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【社員インタビュー】優秀なエンジニアの刺激を受けながら自分のできることを伸ばし、技術力のあるエンジニアに

こんにちは!

今回の社員インタビューは、2017年4月入社の栗田萌さんです。前職は総合電機メーカーでご活躍されていましたが、もっとプログラミングがしたいという強い思いからHEROZにジョインされました。そんな栗田さんからHEROZの魅力や、エンジニアとしてどんな点にやりがいを感じているのか語っていただきました。

■世の中に役立つ仕事を求め、世の中の注目が集まっていた人工知能に関われる会社に就職

ーー学生時代は、どんなことを学んでいましたか。

高校生の時から理系科目が好きで、当時は物理に興味を持っていました。中でも物性研究は役に立ちそうですし、大学は物理工学科に進学しました。そこで、プログラムを書いて数値計算を行うという研究手法に面白みを感じ、シミュレーションで物性を解明する研究を行っていました。


ーー研究を続けるのではなく、就職を選んだ経緯についても伺えますか。

学部生だった頃は、産業界に対して半導体開発を日米で競い合っているようなイメージを持っていたのですが、人工知能というワードが盛り上がる世の中に変わっていきました。もともと、物性が世の中で役立つものと考えて研究を始めたんですが、そんな社会情勢を見て、より役立ちそうな方向に舵を向けるようになったんですね。それで就職を考えるようになり、総合電機メーカーに就職しました。

■「もっとプログラミングがしたい」想いと麻雀ゲームAIの趣味が重なった先に出会ったHEROZ

ーー総合電機メーカーに就職し、HEROZとはどのように出会ったのでしょうか。

大学卒業後就職した総合電機メーカーでは、異常検知システムの開発研究をおこなっていました。でも、プログラミングを書く業務よりも書類作成業務が思っていたより多い状況でした…。

自分としてはプログラムを実装して動かすことの方が楽しかったですし、趣味で麻雀のゲームAIを作っていたこともあり、自分の得意や好きなことに携われる会社に入りたいと思うようになったんですね。

約2年働いて転職を決意し、ゲームAI事業を強みとする会社として知られていたHEROZへ2017年に入社しました。


ーーちなみに、麻雀AIに興味を持ったきっかけは何だったのですか。

もともと麻雀が好きだったんですよ。プログラミングの勉強をするなら、自分の作りたいものがある方が勉強もはかどるだろうなと考えていたこともあり、やり始めたのがきっかけですね。


ーーHEROZの社員はコンテストに参加される方が多いですが、栗田さんはコンテストなどに参加した経験はありますか。

残念ながら、麻雀AIは将棋に比べるととてもマイナーで、コンテストがないんです。なぜなら、将棋ほど勝敗が反映されない、実力が出しにくいゲームだからです。

たとえば、100回勝ち越したプレイヤーがいても、そのプレイヤーが強いと確実に言うのは麻雀ではなかなか難しい。

だから、どのAIが一番強いかを決めるという大会開催の動機が出てこないんです。将棋であれば勝負に100回なんて回数は要らなくて、それこそタイトル戦も長くて7回ですし、そのくらいやれば誰が強いということを大体いうことができるのですが、麻雀はそうはいかないんですよね。

■説明上手、技術力のある先輩社員のサポートのもと、成長とやりがいを実感できている今

ーーHEROZ入社後は、どんな仕事をしてきましたか。

社内の麻雀AIの研究の一環でPoC業務に取り組んだり、ゲームサービスの開発や調査プログラムの実装などを行ってきました。プログラミングと一口に言っても、サービス分野によって開発目的もまったく異なります。ゲームの実装ということで、それまでの業務で求められてきたスキルとは違うものを求められる状況だったので、最初は対応にとても苦労したのを覚えています。


ーーそういった苦労や大変なことをどうやって乗り越えていったのでしょうか。

一緒に仕事をしていた先輩社員の方々が、分からないことや、問題を非常に丁寧に説明してくれたんです。そのお陰で、壁にぶち当たっても乗り越えることができました。

自分が知らなかったことを勉強することでスキルアップがはかれることもありますが、先輩方のサポートがあったからこそ自分は成長できたと実感しています。


ーー今はどのような仕事をしていますか。

どういう商品がどのくらい売れるかを予測する、需要予測システムの開発業務をメインで行っています。案件については、プロジェクトを統括するリーダーとマネージャー、エンジニア数名の3、4名の体制で回すことが多いです。各エンジニアの担当業務も分かれており、需要予測システムの実装に関しては僕一人で、他には予測結果をクライアントのサーバーに書き込む工程を自動化するエンジニアがいて対応を行っている状況ですね。


ーー仕事の面白み、やりがいについて教えてください。

需要予測をすることで、売れているという現象の背後にある数理関係が見えてくる。つまり、“売れる原因”が“利益”という数字に反映されるわけですが、そういった中身がブラックボックスなものに対してモデルを作成し見える化することで、分かるようにしていくという所に面白さを感じますね。

やりがいを感じるのは、定期的に案件を依頼いただけたり、PoCで始まったことが実用化に向けて開発が進んだりした時です。自分の仕事が役に立っているという実感を得られますし、何より嬉しいですね。それに、入社前は主に研究開発を行っていましたが、今は実装をメインに仕事ができている。もともと手を動かしたい想いがあったので、経験を積んで新たな知見を得たり、スキルを高めている実感を持てたりできるのもやりがいにつながっている所だと思います。

■社員を尊重し、社員目線で環境づくりがなされる会社で自分のできることを増やしていきたい

ーーHEROZの働く環境については、いかがですか。

コロナ禍で世の中もリモートワークが増えましたが、出社か、リモートワークか選択できることは良さの一つですね。職場環境について、会社が社員を尊重し、社員目線で柔軟に対応してくれているのを感じますし、1エンジニアとしてとても働きやすい環境だと思っています。

ーーHEROZには、どんなメンバーが集まっていると思いますか。

やはり、技術がとても好きなんだなという印象を受けるメンバーばかりです。さらに、好きなだけではなく、自分の技術力を高めようとする向上心もある方が多い。こういう方達と一緒に働いていると、やはり刺激を受けますね。


ーーそんなメンバーが集まるHEROZで、今後どんなことをやっていきたいですか。

人それぞれに得手不得手はあると思いますが、その中でも自分ができることをどんどん増やしていきたいです。できることが増えれば、いろんな案件に対応できるようになりますし、経験を積むことで自分自身の技術力向上や、キャリアアップにつながるので。


ーー今後、HEROZでどんなメンバーと一緒に働きたいですか。

AI技術は、画像解析や自然言語処理、強化学習など幅広くあります。どれか一つでも実装して動くものを創り、世の中の役に立ちたいと思う方は、とても歓迎される会社です。そして、楽しんで自分のスキルを向上させていける人。そんな方はHEROZという会社に非常にマッチする人材なのではないかと思います。

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