株式会社HRbase採用チームです。
この記事では、新規事業開発担当として「まだない仕事」にチャレンジしながら、新人プロダクトオーナーとして経験を積み続けている社会保険労務士の岡根さんに、株式会社HRbaseでの仕事について語ってもらいました。
【お知らせ】=======
当インタビューは株式会社HRbaseのアカウントで運用しておりますが、この記事は旧社名の株式会社Flucleの時代に書かれたものです。記事内には「Flucle」という表記が随所に出てくるかと思いますが、そのときの臨場感をお感じください。
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株式会社Flucleに入社したきっかけ
私は社会保険労務士の資格を持っています。数年間勤務した社労士事務所を退職し、少しのあいだIT業界で働いていました。そのとき元々興味のあった労務系のシステムづくりに携わりたいなと思い、情報を集めていたところ、株式会社Flucleに辿り着きました。
最初はエンジニア枠で応募をしました。しかしコードを書くということについては未経験だったこともあり、代表から「新規事業を考えていく予定なんだけれど、興味はない?」という話をもらい、新規事業担当とプロダクトオーナーという役割でFlucleにジョインしました。
HRbase PROは社会保険労務士向けのサービスです。ニッチな領域なため、一般の方では業界理解にも時間がかかるかも知れません。
新規事業も、プロダクトオーナーも、役割は「どのようなシステムにすると使いやすいか」をユーザー目線で考え抜くことです。私は社会保険労務士としての業務経験があるため、それを強みにできました。エンジニアリングにも興味はあったのですが、結果的にプロダクトオーナー業務に携われてよかったな、と感じています。
日中は自社システムにかぶりつき
現在はプロダクトオーナーとして、HRbase PROをどういうシステムにしていくかということを日々考えています。
HRbase PROの利用データや、ユーザーとの打ち合わせなどで集まってきたリアルな声をもとに、「システムをどう改善するか」「そもそもHRbase PROは、誰のどういった悩みを解決するためのシステムなのか」という課題に向き合っています。
HRbase PRO内の業務フロー資料や、資料管理機能に搭載する資料のアップロード作業も受け持っており、日中はすっと自社システムを触っているような感じですね。
目指すは、ミッションを達成できるプロダクトオーナー
株式会社Flucleは約20人という規模ですが、ひとりひとりがよりよいサービスにするためにはどうしたらいいかと必死に考えている分、システムに対してもさまざまな意見が上がってきます。
全員が「働くをカラフルに」というミッションに向かって業務を行っていますが、見ている角度が違うことも出てきますから、まとめていくことに難しさも感じています。
一方で、難しいからこそ「みんなの目線を合わせる」ことへの注力にやりがいがあるのも事実です。それぞれがいい意見を持っているからこそ、目線を合わせることができたらよりよくなっていくんじゃないかな…と。
私たちが開発するプロダクトが、本当に世の中のためになり、ミッションである「働くをカラフル」にを達成するための礎にできればと思っています。
目指すは「ミッションを達成できるプロダクトオーナー」ですね。
受容感たっぷりな社風
社内の雰囲気ですが、「めちゃくちゃいいな」と思ってます。
「めちゃくちゃいいな」って抽象的すぎますよね。もう少し具体化すると「受け入れてくれているな」と感じられる雰囲気があるとお伝えしたいです。
プロダクトオーナーという役割を担う私自身、まだまだ勉強中で力が足りていないと感じていますが、まず代表の三田さんがそれでも任せてくれている。そしてメンバーも、未経験の私に「プロダクトオーナー」として接してくれていることも、その雰囲気の表れです。
他の会社だときっと「未経験で何やってるんだよ」と思われるんじゃないか…と想像すると、Flucle以外ではやっていけていなかったと思います(笑)
出社の日は、ランチの日!
受け入れてくれる雰囲気も好きなのですが、制度的な部分ではやはりフルリモート、フルフレックスの話は避けて通れないでしょう。
状況に合わせて、対面がいい場合は出社、作業をするときは自宅という選択肢があることや、仕事を開始する時間も自身の選択で決めることができるのは、効率的で気に入っています。
オンラインは確かに便利で、メリットもたくさんあると感じているのですが、オフィスにいくと誰かに会えます。何気ない会話を通して人となりを知れたり、自分の業務に直結はしないけれど大切な情報をキャッチできることがいいなと思っています。
普段は自炊をしていて、食事も夜ご飯しか食べないのですが、オフィスに出社した日はメンバーとのランチでのコミュニケーションも楽しみたいと思っています。私の中では、オフィス出社の日は「外食でランチを食べる特別な日」なんです。
フラットな組織が心地よい
新しい会社に加わったときにギャップを感じないことはあり得ませんが、これからFlucleに入ってくれる方には、フラットな組織だから安心してほしいとお伝えしたいです。
ちなみに私の入社後の一番のギャップは、代表の三田さんでした。私の中では、社長とは一般の従業員とは立場が分かれているものだという思い込みがあり、「三田社長」と呼ぶような関係をイメージしていました。しかし入社後、メンバーが「三田さん!」とカジュアルに呼びかけ、いい意味で並列の組織であることを実感しました。
もちろん社長、マネージャー、メンバーといった階層はあるのですが、全員が円で並び、それぞれの意見が同じように尊重されていると感じられるのが、それまで持っていた「会社組織の印象」との大きなギャップでした。
株式会社Flucleのミッション「働くをカラフルに」を、私は「さまざまな人たちの個性や色が出ること」とイメージしています。そのためフラットな関係は私たち自身がミッションを体感し、体現していくことにも紐づいていくと思っています。
フラットだからこそ、意見を出し合える。やりたいことにも挑戦できる環境が、「働くをカラフルに」の実現につながるはずです。