年4ヶ月の感想をまとめてみたらこんな感じになった次第。
完全に僕の主観なので、僕じゃない社員に書かせたらまた全く違う感想になるはず。
なので、あくまで参考程度で。
あと書いていて思ったのだが、厳しさと楽しさの共存、つまりiCAREは部活みたいな会社なのかもしれないな。
青臭い表現だが、青春してる感もあるような気がする。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!