株式会社CRESTは、2018年3月に設立されたアニメやゲーム等のコンテンツプロデュースを手がける企業です。

今回は、CRESTでコンテンツプロデューサーとして勤務する山崎もえに仕事の面白さや魅力、山崎から見た会社の雰囲気などについてインタビューしました。

元アイドル歌手、シナリオライターとしての経歴もある山崎。なぜCRESTへ入社したのでしょうか？

◾️前職で培った経験やスキルがプロデュース業に役立った

――CREST入社までのキャリアについて教えてください。

もとはアイドルとして歌手活動をしていました。それから、ライトノベル作家やゲームのシナリオライターとして執筆活動を始め、現在もライター活動は続けています。

ゲームのシナリオ執筆を手がける会社に所属していましたが、自分でもコンテンツを作りたいなと思うようになっていたときにちょうど友人から代表の三上を紹介され、「一緒にできる人を探している」ということで、それならと入社を決めました。

――プロデュース業にチャレンジしたんですね。入社の決め手はどんなところでしたか？

CRESTはアニメと音楽、そしてゲームが事業の軸。私は音楽活動もしていたし、アニメの脚本やゲームシナリオを書いたこともある。その経験を足がかりに、自分の目標へ向かってステップアップできると感じたのが大きな決め手でした。

テキストづくりや細かな修正は社内の誰よりも得意だと自負しています（笑）。プロデュース業をするにしてもテキストのブラッシュアップはありますし、翻訳した文章をよりコンテンツ向きの日本語に編集するなど、前職で培ったスキルが役立っています。

◾️どの作品も最後まで大切にしたいし、愛される作品にしたい

――お仕事の流れはどのようなものですか？

例えばアニメを作るとしたら、主幹事として制作委員会の立ち上げから担当することもあります。制作会社や出資者を探すのも私たちの役目です。宣伝方法や音楽、キャスト、予算など、制作に必要な条件を決めていきます。

それから実際にアニメを放送して、次はブルーレイやDVD発売、イベント開催、ゲームとのコラボをすることも。そうした作品にまつわる全てのことを担当します。

今は三上がどのように仕事しているのかも見ながら、自分のスタイルを探っているところです。

――コンテンツプロデュースの楽しい面は？

コンテンツがリリースされる、というゴールが明確にあることです。それに向けてチームで動いていくのは、これまでにできなかったことでもあるし、プロデューサーとして楽しい部分ですね。

一度関わったコンテンツはとても大切なものになるんですよ。一つひとつへの愛が深まっていっちゃうんです（笑）。プロデューサーとして冷静な目も持っていないといけないのですが、私はどの作品も最後まで大切にしたいし、愛される作品にしてあげたい。

◾️途中で投げ出さずにがんばれる人ならきっと大丈夫

――CRESTに入ってよかったと思うところはありますか？

私、社長たちを尊敬しているし大好きなんです（笑）。特に三上とは同い年ということもあって、腹を割って話せることも多くて…。ヘンな人だなと思うこともあるけど（笑）、東宝という大きな企業も経験しているためかとても筋の通った考え方をするんです。

プロデューサーとしては厳しい面ももちろんありますが、社員の失敗に対しては寛容。一緒に「なぜ失敗したのかな」「こうしたらよかったね、次からはがんばろう」と考え励ましてくれる。自分ではドライだと言っていますが、情にあついところがあると思います。尊敬できる人が社長としていてくれるのは大きな魅力ですね、

――どんな人がCRESTで活躍できると思いますか？

ガツガツした人でしょうか。CRESTはまだまだ成長フェーズなので、あらゆるところに手が回りきらない状態です。自分で何ができるかを考えて行動するタイプの人はピッタリじゃないかな？

コンテンツづくりの経験がなくても、途中で投げ出したり腐ったりせずにがんばれる熱意のある人ならきっと大丈夫です。コンテンツ業界で「これをやりたいんだ！」という思いがある人にも向いていると思いますよ。三上も梁も、アニメやゲーム業界との横のつながりが強いのでCRESTできっと実現できます！

ちなみに私は「美人すぎるプロデューサー」としてプロデューサーデビューするのが夢なんです（笑）。どんな夢でもいいから、みんなに持っていてほしいですね。

（ライター：藤堂真衣、編集：サカイエヒタ、撮影：土田凌）　

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