撮影の現場には、たいてい「撮る人」と「撮られる人」がいます。その境目は、普通は最後まで引かれたままです。
伊東愛夏さんは、その境目を越えた人でした。モデルとしてHAMONの撮影に参加したことをきっかけに、インターンとしてSNS運用に加わり、投稿の計画を立て、予約を入れ、画像をつくる側に回りました。
今はインターンとしてはHAMONを離れています。それでも、モデルとして現場に立つ関係は続いていて、撮影の日には変わらず同じチームとして並んでいます。
「映る側」と「創る側」。その両方を知っている人に、HAMONの現場がどう見えていたのかを聞きました。
モデルとして呼ばれた現場で、「話だけでも聞かない?」と言われた
三上
愛夏さんがHAMONに関わるようになったきっかけを教えてください。
愛夏
HAMONとの出会いは、モデルとして撮影に参加したことがきっかけでした。最初は「撮られる側」として現場に立っていて、正直、その先にここまで深く関わるようになるとは思っていませんでした。
でも、撮影を重ねる中で、ただポーズを取るだけじゃない、「何をどう伝えたいか」をすごく大事にしている現場だと感じるようになりました。
そんな中で、小笠原さんから「HAMONという会社を作ったんだけど、話だけでも聞かない?」と声をかけてもらいました。
三上
すぐに「やります」と答えたわけではなかったんですよね。
愛夏
SNS運用の仕事をやってみないかという話をもらって、すぐに決めたわけではなく、少し考えた上で、「この現場の中でもっと関わってみたい」と思い、HAMONに入ることを決めました。
人見知りの私でも、自然と話せた最初の現場
三上
初めてHAMONの撮影現場に入ったときの印象はどうでしたか。
愛夏
まず感じたのは、空気のやわらかさでした。
スチールとムービー、それぞれにカメラマンがいて、二人ともすごく優しくて、人見知りで緊張しやすい私でも、自然と話せる雰囲気を作ってくれました。
指示もとても的確で、「どう動けばいいか」「どういう表情を求めているか」が分かりやすく、迷わず撮影に集中できたのを覚えています。
そのおかげで、「撮られるのが怖い」ではなく、「一緒に作っている」という感覚を、最初の現場から持てました。
Ai-Bit|MINI HEARTOGRAM CAP
その日の主役は、私ではなく靴だった
三上
「映る側」として、HAMONの現場にはどんな特徴を感じましたか。
愛夏
これまで経験してきた撮影は、スタジオで何着も衣装を着替えながら進めていくものがほとんどでした。
HAMONの撮影では、初めて外での撮影を経験しました。その撮影では、私自身よりも「靴」をどう見せるかが一番大事にされていて、靴の雰囲気や伝えたいイメージに合わせて、撮る場所を変えながら進んでいく撮影でした。
現場で着替えたり、靴を履き替えたりしながら、靴の雰囲気に合わせて、撮る場所を少しずつ変えていく。その感覚が印象に残っています。
ただきれいに映るというより、そのものが持っている空気をちゃんと写そうとしている現場だと感じました。
私が知っていたのは、アカウントの「表側」だけだった
三上
「創る側」としては、どんな仕事に関わってきましたか。
愛夏
各アカウントの投稿計画を考えたり、投稿の予約作業をしたり、季節や行事、セールに合わせて画像を作成する仕事に関わってきました。
現場とSNSをつなぐ中で、これまで私が知っていたのは「表側」だけだったんだな、と気づきました。普段何気なく見ていたアカウントの裏側では、こうした準備や考える時間が積み重なっているということを、実感として知りました。
どうしたらもっと多くの人に見てもらえるのか。なぜこの投稿はこうなっているのか。なんでこのタイミングなのか。
ただ作業をこなすのではなく、仕事一つひとつに対して興味を持って、疑問を持ち続けることの大切さを、HAMONでのSNS運用を通して学びました。
「なぜこうなのか」を、いつも聞かれた
三上
小笠原との関わりで、印象に残っていることはありますか。
愛夏
現場では、「先輩たちがどんなふうに動いているのかをよく見て学ぶことが大事だ」と、声をかけてもらうことがありました。撮られる側として立っていた時とは違って、運営側に回ったからこそ見えてくることがある、という言葉が印象に残っています。
また、仕事に対しては「なぜこうなのか」と、常に考えることの大切さを教えてもらいました。ただ言われたことをこなすのではなく、理由を理解しようとする姿勢が、仕事につながっていくのだと感じています。
三上
厳しいと感じたことはありませんでしたか。
愛夏
社会人経験がほとんどなかった私にとって、仕事の進め方や立ち振る舞いなど、足りていない部分を指摘してもらう場面もありました。それは撮影の現場だけでなく、オフィスでのやり取りや、日々の関わりの中でのことでした。
それらはすべて、「ちゃんと成長してほしい」という前提があっての言葉だったと感じています。社会人としての基本や、仕事への向き合い方を、現場を通して一つひとつ学ばせてもらいました。
分からなければ「すぐ聞いてね」と言われる場所
三上
チームの中で感じるHAMONらしさは、どんなところですか。
愛夏
HAMONのチームは、全体的に距離が近くて、やわらかい雰囲気があります。
分からないことがあれば、「すぐ聞いてね」と自然に声をかけてもらえる環境で、立場に関係なく話しやすい空気があります。
現場でもオフィスでも、誰か一人で抱え込むことがなく、チームとして動いている感覚がある。その安心感が、HAMONらしさだと感じています。
大好きな海が、そのまま仕事になった日
三上
印象に残っている仕事はありますか。
愛夏
印象に残っているのは、夏の撮影で海に行ったことです。もともと遠出をするのが好きで、大好きな海での撮影に関われたことは、個人的にもすごく嬉しい経験でした。
仕事ではありましたが、いつものメンバーと一緒に、自然な空気の中で撮影ができて、楽しく仕事ができる環境だと改めて感じました。
「好きな場所に行くこと」や「その場の空気を楽しむこと」が、そのまま仕事につながっていた。自分らしく関われた瞬間だったと思っています。
スニーカー、ゴルフ、BILLABONG、そしてお寿司屋さん
三上
モデルとしては、どんな撮影に関わってきましたか。
愛夏
HAMONでは、スニーカーやゴルフ関連の撮影をはじめ、BILLABONGのモデルとしての撮影にも関わってきました。
スキンケア系の撮影では、運営側として関わることがメインでしたが、一部モデルとして表に立つ経験もさせてもらいました。
また、継続的に関わらせていただいているお寿司屋さんの撮影など、ジャンルの違う現場を経験させてもらっています。
モデルとしてだけでなく、運営側の視点も知った上で関われていることが、自分にとって大きな学びになっています。
HAM GOLF
「どう映るか」を気にしていた私が、「何を伝えたいか」を考えるようになった
三上
HAMONに関わる中で、変わったと思うことはありますか。
愛夏
表現に対する考え方が大きく変わりました。
以前は、「どう映るか」「ちゃんとできているか」を気にすることが多かったですが、今は「何を伝えたいのか」「なぜこうなのか」を考えるようになったと思います。
モデルとして現場に立つだけでなく、運営側として撮影やSNSに関わったことで、一つの表現ができあがるまでには、たくさんの意図や準備があることを知りました。
また、人との向き合い方も変わりました。分からないことをそのままにせず、聞くことや考えることを大事にするようになり、仕事に対して少しずつ主体的になれたと感じています。
「映る側」と「創る側」、両方を経験したからこそ、表現も仕事も、一人で完結するものではなく、チームで形にしていくものだと学びました。
撮影と発信の、あいだをつなげる人になりたい
三上
これから挑戦してみたいことはありますか。
愛夏
まだやったことのないSNSの分野にも挑戦してみたいと思っています。
これまで関わってきた運用とは違う視点ややり方を知って、「どうしたら伝わるのか」を、もっと広い角度から考えられるようになりたいです。
撮影の現場と発信の両方を知っているからこそ、その間をつなげるような関わり方にも、これから挑戦していきたいと思っています。
私にとってHAMONは、夢につながる架け橋
三上
愛夏さんにとって、HAMONとはどんな存在でしょうか。
愛夏
私にとってHAMONは、将来の夢へとつながっていく架け橋のような場所です。
あきらめずに向き合える人と、働きたい
三上
最後に、どんな人にHAMONに来てほしいですか。
愛夏
あきらめずに物事と向き合える人、そして、一つの視点にとらわれず、広い視野でいろいろなことを考えられる方に来てほしいです。
HAMONは、そういう人が挑戦できる場所だと思っています。
モデルとして呼んだ人が、企画に入り、投稿を組み立て、そしてまたモデルとして現場に立っている。役割は何度か変わりましたが、関係は途切れていません。
それは、HAMONが人を「役割」で区切らず、仕事そのもので付き合ってきたからだと思います。
「映る側」と「創る側」。その両方を知っている人が現場にいることは、つくるものの精度を確実に上げてくれます。愛夏さんがHAMONで見つけたものは、これからも現場に残り続けます。
伊東 愛夏(いとう あいか)
モデル。HAMONの撮影にモデルとして参加したことをきっかけに、インターンとしてSNS運用・投稿企画に従事。現在はインターンを離れ、モデルとしてHAMONの撮影に継続的に参加している。
これまでの出演:BILLABONG、HAM GOLF、Ai-Bit ほか、スニーカー・ゴルフ・スキンケアなど。
一緒に現場をつくる仲間を募集しています
HAMONでは、モデル・クリエイター・SNS運用メンバーを募集しています。インターン・業務委託・正社員、どの関わり方も可能です。「まずは話を聞いてみたい」でも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。