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「お客様に寄り添い、信頼されるプランナーになりたい」データと感性を活かすプロモーション部のやりがい

ホットリンクでは、さまざまな部署が一丸となってSNSマーケティング支援事業に取り組んでいます。

そのなかで、SNSを活用したプロモーションのプランニングやキャンペーンの進行を担当しているのが、プロモーション部です。

データ分析や調査に基づいた企画立案やクリエイティブの制作、そしてSNSでの配信と広告の効果検証などを一気通貫で行うプロモーション部。

今回は、プロモーション部の逸見和哉さん、渡辺浩生さん、伊藤未来さんに、プロモーション部の業務内容ややりがいなどについて聞きました。


(インタビュー:関根陽子・野々村咲恋“私がエレン” 執筆・撮影:サトートモロー 編集:野々村咲恋“私がエレン”

インタビューに登場するメンバー

逸見和哉(写真左)
CNS事業本部・プロモーション1部。2022年、ホットリンク入社。広告代理店に約2年勤務し、企業のSNSアカウントの運用代行やインフルエンサーマーケティングなどの領域に従事。現在は外食や小売業界などのクライアントを担当し、プロモーション企画やディレクション業務を担当。

渡辺浩生(写真真ん中)
CNS事業本部・プロモーション2部リーダー。Web広告代理店に約3年勤務し、獲得領域の広告運用を担当。2022年にホットリンク入社。外食チェーンや製薬会社のプロモーション企画、ディレクション業務に従事。

伊藤未来(写真右)
CNS事業本部・プロモーション2部。医療機器メーカーに約5年勤務し、商品企画やSNSの運用を担当。2022年にホットリンク入社。外食産業や食品、化粧品メーカーのプロモーション企画、ディレクション業務に従事。

プロモーション部に求められる、「プロデューサー」的な役割

―プロモーション部の業務内容について教えてください。

逸見:主な業務内容は、お客様のSNSを活用したプロモーションやキャンペーンなどの推進です。 プロモーション部は1部と2部に分かれていますが、1部は社内の企画力向上、2部は案件の進行管理における質の向上にも取り組んでいます。

渡辺:私は2部でリーダーを務めていますが、2部はマニュアル作成やキャンペーン実施時のディレクションの質向上などもミッションにしています。 

 案件を通じて蓄積されたノウハウは、プロモーション部内やカスタマーサクセス、コンサルタントの社員などにも共有して、より質の高いご支援を提供できるような環境を作っています。

伊藤:1部と2部の役割分担的なところは、今おふたりが仰ってくださったとおりですね。渡辺さんや私など、2部のメンバーは既存のお客様の継続的なキャンペーンを担当することが多く、1部に所属の逸見さんは、新規のお客様の案件が多いです。

新規のお客様への提案を行なう際の一連の流れ(一例)

伊藤:とはいえ、厳密に業務が分かれているわけではないですね。業務の進め方にも、大きな違いはありません。

―プロモーション部が属するCNS事業本部には、インフルエンサーマーケティングを推進する「コンテンツ推進部」があります。本部は同じですが、業務にはどんな違いがありますか?

逸見:基本的にコンテンツ推進部は、インフルエンサーさんやクリエイターさんなどを起用した施策を展開しています。私たちプロモーション部は、それ以外の企画を進行することが多いですね。

 ただ、ここも完全に棲み分けしているわけではなく、インフルエンサーさんやクリエイターさんを起用した企画を提案することもあります。そうした企画が通った場合は、コンテンツ推進部にその後の進行を任せています。

参考記事:
お客様も、インフルエンサーさんも大事に。コンテンツ推進部が語るインフルエンサーマーケティングの真髄
※こちらはコンテンツ推進部のメンバーへのインタビュー記事です。CNS事業本部の業務について、より理解を深めていただける内容となっています。

―なるほど。続いて、皆さんのスケジュールについても教えてください。1日の流れとして、どのような業務をこなしているのですか?

伊藤:どうでしょう……? ちょっと難しい質問かも。

逸見:そうですね……というのも、プロモーション部の案件は不定期やイレギュラーな動きが多く、定常業務的なものがどうしても少ないんです。

 人によって繫忙期のバラツキがあったり、各案件で進行の方法も違ったりするので、1日のスケジュールについて「こう」と決まった流れがあるわけではありません。「◯時にメールをチェックする」といったルーティンも特にない、というのが実際のところです。 「今日は社内のデザイナーさんにクリエイティブを依頼して、明日はお客様とミーティングして企画内容を整理して……」など、日によってだいぶ業務内容が違うのが特徴だと思います。

―ちなみに、皆さんは現在どのくらいの案件数を担当しているのですか?

渡辺:私は2〜3件を常に担当していることが多いです。

伊藤:私は基本、4件担当しています。新規案件の資料作成や企画、提案などを行なうときもありますが、2部所属ということもあり、既存のお客様の案件ディレクションが多めですね。

―既存のお客様の案件ディレクションというと、具体的には何をするのでしょうか?

伊藤:お客様から提案内容にOKをいただいた後、キャンペーンの手配を進めます。進行にあたって、広告運用のプロフェッショナルであるアドテク部や、案件のクリエイティブ制作を一手に担うクリエイティブ制作部など、関係部署と連携するのも役割です。

既存のお客様に提案を行なう際の一連の流れ(一例)

逸見:私たちの業務は、イメージとして「プロデューサー」に近いかなと思います。

 お客様へ提案する企画も考えるし、そのためのデータ分析もするし、デザイナーに依頼する制作物も考えるし、広告配信の設計もする。企画実施後の報告書作成も行ないます。 

 プロモーション部と聞くと「企画を考える部署」と思われがちですが、実はジェネラリスト的な役割を担っている、と捉えていただけるとわかりやすいかなと。

―進行管理や企画立案力、他部署やお客様との調整力、コミュニケーション能力など、オールラウンダー的なスキルが求められる部署なのですね。

ホットリンクだからできる「データに基づく企画提案」

―逸見さんは広告代理店出身、伊藤さんは事業会社出身、渡辺さんは獲得型広告の運用会社出身と、三者三様のご経歴をお持ちなんですよね。これまでのご経験が、プロモーション部の業務にどのように活かされていると思いますか?

渡辺:私の場合、広告運用の基礎知識はダイレクトにホットリンクの業務でも活かされています。前職では、Webサイト制作やクリエイティブのディレクションも経験しました。そのおかげで、他部署との連携をスムーズにこなせている気がします。

 逆にSNS領域、特にX(旧Twitter)の経験値に不足を感じていました。前職では幅広い領域に携わっていましたが、特定の業務の専門性、なかでも「SNSの専門性を高めたい」という想いがあり、ホットリンクに入社しました

―実際にホットリンクへ入社して、「ホットリンクならではの経験ができている」と感じる部分はどこですか?

渡辺:前職との大きな違いは、データ分析に圧倒的な強みがある点かなと思います。ホットリンクは、ソーシャルビッグデータ(※)へのアクセス権を保有しています。それらのデータを分析して、根拠となる数字がある状態でお客様にプロモーションの提案をするため、納得感を持っていただくことが多いですホットリンクに入社して、提案力を底上げできている実感があります。

※「ソーシャルビッグデータ」とは……
SNSをはじめとしたソーシャルメディア(ブログや動画共有サイトなども含む)全般から収集、分析されるデータのこと。

―伊藤さんは事業会社のご出身ですが、転職のきっかけや経緯について教えていただけますか?

伊藤:私はコンタクトレンズのメーカーで、商品企画に携わっていました。中小企業だったこともあり、オールラウンダー的な動き方を求められることが多かったです。

 さまざまな経験ができた一方で、私も渡辺さんのように特定の分野のスペシャリストになりたいと思い、ホットリンクへ転職しました。

―スペシャリストになる分野として、SNSを選んだのはなぜですか?

伊藤:事業会社時代、SNSからの流入が売上に貢献する様子を何度も目にしたのが大きなきっかけでした。社内でもSNSへの注力は重要な課題でしたが、専門知識がないためにもどかしさを抱いたこともありました。

 その経験から、「SNS領域のスペシャリストになりたい!」と強く思うようになったんです。前職での経験を一番活かせると思えたポジションがプロモーション部でした。

 ただ、入社後しばらくはSNSの知識不足という大きな壁にぶつかり……。

―その壁をどのように乗り越えたのでしょうか?

伊藤:「ホットリンクの皆さんのおかげ」の一言に尽きます

 リモートワークの環境でも何か相談すると必ず誰かが返してくれる文化がホットリンクにはあります。質問した人自身が把握しきれていないことについては、「〇〇さんならわかるかも」と紹介してくださいますし、皆さんすごく優しいんです。 
 
 たくさんの人に支えられて、なんとかここまでやってこられた気がします。

―逸見さんは前職も広告代理店ということですが、前職とホットリンクの業務にどのような違いを感じますか?

逸見:業務の進め方という部分では、大きな違いはありません。ただ、ホットリンクはお客様の成果=売上にコミットする姿勢が、非常に強いと感じます。たとえ自社にとってメリットを感じられる案件でも、「この施策はうまくいかない」という予測が立てば、正直にお客様に伝えます。渡辺さんが話していたデータ分析も、前職ではあまり重視されていなかった領域です。

 プロモーションは、お客様側からすると「本当に成果が出ているの?」という疑問を持たれがちな施策のひとつです。ホットリンクは自社でSNS分析ツール(「クチコミ@係長 powered by BuzzSpreader」「hashpick」)を持っているため、成果とひもづく明確な根拠を提示できます。データを駆使して自社や他社の事例を整理したうえで提案できるため、納得していただくことも多いです。

 渡辺さんとも重なりますが、データに基づく提案力を磨けているというのは、ホットリンクに入社してよかったと感じることのひとつです。

1社目から代理店で経験を重ねてきた逸見さんに、ホットリンク入社までのキャリアステップを聞きました。3社目がホットリンクとのこと

自分のアイディアで世の中の反響を生む喜び

―プロモーション部の業務で、やりがいを感じる部分は?

逸見:プロモーション部は、キャンペーンの実施がメイン業務のひとつです。キャンペーンではたいていXのトレンド順位が成果指標になります。

 結果がわかりやすく出るので毎回ドキドキするんですが、自分の企画したプロモーションがトレンド上位にランクインすると、大きな喜びを感じます。これは渡辺さんも伊藤さんも同じかなと。トレンドの順位はお客様も重視されることが多いので、特に上位に入った際にご満足の声をいただけると、とても嬉しいです。

 あと、自分が進めていた案件がスムーズに完了したときも達成感を覚えます。無事終わった、とホッとします(笑)。

参考記事:UGCから着想したマンガで、顧客へのリーチが大幅増! 味の素冷凍食品「野菜たっぷり中華丼の具」マンガ施策 
※マンガを活用してSIM比(広告配信の前に広告費や広告効果などの運用成果の予測値を算出したもの)187%達成という成果を創出したX広告の支援施策について、逸見さんがインタビューに答えた記事。プロモーション部の具体的な業務内容について、理解を深めていただける内容です。

―プロモーション部の業務は、自分が企画・進行した案件の成果が、目に見える形で表れやすいのですね。

逸見:そうですね。特にSNSは世の中の反応が一瞬でわかる分、すごくやりがいがあります。

―伊藤さんはいかがですか?

伊藤:キャンペーンがトレンドに入ってお客様の目標を達成できたときや、お客様から「ありがとう」と感謝されたとき、この仕事をやっていてよかったと感じます。

参考記事:4日間で2度のトレンド1位獲得。ミツカン「#味ぽんの日」「#たまご醤油たれのたれが欲しい」Xキャンペーンご支援 
※わずか4日間で2度のトレンド1位を獲得したキャンペーン施策の支援事例に関して、施策の立案~進行までを担当した伊藤さんがインタビューに答えた記事。プロモーション部の具体的な業務内容について、理解を深めていただける内容です。

 Xは非常に巨大な媒体です。自分のアイディアがトレンド1位になるということは、それだけ多くの人々がそのアイディアについて言及していることを意味します。

 その様子を見ると、自分のアイディアが世の中に受け入れられたことによる達成感を得られるんです。お客様と一緒に掲げた目標を二人三脚で達成できたことと合わせて、二重に嬉しさを感じます。

―伊藤さんのなかで、トレンド入りする企画を考えるコツはありますか?

伊藤:お客様のブランドのUGCを、ひたすら分析することです。

 分析には、先ほど逸見さんが言っていた自社のSNSデータ分析ツールや、R&D部が開発した「コミュニティクラスタ分析」というツールを活用しています。社内の人間がいうのもなんですが、このコミュニティクラスタ分析が非常に優秀で、日本中のXユーザーの趣味趣向を可視化したマップなんです。お客様の支援において欠かせないツールですね。ここから得られた分析結果は、お客様からも大変ご好評をいただいています。

 企画のアイディアを出すとなると、どうしても定量的な要素が不足してしまいます。自社のSNS分析ツールを活用して、数値による説得力をもたらすことが、お客様からの信頼や確かな成果につながっているんだと思います。

―なるほど。渡辺さんはいかがですか?

渡辺:キャンペーンがトレンド入りするのももちろん嬉しいですが、私の場合は最初のアクションである「企画の提案」に強いやりがいを感じています。提案の段階で、お客様から「この企画、面白そう!」という反応を引き出したいんですよね。

 そのため、私は数値や実行可能性などを意識した提案もする一方で、必ず面白さを重視した企画も用意します。プロモーション部として、「こういう提案もできるんだ」というのをお客様に感じていただきたいんです。

データに基づく企画も提案できるし、自分の発想力をダイレクトに活かした企画も提案できるという点が、プロモーション部のやりがいなのだと感じました。

プロモ部に向くのは「旅のしおり作りが好きな人」…!?

―皆さんが今後やりたいこと、チャレンジしたいことは何ですか?

伊藤:お客様に寄り添うという姿勢は、今後も追究したいなと思っています。 

 例えば、「商品のUGCの数がなかなか増えない」とお客様にご相談をいただいたときは、お客様も気づいていらっしゃらない部分に真の課題が隠れていないか? といったところにも気がつくようなご支援を続けたいです。

 「お客様の売上に貢献する」というのは大前提でありつつ、数値や分析の力でお客様の課題を発見して、新しい企画を提案していく。そうやって、お客様に伴走できる存在になりたいです。

渡辺:私は「ホットリンクといえば、XとInstagramのキャンペーンが強い支援会社」という第一想起を獲得できるように、プロモーション部を成長させたいです。

―逸見さんはいかがでしょうか?

逸見:私は「この人に頼めば面白い企画を出してくれるし、最後までスムーズにプロジェクトを進行してくれる」といった形で、頼られる人になりたいですね。お客様はもちろん、社内からも安心感を持って任されるようになりたいです。

―皆さん、とても素敵な目標ですね。ところで皆さんは、どのような人がプロモーション部やホットリンクで働くことに向いていると思いますか? 

逸見:まず、ホットリンクで働くことに向いている人は「わからないことを誰かに相談できる人」だと思います。 
 ホットリンクには、マーケティングやSNSコンサルタント、R&Dなど、あらゆる分野のプロフェッショナルが揃っています。自分だけで問題解決しようと思わず、プロフェッショナルに「教えてください」と聞ける人のほうが、案件がスムーズに進むし成長にもつながりやすいです。

 そのうえで、プロモーション部に向いている人は「旅のしおりを作るのが好きな人」かなと。

―旅のしおり、ですか……!?

逸見:旅のしおりって、「この時間にはここへ行く」というスケジュールを綿密に立てるじゃないですか。しおりを手に取った人が楽しんでくれるように、デザインも意識すると思うんですよね。一緒に旅行に行く人たちとの日程合わせなどのスケジュール管理力やコミュニケーション力、企画力、コンテンツ力など、さまざまなスキルが求められるのが、旅のしおり作りなのかなと思います。

 そういう一連の工程が苦ではない、むしろ楽しめるという人は、ぜひプロモーション部に入っていただきたいです

渡辺:旅のしおりの例えが秀逸すぎる! もう逸見さんのコメントで記事を締めてほしいです(笑)。

―そう言わずに、ぜひ渡辺さんの見解もお願いします!

渡辺:私は、社内で保有している膨大なデータを使って、幅広い提案ができる点がホットリンクの魅力だと思います。数多くのSNS支援の実績を活用しつつ企画を考えられるのも、ホットリンクならではの強みです。

 プロモーション部に向いているのは、「言語化できる人」かなと思います。キャンペーンやプロモーションで大事なのは、それを見る人にとってわかりやすいかどうか、ですから。

 また、ホットリンクは原則リモートワークという環境のため、コミュニケーションのベースはSlackです。社内でスムーズに連携するうえでも、言語化は非常に大切なスキルですね。

伊藤:私は、プロモーション部に向いている人は「この日までにこれを終わらせる」というスケジュールから逆算して、行動できる人だと思います。
 加えて、自分のアイディアを“世の中事化”したいという気持ちがある人は、プロモーション部で楽しく働けると思います。

 個人で業務をこなす場面もあれば、チーム力が必要な場面もある部署です。個人プレーと団体プレーの両方を経験したい人は、ぜひプロモーション部に力を貸していただけると嬉しいです!

―逸見さん・渡辺さん・伊藤さん、本日はありがとうございました。

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