株式会社ヘプタゴンで働く社員に焦点を当てる社員インタビュー企画。
今回はクラウドエンジニアとして活躍する木幡 洋希 (こはた ひろき) を紹介します!
プロフィール
木幡 洋希 (こはた ひろき)
- 宮城県出身。2020年に株式会社ヘプタゴンへ入社。
- 現在はクラウドエンジニアとしてフルマネージドサービスを中心に従事。
- AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトを保有。
- 好きな言葉は「90%の解を目指す」
- 動物と触れ合うのが好きで、休日は動物園に行って仕事の疲れを癒やしている。
IT インフラの仕事は、見えないところで頑張って、サービスを支えている感覚が魅力
-- まずは簡単な自己紹介をお願いします
クラウドエンジニアの木幡です。2023年で入社4年目になります。
金沢工業大学を卒業後、大学院に進み、そこからヘプタゴンに入社しました。小学生の頃から父親のパソコンを触ったり動かせるようにしたりと、IT 技術への興味・関心を持っていたので、大学でも IT 技術の分野につながる学部・学科を選び、今に至ります。
-- 現在、ヘプタゴンで取り組んでいる仕事内容を教えてください
お客様の IT インフラやサーバーの保守運用など、フルマネージドサービスを中心に関わっています。案件によっては RPA や API の構築など、アプリケーションに近い領域に触れることもあります。
-- 今まで担当した仕事で、一番印象に残っているものは何ですか?
一番印象に残っているもの...となるとなかなか選べないですが、強いて言うなら、お客様の IT インフラ構築を初めて受け持った案件ですかね。初めての構築を担当した案件だったのもありますが、自らが構築した IT インフラにお客様のサービスが乗り、それが公開された瞬間はとても嬉しかったです。
-- 木幡さんにとって、ヘプタゴンでのやりがいとは何でしょう?
縁の下の力持ち...ではないですが「目立ちはしないけれど、世の中にあるサービスを IT インフラから支える感覚」に、仕事の楽しさとやりがいを感じてます。
インターネットの存在は今や水や電気、ガスと同じ社会インフラの一部です。障害やトラブルが起こったときは流石に辛さや大変さを感じますが、そのときはむしろ「頑張るぞ」という気持ちで対応しています。見えないところで頑張って、サービスを支えている感覚が好きなんですよね。
こうやって構築や保守、運用を担当した IT インフラが使われているウェブサイトやサービスの広告をプライベートで見つけると、顔がつい綻んでしまいます。
(有志による IT 勉強会で参加者にアドバイスをする木幡さん)
時期遅れの就活で、居心地がよく、一番働きたいと思えた企業がヘプタゴン
-- 木幡さんがヘプタゴンへ入社した経緯と、そのきっかけを教えてください
母親の体調不良から、地元である宮城で働こうと決意したのが始まりです。
当時は金沢工業大学大学院にいて、卒業後は首都圏で働くか...とぼんやり考えてたのですが、事情が急変し、急遽宮城で働く場所を見つけなければなりませんでした。
-- それは大変でしたね・・・当時、就職活動はどうやってましたか?
宮城の IT 企業に メールや X (Twitter) のダイレクトメッセージを片っ端から送り、コンタクトを取っていました。動き始めた時期が遅く、その年度の選考を終えている企業がほとんどで、採用サイトを軸とした一般的な就職活動が効果的ではなかったためです。
-- その中でヘプタゴンを見つけた?
はい。ダイレクトメッセージを送った企業で、反応があった企業の一つがヘプタゴンです。
当時、宮城の IT 企業を集めた就職イベントか何かのウェブページでたまたまヘプタゴンの名前を見つけ、応募しました。当時のコーポレートサイトには人材採用ページや募集要項がなかったので、代表の立花さんの個人アカウントへダイレクトメッセージを送っています。
-- ヘプタゴンのことは当時から知ってたんですか?
このとき初めて知りました。
Amazon Web Services (AWS) を使った色々なことをしているのに加えて、コロナ禍の前からフルリモートワークを採用しているなど、面白い会社だなと思って応募しています。
-- なるほど。応募した後はどんな流れで採用まで進んだのでしょうか
立花さんへダイレクトメッセージを送ったら「じゃあ面接しようか」と快く返事を頂き、そこから3回ほどのオンライン面談を挟んで、入社に至っています。
-- 他社さんの選考も並行して進めていたと思うのですが、最終的にヘプタゴンに入社を決めた理由を教えてください
他に何社か内定を頂きましたが、面接時の居心地がよく、一番働きたいと思えた企業がヘプタゴンでした。
フレンドリー...とまでは行かないものの、知り合いと話しているかのような雰囲気で面接を進められたのが影響していると思います。
-- 就活中に起こった印象深い出来事などあれば教えてください
内定が決まった後の話ですが、一通り書類の記入を終えて、立花さんから「じゃあ、明日からよろしくね!」と言われて別れた後、政府からコロナ禍に伴う緊急事態制限が発令されてしまって。
何も準備が出来ていないまま、リモートワークで働き始めることになりました。
-- では、就活中はおろか働き始めた後もしばらくは他のメンバーと直接会えてなかったんですか?
そうですね、立花さん以外のメンバーとは、緊急事態宣言が明けてから会いました。立花さんと直接会ったのも内定後の事務手続きを行った1回のみです。
-- それもまた凄いですね。メンバーと直接会わないで働き始めたことに不安はありませんでしたか?
当時からチャットツールを使ったコミュニケーションには慣れていたので、フルリモートワークにそれほど抵抗はなかったです。また、割と「困ったら何でも聞いてしまえ」というスタンスだったので、周囲に話できる人が居なくて不安、ということもありませんでした。
ヘプタゴンはコロナ禍前からフルリモートワークを採用しており、コミュニケーションの土壌がすでに完成されていたのもあると思います。
-- そんな木幡さんが考える「リモートワークでも安心できるコミュニケーションの土壌」とは何でしょうか?
「画面の先に人がいること」を感じられるコミュニケーションだと思います。リモートワークはテキストコミュニケーションが基本です。時折、他のメンバーに伝わっているか不安になることもありますが、誰かが必ずリアクションを返してくれるので、安心して発信できます。
また、メンバー全員が顔を合わせて行う定例ミーティングが週2回あるだけでなく、好きなタイミングで通話できるので、見ず知らずの誰かと仕事している感覚にならないのも、安心感へつながる理由の一つだと思います。
でもやっぱり、基本的にはメンバーが全員いい人なのが、安心できる一番の理由ですね。技術力だけでなく、人として魅力のある方ばかりで、業務での困りごとや分からない事柄に対して「分からない」と物怖じせず言うことができ、日々助けられています。
(須郷さんとのツーショット。木幡さんもヘプタゴンの事業やメンバーを支えている一員です)
ヘプタゴンに向いているのは「自走できる人」
-- ヘプタゴンへの入社前後で、イメージの変化やギャップはありましたか
思っていた以上に仕事の責任が重大なこと...ですかね。
ITインフラに関する業務は、入社前から影響範囲や責任が大きい分野なのはある程度分かっていましたが、入社してからそのことを再認識しました。
-- 就職してから数年経過した今、どんな人がヘプタゴンに向いていると感じますか
「自走できる人」だと思います。
ヘプタゴンはフルリモートワークなので、環境的には一人で仕事をするのが基本です。仕事を進める中で分からないことは当然出てくるのですが、分からないことを分からないまま放置するのではなく、まずは一人でできるところまでやってみる。できなかったら「何故できなかったのか」を整理して、自分の言葉で説明する。そうでないと、説明を聞いて答える側も何が何だか分からないですよね。
この一連の流れができる人は、ヘプタゴンに向いているのではないでしょうか。
-- ヘプタゴンで今後挑戦したいことなどあれば教えてください
アクセス数の予想がつかないウェブサイトやサービスに対する動的スケーリングを、負荷の予想やアーキテクチャ設計の段階から一人でやってみたいです。今までに担当する案件は冗長構成であっても、サーバーやデータベースの台数が決まっているものが多かったので、提案からできるようになるとクラウドエンジニアとして成長できると思っています。
(有志による AWS の勉強会で発表する木幡さん。他人に知識や経験を共有することで、成長へアクセルを踏んでいます)
また、最近はチームで何かを取り組む機会が増えており、リーダーやマネジメントにどんどん挑戦したいと思っています。経験が少ない分野なので難しさを感じる場面もありますが、やってみると楽しいので、機会があれば挑戦していきたいです。
-- 最後に一言、新しく入る方に向けてヘプタゴンのいいところをお願いします
IT インフラの仕事は責任が大きく、決して楽ではないですが、お客様のウェブサイトやサービスを裏から支えられるのは、フロントエンドやアプリケーションの開発にはないやりがいや楽しさがあります。
もし、この感覚に興味を持ったら、是非、ヘプタゴンにコンタクトを取って欲しいです。