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働くことについて、学生と一緒に考える。

“なりたい姿を創造してほしい”というメッセージ

2019年11月。前年度に引き続きお声がけいただき、ハイライツのメンバー3名が横浜デザイン学院の特別授業を行いました。テーマは「働くこと」。働くということは、殆どの人にとって人生を大きく左右する重要なパーツです。その働き方を学生のうちに具体的に想像しておくことは、きっと、自分のなりたい姿を創造することに繋がってゆきます。総合デザイン科1年生が対象ということで、デザイナーの働き方を具体的に知るとともに、将来全体についても俯瞰できるような授業を心がけました。

はじめに代表の下川大助が登壇し、ハイライツのヴィジョンや事業内容、体制、実績などを紹介。さらにデザイン業界全体や社会全体にも目を向けて、景気や雇用形態の変化といった実際的なデータを解説し、これからの社会で働くイメージを具体化しました。
次にデザイナーの網村美里と剱持龍一が、どのような経緯でデザイナーになったのかをそれぞれバイオグラフィーに沿って話しました。網村は学生時代から意欲的にデザイナーを志し、つねに自己分析と問題解決を怠らないタイプ。目標に近づくには課題と解決方法を具体的に洗い出し行動することが大切だという考えを、「自分のことをデザインする」と表現し学生に伝えました。剱持は就職活動や転職について等身大のエピソードを話したうえで、「自分の心の動きを大切に、そのつどチャレンジを積み重ねてきた先に現在の自分がある」と力強くまとめました。一見、就職へのアプローチは異なる2名ですが、“なりたい姿を創造する”ためにそれぞれが選びとってきた行動を、学生たちに示すことができました。




授業の後半では、事前に生徒たちからもらった質問に答えたのち、希望者のポートフォリオを講評する時間を設けました。授業での課題制作物や個人作品は、個性とエネルギーに満ちたものばかり。授業終了のチャイムが鳴ってからも数名のポートフォリオを見せてもらい、こちらも身を乗り出しての真剣な講評が続きました。級数や配色といった基礎的な話に留まらず、デザインの目的を整理する思考法や作業効率の上げ方といった実践的なことまで伝えるようにしました。より具体的にデザイナーの仕事内容をイメージしてもらうためです。



特別授業を行ったハイライツ社員の感想は以下の通りです。
網村美里 : 講義をすることで、こちらもデザイナーになりたてだった頃のフレッシュな気持ちを思い出しました。学生時代のデザイナー像と、実際の業務についてからの考え方・プロセスは違いが出てくるとは思いますが、とても面白い仕事だと思うので飛び込んでもらえればと思います。
剱持龍一 : 自分自身のキャリアを振り返る機会になって、良かったです。「デザインの仕事って面白い!」、「どんな風になりたいのかな?」など、働くことについて考えるきっかけになればと思います。

後日、嬉しいことに横浜デザイン学院の学生たちからも感想をいただきました。
「デザインの仕事に対する印象がかなり変わった」「人間としての個人的な経験を聞けて特によかった」「もともと就職に対して良いイメージが無かったけれど、こういう就職先もあるのだと思い、興味が湧いた」(一部抜粋)
やはり就職に対する不安が大きいことを感じます。そのなかで今回の授業が、働くことに対してポジティヴに向き合う一助となれば何よりです。そして若い世代を受け入れる側として、私たちも考え続けなければなりません。働きながらも常に「働くこと」にポジティヴに向き合い、なりたい自分に近づく場=会社でありたいと願います。


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