こんにちは!
マーケティング担当の井上です!
今回は弊社でデザイナーが考えるマーケティング視点について執筆してくれました!
是非チェックしてみてください!!
本記事では、Webデザイナーがマーケティング視点を取り入れるためにできることをご紹介します。正直なところ、デザイナーとしてどこまでマーケティングについて考慮すべきなのかは会社によって裁量が分かれるところかと思いますが、この記事では「マーケティングとは」というところから、実際にデザインを作るときにどのようなことが考慮できるかというところまで、初歩的な内容に触れていきます。
マーケティングとして意識せずにすでに取り入れている内容もあるかと思いますが、この記事を通して改めて認識を深めていただければ幸いです。是非、最後までお読みください。
【目次】
- マーケティングとは
- マーケティング視点を取り入れるメリット
- マインドセット
- 実践
マーケティングとは
まずはじめに、マーケティングとは何かをざっくり理解しましょう。
マーケティングとは
顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動の全てを表す概念。(Wikipedia参照)
つまり、大まかにいうとマーケティングには、
1. 顧客にとってニーズのある商品・サービスを作ること
2.商品・サービスの情報を顧客が効果的に得られる仕組みを作ること
上記の2つの軸があるといえます。
デザイナーとしては「2.商品・サービスの情報を顧客が効果的に得られる仕組みを作ること」という軸にアプローチし、『ユーザーが求めている情報をより分かりやすく得られるようにデザインをする』ことが求められます。その意識を持ってデザインに落とし込むことがマーケティング視点を取り入れることに繋がります。
では、本題に入る前にマーケティング視点を取り入れるメリットを整理しましょう。
マーケティング視点を取り入れるメリット
マーケティング視点を取り入れると以下のようなメリットがあります。
- アウトプットの質が高まり、効果のあるサイトを作れる
- デザインに説得力を持たせることができる
- マーケティング視点での提案ができる
流行っているフォントだから取り入れる、綺麗な画像と余白を用いてお洒落な雰囲気にする、グラデーションを用いてスタイリッシュさを出す、、なども、もちろんデザイン的には間違っていませんが、マーケティング視点ではよりユーザーを重視して考える必要があります。例えば、アパレルのECサイトに訪れてビジュアル的にかっこいいサイトだったとしても、サイズや素材などの必要な文字情報が欠けていたらユーザーとしては購入をためらってしまいます。この場合で言えばビジュアル的なかっこよさに加えて、ユーザーが必要とする情報をサイト内で提供することが収益を上げることに繋がるでしょう。
このように、マーケティング視点では「収益を上げるためにどのようなデザインにするのか」というビジネス的な理由付けが非常に重要となります。では、本題に入ります。