渋谷の中でも感度の高い人が集まる「神宮前エリア」を選んだ理由
私たちのオフィス環境は優れた立地にあります。渋谷駅徒歩5分、明治神宮前駅徒歩6分、原宿駅徒歩12分、表参道駅徒歩15分と、計4駅、沿線だけで8線もある大変アクセスに優れた場所です。
立地の良さはアクセスしやすいだけでなく、情報発信地としての代表的な2都市である渋谷、原宿を結ぶキャットストリートという流行の発信地「神宮前エリア」。渋谷の中でも特に神宮前エリアは、街全体がメディアとなり、毎日のように新しい情報で溢れています。
写真:集中ブース席(オンライン商談やテレアポを行う際に、使用されることが多い)
好立地なこともあり、渋谷の中で最もコストの高いエリア。にもかかわらず、わざわざ神宮前エリアを選択したのは、私たちのいるWebマーケティング業界は変化がとても早く、常に流行や情報に敏感でなければならないこと。メンバー全員の情報感度を高める為にも意味がある場所として、私たちは渋谷でも数あるエリアの物件の中から、この場所にオフィスを構えることを決めました。
写真:ソファ&カフェテーブル席(ゆったり落ち着いて仕事のできるスペース)
その神宮前エリアに相応しいオフィスとは何か?入居を決めた際、とても考えさせられる機会がありました。それは、デザインや設備にも流行を取り入れ、それなりにコストをかければ、見た目上はそれなりになることも見えてきた段階で、そもそもオフィスって何のためにあるのか、会社の「拠点」って何のためにあるのかを考えさせられる機会となりました。
コンセプトは、最高にパフォーマンスの発揮できる一体感を生み出す場所
写真:丸テーブル席(長時間のデスクワークでも疲れないエゴノミクスチェアを使用)
2019年3月、内装工事業者さんとの打ち合せをしながら、私たちは何のために一緒の場所にわざわざ来て、集まって仕事をするのかを真剣に考えました。4GやフリーWiFiを使えば、どこでも仕事が出来る時代。駅の中ではワンコインで使える個室ブースもある。特に当社は、東日本大震災の際に一斉テレワークの体験をしており、テレワークが出来る体制はすでに整っていました。因みに昨今の緊急事態宣言の際も発令の前から、一斉テレワークを実施していますが、それでも、感覚的に集まる必要性を捉えていたのです。
写真:1on1ブース席(指導育成時だけでなく、1人でも使用される人気のブース席)
それは、働くメンバーが最高にパフォーマンスできる場所であること。その環境整備には、設備だけでなく、やはり「人」によって生み出されるのではないかと結論づけました。なぜ人なのかという理由は、現場でのリアルなコミュニケーションは、当社の渋谷オフィスで働く人達の職種にとって、最も生産性が高いと思うからです。現場でのリアルなコミュニケーションとは、大きくふたつあって、ひとつはメンバー間の情報共有の効率、ふたつめは若年層の育成指導の効率の点にあります。このふたつは、タイミングという点においても重要で、その時その場で適切な対処をすることがとても重要であると考えています。
写真:バーカウンター席(主にランチや休憩中にコミュケーションの場所として)
また、これは私たちの風土や文化にも多く影響しており、何よりも組織としての「一体感」をとても大切にしているからです。私たちの一体感の定義は、全員が共通の目的、目標をもって働くこと。組織内の人間関係で生産性を下げないことです。その結果、自宅よりもカフェよりも他の外出先よりも、集まりたくなるオフィスにする。コンセプトは、最高にパフォーマンスの発揮できる一体感を生み出す場所ということが決まりました。
最後に、このオフィスを設ける際と、コロナ禍の現在との社会情勢のギャップはあるものの、私たちが考えたパフォーマンスや一体感における、情報共有と育成指導の効率化という大事な部分はオンラインやテレワーク時代になっても不変であり、この先も私たちの大切な文化として、深く根付いていくことでしょう。