大学卒業後、自衛隊へ入隊。その後、未経験からIT業界へ転身し、エンジニア、SE、PLを経て、現在はi3DESIGNでプロジェクトマネージャー(以下、PM)として活躍する西岡。 金融や公共事業をはじめ、さまざまな業界のDXプロジェクトを担当し、お客様とともに「あるべき姿」を描きながら、チームで価値を形にしている。 「PMの仕事は、人を前に進めることだと思っています。」 i3DESIGNのPMは、なぜ「人を前に進める仕事」なのか。その仕事の本質について話を聞いた。
自衛隊からIT業界へ。異色のキャリアが育んだPMとしての原点
── まず、西岡さんのこれまでのキャリアを教えてください。
西岡:大学卒業後、最初に選んだのは自衛隊でした。3年間勤務した後、IT業界へ転職し、未経験からエンジニアとしてキャリアをスタートしました。その後はSE、PL、PMと経験を積み、現在はi3DESIGNでPMとして、お客様と一緒にプロジェクトを推進しています。
これまで金融や製造業を中心に、さまざまな業界のシステム開発やDXプロジェクトに携わってきました。
立場は変わってきましたが、一貫して大切にしているのは、「どうすればチーム全体が前に進めるか」を考えることです。
エンジニアとしてコードを書いていた頃も、PLとしてメンバーをまとめていた頃も、そしてPMとなった今も、その考え方は変わっていません。
── 自衛隊での経験は、今の仕事にも活きていますか。
西岡:すごく活きています。自衛隊では、「どんな状況でも任務をやり切る」という考え方が徹底されていました。
困難な状況でも、まずは課題を整理し、一つずつ前へ進めていく。その積み重ねが、ゴールにつながるという考え方です。
プロジェクトもまったく同じです。
どんなトラブルが起きても、焦らず一つずつ向き合い、前へ進める。この姿勢は、PMになった今でも自分の土台になっています。
答えは、お客様と一緒につくる
── i3DESIGNでPMとして働く魅力を教えてください。
西岡:前職では、要件定義やプロジェクトマネジメントには携わっていましたが、直接提案する機会は限られていました。もっとお客様と向き合い、「何をつくるか」から一緒に考えたい。そんな思いが強くなり、転職を考えるようになりました。
その中でi3DESIGNを選んだ理由は、お客様から直接ご相談をいただく案件が多く、企画・提案の段階から伴走できる環境があったからです。
また、AIやクラウドネイティブなど、新しい技術を取り入れながら、ビジネスにどう活かすのかまで考えられることも、この会社の魅力だと思っていました。
実際には、営業フェーズからセールスと一緒に提案へ入ることも少なくありません。
「どう開発するか」だけではなく、「どんな価値を提供するべきか」「本当に解決すべき課題は何か」といった段階から、お客様と議論できることは、この仕事ならではの面白さだと思っています。
働いてみて感じたのは、技術を導入すること自体が目的ではなく、お客様の事業成果につながるかどうかを本気で考える文化があるということでした。
だから私は、まずお客様の事業を理解し、同じ目線で「本当に目指すべき姿は何か」を一緒に考えることを大切にしています。それが、PMとして最も重要な役割だと思っています。
また、金融・小売・ITなど、さまざまな業界のプロジェクトに携わることができます。毎回ゼロから学ぶことも多いですが、その分、新しい知識や経験を積み重ねられることも、この仕事の魅力ですね。
さらに、社内にはUI/UXデザイナー、エンジニア、セールスなど、それぞれ専門性を持ったメンバーがいます。
一つの職種だけでは出てこない視点に触れながら、本当に必要なものをチームで考えられることも、i3DESIGNらしさだと感じています。
── 実際にはどのようなプロジェクトを担当されているのでしょうか。
西岡:私はその中でも金融や公共事業を中心としたプロジェクトを担当しています。
どの案件も、各業界を代表するような企業や、重要な役割を担う企業とのプロジェクトが多く、求められる品質や期待値の高さを日々実感しています。
案件ごとに抱える課題や目指す姿は異なるため、毎回新しい発見があります。
だからこそ、「本当に実現すべきことは何か」を一緒に考えながらプロジェクトを進めていくことに、大きな面白さを感じています。
正解が一つではないからこそ、お客様や仲間と議論を重ねながら、より良い答えを見つけていく。そのプロセスこそが、この仕事の醍醐味だと思っています。
一人ではたどり着けない答えがある
── お客様と向き合うために、どのような準備をしていますか。
西岡:
まずはWebや書籍などでお客様や業界について情報を集め、AIもフル活用しながら短時間で整理・網羅します。そこに自分自身のこれまでの知見を掛け合わせ、「この会社の業務課題はここにあるのではないか」という最初の仮説を立てます。さらに、その仮説をAI相手に壁打ちしながら、多角的な視点で検証していきます。
ただ、それだけでは十分ではありません。
i3DESIGNには、各業界に詳しいメンバーがいます。CTOをはじめ、その分野に精通したメンバーへ相談すると、「この業界なら、この視点も持った方がいい」「この会社なら、こんな課題も考えられる」といった実践的な知見をもらえます。
AIで情報を整理し、人の知見で仮説を磨く。その上で、お客様との打ち合わせには、いくつもの仮説を持って臨みます。
そうすることで、お客様自身も気づいていなかった課題が見えてくることがあります。
── コミュニケーション面で意識していることはありますか。
西岡:お客様とのコミュニケーションでは、様々なキーパーソンが登場する中で「誰に、何を、どの順番で伝えるべきなのか」を常に考えています。
同じプロジェクトでも、経営層と現場では関心ごとや意思決定の基準が異なります。だからこそ、相手が何を知りたいのかを考えながら、内容や伝え方を工夫しています。
そうやって一人ひとりと丁寧に対話を重ねることで、本当の課題や期待が見えてきます。その積み重ねが、プロジェクトを前へ進めることにつながると考えています。
── チームでプロジェクトを進める上で、大切にしていることはありますか。
西岡:一番大切にしているのは、本音で議論できる空気をつくることです。
PMは、お客様と社内をつなぐ立場です。だからこそ、デザイナーやエンジニアが「こうした方がいい」と思ったことを遠慮なく言える環境をつくることを意識しています。
お客様に価値を届けるためには、それぞれの専門性を最大限発揮してもらうことが欠かせません。
私は、専門領域には必要以上に口を出すのではなく、それぞれの判断を信頼しています。その上で、「困っていることはないか」「もっと良い方法はないか」と対話を重ねながら、みんなで答えをつくっていくことを大切にしています。
人を信じることも、PMの仕事。
── i3DESIGNで成長したと感じることはありますか。
西岡:
一番大きかったのは、PMとしての考え方が変わったことです。
以前の私は、課題があれば「自分でやった方が早い」と考えてしまうタイプでした。メンバーに任せるより、自分で手を動かして解決した方が確実だと思っていたんです。
でも、i3DESIGNに入って、その考え方は大きく変わりました。
デザイナーもエンジニアも、それぞれ高い専門性を持っていて、本当にレベルが高い。だからこそ、自分がすべてを抱え込む必要はないと気づいたんです。
PMがやるべきことは、自分が一番動くことではありません。
メンバーを信頼し、それぞれの力を最大限発揮できる環境をつくること。その方が、チームとしてもっと大きな成果につながると学びました。
特に印象に残っているのが、私の上司である部長・西尾から言われた言葉です。
「10人いたら10人全員に、1から10まで何度でも説明し、信じて任せてみる。最初は変わらないと思っていても、その中の1人、2人は必ず変わる。」
以前の私は、「任せても変わらない」と決めつけてしまうこともありました。でも、人を信じて働きかけ続けることが、PMの役割なんだと教わったんです。
今では、自分で解決することよりも、メンバー一人ひとりが力を発揮できる状態をつくることを意識しています。
私自身もまだ成長の途中です。経験豊富なPMやエンジニアと日常的に議論できる環境があるので、一人では気づけなかった視点や考え方を学ぶ機会が多くあります。だからこそ、学び続けながら、チーム全体を前に進められるPMでありたいと思っています。
── 最後に、どんな方がi3DESIGNに向いていると思いますか。
西岡:決められたものを管理するだけではなく、お客様と一緒に答えを考えたい方には、とても面白い環境だと思います。
i3DESIGNのPMは、お客様の事業を理解し、あるべき姿を描きながら、デザイナーやエンジニア、セールスと一緒に価値をつくっていきます。一人ではたどり着けない答えがあるからこそ、多くの人を巻き込み、チームで前へ進んでいく。それが、この仕事の醍醐味です。
正解のない課題に向き合い、お客様や仲間と議論を重ねながら、より良い答えをつくっていく。そのプロセスを楽しめる方なら、きっとi3DESIGNで活躍できると思います。
変化を楽しみ、新しいことを学び続けながら、お客様や仲間とともに、より良い答えをつくっていける。そんな方と一緒に働けたら嬉しいですね。