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こんにちは、HENNGE新卒採用チームの日置(ひおき)です!
今回の記事では、HENNGEで約半年間の長期インターンを経験した末に、もともとの内定先を辞退してHENNGEに新卒入社した折田(おりた)さんにお話を伺います。
某ITメガベンチャーに内定承諾して就活を終えたうえで、入社までの期間限定でHENNGEでの長期インターンに取り組んでいた折田さん。なぜそこから一転して、HENNGEに入社しようと決めたのでしょうか。
今回は折田さんのお話を通じて、HENNGEの長期インターンで得られる経験や、インターン生として働いたからこそ分かるHENNGEの魅力を紐解いていきます!
折田 成冬(おりた まさかず)
Cloud Sales Division, Partner Sales Section
群馬県東吾妻町出身。カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒。2022年3月に長期インターン生としてHENNGEにジョインし、同年10月にHENNGEに新卒入社。現在は東京本社でパートナーセールスを担当する。
企業選びの軸は、グローバル環境と若手裁量権
──まずは折田さんの学生時代について伺います。折田さんはアメリカで4年間の大学生活を過ごしたそうですが、そもそもどうして海外の大学に進学しようと思ったんですか?
折田:私は日本人の父と中国人の母の元に生まれたバックグラウンドから、幼少期から中国をはじめとしたアジア圏の国々をよく訪れていました。その中で少しずつ、海外に対する興味が強くなっていったように思います。
また、高校時代に同級生の1人がアメリカに1年間留学したことも、留学を意識する大きなきっかけになりました。実はその際、同級生は私のことも留学に誘ってくれたのですが、当時の私は部活に夢中で、その誘いを断ったんです。
しかし大学受験の時期になり、自分は何がしたいのかを改めて考えた時、自分の家庭環境や、留学を経験した同級生の影響から「海外に出てみたい」と考えるようになり、海外留学の道を選ぶことに決めました。
──アメリカではどんな学生生活を送っていたんでしょうか。
折田:大学ではAsian Humanities(人文科学)を専攻し、アジア諸国の宗教や歴史について学んでいました。基本的には学業に注力していましたが、私が通っていた大学は世界各国から留学生が集まる環境だったので、様々な国籍の学生たちとのコミュニケーションも積極的に取るようにしていました。
また、現地の方々とも交流を深めたいという思いから学外でのボランティア活動にも力を入れており、住んでいた地域の清掃活動などにも継続的に参加していましたね。
──就職活動は大学卒業後、日本に帰国してからスタートしたんですよね。当時、どんな軸で企業を探していたのか教えてください。
折田:留学で培った英語力を活かせるグローバルな環境で働けることと、若手のうちから裁量を持って仕事ができることを軸にしていました。
私は海外留学という大きな決断をしたことで、その後の人生の糧になる様々な経験を得ることができました。そのため社会人になっても自分なりの意志や挑戦を大切にしながら仕事がしたいという思いがあり、若手にも一定の裁量権を与えてくれる会社を探していましたね。
──業界や職種にはあまりこだわっていなかったのでしょうか。
折田:「この業界でしか働きたくない」というこだわりはなかったですね。ただ、成長業界という観点から、IT業界やコンサルティング業界を中心に企業を探していました。
最終的には第一志望だったITメガベンチャーに内定をいただき、就活を終了しました。内定承諾をした決め手は、10名弱の社員さんに直接話を聞き、「やりたいことができている」「成長を実感できている」という声を聞くことが多く、自分の軸とマッチしていると思ったからです。
業務内容もコミュニケーションも社員と対等な、HENNGEのインターン
──内定承諾後は、入社まで1年弱の空白期間があったことから、HENNGEでの長期インターンに挑戦したんですよね。HENNGEとはどのように出会ったのでしょうか。
折田:長期インターンの求人メディアで、自分の希望条件で企業を絞った際、検索結果で1番上に出てきたのがHENNGEでした。インターン先選びの基準は就活の軸と変わらず、グローバルな環境であることと、裁量を持って働けることを重視していましたね。
HENNGEはメンバー全体の約20%が外国籍で、社内公用語が英語である点に魅力を感じ、興味を持ちました。他にも何社か応募していたのですが、HENNGEが最も連絡のやり取りがスピーディで、インターンの内定が出るのも早かったため、そのまま働くことにしたんです。
──インターン時代は、週どれぐらい働いていたんですか?
折田:週5日、9時から18時までフルタイムで働いていました!
そもそも私が長期インターンをしようと思った背景には、同級生が一足先に社会人として活躍していることに対する焦りがありました。私は高校卒業後、留学に向けて1年間語学学校に通っていましたし、就活も大学卒業後にスタートしたので、同級生よりも社会人になるのが少し遅かったんです。
そのため、せっかくなら社会人と同等の経験を積みたいと思い、フルタイムで勤務していました。
──インターン時代の業務内容を教えてください。
折田:外部のパートナー企業さんと協力してHENNGEのプロダクトの販売促進を行うパートナーセールス部門に所属し、パートナー企業さんやお客様からの問い合わせの一次対応を担当していました。問い合わせフォームに連絡があった際に、自分でも対応できる範囲であれば一次回答を行い、対応できない場合は担当の社員さんにタスクを割り振る仕事です。
仕事に慣れてきてからは、社内の営業ミーティングやパートナー企業さんとの打ち合わせ、お客様との商談にも少しずつ参加させてもらうようになりました。加えて、海外企業への営業を行うグローバルセールスチームの仕事も兼任させてもらい、営業資料の英語翻訳などにも携わっていましたね。
──少しずつ業務の範囲が広がっていったんですね。
折田:「営業の打ち合わせにも参加させてほしい」「留学の経験を活かして、グローバルセールスのサポートがしたい」など、新たに挑戦したいことが見つかる度に上司に相談をしていました。上司をはじめ、社員の皆さんはそうした私の提案を快く受け入れてくれ、少しずつ業務範囲を広げていくことができましたね。
──インターン生は当時、何人くらいいたのでしょうか。
折田:ビジネスサイドのインターン生は、東京本社では私1人、名古屋オフィスにもう1人の計2名でした。開発サイドでは海外から多くのインターン生を受け入れていましたが、ビジネスサイドはかなり少なかったです。
──HENNGEではインターン生に社員と同等の仕事を任せるからこそ、インターンの採用も狭き門だと言われていますよね。
折田:そう聞いています。また、仕事内容だけでなく、普段のコミュニケーションもインターン生と社員とで区別されず、一緒に働く仲間としてフラットに接してもらえたのも印象的でした。
私はインターンを経て2022年10月に正社員として入社したのですが、その1~2か月前に「今度HENNGEの新卒採用の選考を受けるんです」と社員さんに話したところ、「あれ、社員じゃなかったの?」というリアクションをもらうことも多かったです(笑)。
インターン期間中に、初受注と海外出張を経験
──HENNGEでインターンをしてみて、どうでしたか?
折田:インターン生でありながら、お客様と商談で話す機会をもらえたり、グローバルセールスチームのタイ出張に同行させてもらったりと、本当に様々な経験をさせてもらい、「まさに自分が求めていた環境だ」と感じました。インターン期間中にお客様から受注をいただくこともでき、想像以上の経験ができましたね。
──社会人経験がない中で飛び込んで、裁量がある分大変さもあったと思います。そのあたりのフォローはあったんでしょうか。
折田:メールや電話の作法も知らない状態で働き始めたので、もちろん最初はお客様とのやり取りの際はいつも緊張していましたし、キャッチアップにも時間がかかりました。
しかし所属チームのリーダーが私のメンターとなり、1on1の時間を定期的に取ってくれていたので、業務の悩みはその都度相談してサポートしてもらっていましたね。自分が挑戦したいことについても相談させてもらい、先ほどお話ししたように、自分のやりたかった業務にもチャレンジできました。
──HENNGEの主力事業はクラウドセキュリティサービスで、学生にとっては馴染みのない領域ですよね。IT知識に関してもかなり勉強が必要だったんじゃないですか?
折田:そうですね。特に私は文系だったため、初めは右も左もわからない状態でした。しかしもともと知的好奇心は旺盛だったので、わからないことはその都度勉強し、知識をつけていったところ、どんどん興味が湧いてきたんです。IT領域にこんなに興味が持てるなんて、自分でも思っていませんでした。
日進月歩で進化を続けるIT領域では、学びに終わりがありません。HENNGEの行動指針である「HENNGE WAY」には、「Be A Learnaholic(好奇心あふれる学びの中毒者であろう)」という項目がありますが、次々に知らないことに触れ、学び続けることに好奇心が掻き立てられる人にとっては、刺激を感じられる環境だと思います。
──インターンを通じて感じた、HENNGEの社風やカルチャーを教えてください。
折田:HENNGEの社名は「変化(HENNKA)」と「チャレンジ(CHALLENGE)」を組み合わせたものなのですが、その名の通り挑戦することを意識している人が多く、その挑戦をメンバー同士で後押しし合うカルチャーがあると感じました。
私が所属するパートナーセールスチームを例に挙げると、パートナー企業さんとの関係性を深めるための新たな施策を自ら提案し、実現していく方がすごく多いですね。
「自分はどんな環境なら生き生き働けるか?」は、実際に働いてみて初めてわかるもの
──折田さんはその後、内定先を辞退し、HENNGEに入社することにしたんですよね。そうした意思決定をした理由を教えてください。
折田:自分が生き生きと働けるイメージをリアルに持つことができたのが、大きな決め手でした。インターンをするなかで、「このままインターン期間だけで終わってしまうのは勿体ないんじゃないか」「もっとここで働き続けたい」と思うようになったんです。
──内定先に大きな不満があったわけではなく、HENNGEに強いフィット感を感じたことが大きな理由だったんですね。
折田:長期インターンをしたことで、「自分が生き生きと働くために大切なこと」の解像度が上がったと言えると思います。例えばHENNGEでインターンをするまでは、なんとなく規模の大きい会社に入りたいと思っていましたが、会社の規模感は自分にとっては大切じゃないんだと気がついたり。
もしインターンを経験せずに就職先を選んでいたら…と考えると、正直ちょっと怖いですね。学生の皆さんには、就職先を選ぶ前に、一度長期インターンに挑戦してみることをおすすめしたいです。
──正社員として入社した後は、どんな仕事を担当しているんですか?
折田:インターン時代に引き続きパートナーセールスを担当しています。パートナー企業さんやお客様との打ち合わせが主な業務内容で、多い日には1日に4件ほど打ち合わせをしています。
正社員になるタイミングでグローバルセールスの仕事からは離れ、まずは営業のスキル向上に集中することになりました。現在グローバルセールスチームに所属しているメンバーも、国内セールスとして成果を出した上でグローバルを担当しているので、私もまずは国内のお客様に向けてしっかりと営業ができるようにスキルを磨くのが現在のミッションになっています。
国籍に留まらない多様性と、顧客要望に応じたプロダクト改善ができることがHENNGEの魅力
──折田さんが思う、HENNGEで働く面白さを教えてください。
折田:HENNGEは国籍の多様性が注目されがちですが、日本人メンバーの経歴の多様性もとても豊かなんです。中途入社のメンバーが多いため、様々な業界を経験した方々が集まっていて、営業でもそれぞれが独自のアプローチ法を持っています。そのため、「こういう提案方法もあるのか!」と様々な先輩に学びながら自分の型を作っていけることに、面白さを感じますね。
また、HENNGEが提供するのはSaaSプロダクトなので、お客様の要望を開発側にフィードバックし、機能をどんどん拡張していくサイクルを回せることも、面白さの一つです。その積み重ねの中で、お客様のやりたかったことがHENNGEのプロダクトで実現できた瞬間には、大きなやりがいを感じます。
──最後に、折田さんの今後の展望を教えてください。
折田:引き続き営業としてスキルを磨きつつ、いずれは留学で培った英語力と組み合わせて、海外企業に向けてHENNGEのサービスを提案していきたいと思っています。
現時点ではHENNGEのグローバルセールスのお客様はアジア諸国がメインなので、営業エリアを他の地域にも広げていくような動きにも関わっていけたら嬉しいですね。
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以上、折田さんへのインタビューをお送りしました。記事を通じて、HENNGEのカルチャーや特徴が伝わっていれば嬉しいです。
edit by 高野 優海
photo by Yui Sasaki