こんにちは!博展採用担当です。本日は社内報HAKUTEN COLORより大人気企画、キリヒラの新着記事をご紹介します!
今回はクリエイターの吉村さんです。ぜひご覧ください!
目次
- <インタビュアー紹介>
- 1、入社までの経歴と趣味
- 2.入社後のキャリア
- 3.キャリアを切り拓いたきっかけ、ターニングポイント
- 4.今後のやってみたいことや展望について
- ライターあとがき
<インタビュアー紹介>
写真左から竹下(たけした)、鈴木(すずき)
竹下 (たけした):2019年に新卒で製作職として入社。4月から大阪へ転勤となり、ニチナン社出向中。多趣味で、昔から続けているバスケの他に、夏はドライブ、冬はスノボに出かけることが好きです!最近は、飲み屋で意気投合した人とフットサルに行ったり、大阪ライフを楽しんでいます!
鈴木(すずき):2019年に新卒でデザイナー職として入社。現在は中部/西日本ユニット所属。趣味はフェスやアーティストのコンサートに行くことで、演出やカメラアングルを見ることが好きです!親しい人と集まってご飯を食べることも好きで、先日もウィスキー会を開催しました!
1、入社までの経歴と趣味
鈴木)吉村さんは博展に転職という形で入社されて、女性クリエイターとして産休育休からの復帰後も活躍されているので、個人的に働き方を聞いてみたかったんです!まずは入社前の経歴を教えてください!
吉村)前職は、ベンチャーの広告代理店でグラフィックデザイナー兼アートディレクターとして従事していました。創業年から在籍し、デザイナーとして入社したのですが、デザイン以外にも採用活動や組織づくり等、携われる範囲が広くて充実していました。
デザイン業務では中小企業のブランディングやプロモーションデザイン、アートディレクションをしていました。様々なクライアントの経営層のお話しが聞けるのはとても勉強になりますし、楽しかったです。それに、ブランディングがデザインによって可視化されていくに連れ、クライアントの社員様の目がキラキラしていく瞬間なんかはやりがいを感じました。
竹下)やりがいのある前職から、どうして転職を考えたのですか?
吉村)転職を考え始めたきっかけは、企業の魅力を伝える手法をもっと幅広く模索してみたいと思ったからです。前職ではグラフィックやWEBといった平面の表現だけだったので、もっと違う手法を試せる環境に身を置いて、アウトプットする力をつけたいと思ったんです。そんな時に、転職エージェントの方から博展を紹介いただき、“体験を通して伝える”という手法に惹かれて、転職を決めました。
鈴木)博展では前職と違う点が多かったと思いますが、やってみてどうでしたか?
吉村)カルチャーショックみたいなことは沢山ありましたね!笑
ですが、クライアントの伝えたいことをターゲットにいかに分かりやすく伝えるかを考える点では前職と変わらず一緒でした。
ただ、これまでの平面の世界と、博展に入ってからの空間の世界では違う部分というか、業界違いでの苦労は結構ありました、、。
まず「オクタ(※イベントで使用するアルミ部材の名前)って何?セットバック(※ブース装飾物の高さ制限等)って何?」と専門部材や用語など、入社したての頃はわからないことが多く苦労しましたね。
展示会という独特の世界の理解がなかったので、プランナーとして全うできていないと思うとしんどかった部分はありますが、できることで補填しながらなんとか乗り越えてきた感じですね。あとは、今まで平面でやってきたことが空間になり、サイズ感、距離感の違いにも戸惑いました、、、
これまでは、手元ツールの本文では10ポイント前後でデザインすることが多かったのですが、空間に落ちる文字って大きすぎるので、ポイント数で表すのではなく一文字の天地サイズが何ミリ、とかでデザイナーさんとすり合わせる感じは斬新でした!笑
竹下)プライベートではどんなことをする時間が好きですか?
吉村)こどもが生まれるまでは、週末の外食後とかに夫や友人とかと、ちょくちょくテキーラやメスカル(※)を飲みに行っていました。テキーラとメスカルの魅力を知ったのがきっかけなんですけど、テキーラって奥が深いんです!
そこから広がる、仕事とは全く関係のない人たちと出会えるのもすごく面白くて!日本ではまだ知る人ぞ知る、の世界なので一風変わった面白い人が結構いるんですよね笑。勘違いしてほしくないのですが、私は決してパリピな酒飲みではないです!!
テキーラってショットで一気飲みするようなお酒ではなくて、少しずつ香りや味を楽しむお酒なんです。原料はオーガニックでとってもヘルシーですし、食中酒(食事の最中に楽しむお酒)としても楽しめるお酒なんです。
こどもが生まれてからは、飲みに出かけることがほぼなくなったので、今は料理をしているときが楽しいですね!というより、わたしが作った料理を家族がモリモリ美味しそうに食べてくれるところを見るのが好きなんです笑。
(※)テキーラもメスカルもメキシコ原産の蒸留酒でリュウゼツランを主原料とする。
オンラインでのインタビューでした!
2.入社後のキャリア
鈴木)入社後8年目とのことですが、入社してからのキャリアを教えてください!
吉村)入社当時はBtoBクライアント向け提案を行う部署で主催案件(イベント全体を主催する企業・団体がクライアントの案件)を担当していましたが、2年目頃からBtoCクライアント向け提案を行う部署へと異動になりました。
ファッションやコスメ系のクライアントを担当することが多く、前職の経験を活かして、プランナー業以外にイベントのキービジュアルをつくったりグラフィックディレクションを行っていました。そのため、提案まではプランナーとして関わり、進行になればプランナー兼アートディレクターとしてみっちり入って納品まで付き添うような動き方をすることが多いですね。
鈴木)吉村さんのように、納品までみっちり入られるプランナーの方って珍しいですよね!
吉村)その分、1案件に関わっている期間が長いので他の案件に入れず、同じ課のプランナーさんには迷惑をかけているところもあると思います、、。ただ、クライアントに納品まで寄り添って密にコミュニケーションをとることでノーコンぺでいただけたお仕事もあります。
ビューティー系のクライアントには、同世代もしくは年下の女性担当者が多く、同性で話しやすいのか個別に相談が来ることもあったので、そういったやり取りの中で、クライアントの伝えたいことを汲み取ることができていたのかもしれません。これからもクライアントと対話ができるような仕事をしていきたいですね。
3.キャリアを切り拓いたきっかけ、ターニングポイント
鈴木)キャリアのターニングポイントは何でしたか?
吉村)まだターニングポイントは迎えていない認識なのですが、強いて言うなら、コロナ中に担当した、外資家電メーカーのヘアケア用品のキャンペーンイベントがターニングポイントになりえる、と言ってもいいかもしれません。
クライアントの担当者がチームを動かすスキルをお持ちで、その方とお仕事をできたことが良い経験になりました。”良い経験”止まりでわたしの仕事っぷりにはまだ反映されていないのですが、、、、
その方は私たちに対して、常に”チーム”としての視点を持って鼓舞する言葉を投げかけ、パートナーである博展チームのパフォーマンスが上がる空気感を自然とつくってくださっていました。わたしたちもクライアント(&エンドユーザー)のために何ができるか、という気持ちをより一層高めながら常にモチベーション高く関われたことはとても良い経験でした。
そんな中で、クライアントの製品の直営店でエンドユーザーへ直接インタビューするという、これまで踏み込んだことのない領域の提案をし、エンドユーザーのリアルな声を聞いた上で、体験を組み立てる新しい取り組みができた点も非常に貴重な経験となりました。チームを盛り上げチームを動かしていく事の大切さを目の当たりにした案件でしたね。
竹下)自分はまだそういった方とお仕事をした経験がないので、いつか出会いたいですね!
4.今後のやってみたいことや展望について
竹下)今後やっていきたいことって何ですか?
吉村)産休育休を経て時短で働いているのですが、やはり今までと同じような働き方はできないので、この環境下で何ができるかを模索しているところです。こどもがいるとどうしても急な発熱等でお休みを取ることがあるので、提出日をずらせなかったり、定例ミーティングに参加しなければならないクライアントワークを減らしています。
ありがたいことに、働き方を相談し都度一緒に模索してくださる上司の元にいますので、今は新規開拓の企画に軸足を置きたいと相談しているところです。新規開拓の他にも、新規事業の提案にもチャレンジしてみたいと思っています。
竹下)環境が変わっても新しいことに向かうチャレンジ精神がすごいですね!
吉村)そう思えるのは、そういう発想になる社風があるからだと思います。私の場合、産休前は東京で働いていて、復職のタイミングで大阪へ転勤したことも大きいですね。BtoCのイベントって、東京では沢山ありますが、関西はまだまだ少なく、関西で新規開拓するならBtoC案件を開拓したいなと思ったんです。
鈴木)私は吉村さんが同じユニットになると聞いてすごく嬉しかったです!一緒にBtoCイベントを企画したいです!
吉村)鈴木さん、BtoCやりたいって言ってたもんね!何か一緒にできるといいよね!
鈴木)吉村さんには、女性クリエイターが結婚や出産といったライフイベントを迎えた時に、どうやって仕事を続けていくかという話も聞きたかったんです。周囲に結婚を機に退職したメンバーがいて、クリエイティブ職で続けていくことは難しいのかなと思ったことがあって…
吉村)会社を辞めてしまうのは簡単なようにも思えるのですが、辞める前にそこでどう活躍できるかを考え挑戦してみてからの判断でもいいんじゃないかなと思っています。博展にはそれができる環境があると思っています。言い方は悪いかもしれませんが、会社を利用して楽しいことができればと思っています。楽しんだもん勝ちですよね!
鈴木)そうですね!今日はとても励みになるお話をありがとうございました!
ーーインタビューありがとうございました!!
ライターあとがき
クライアントに向き合い、チームでイベントをつくり上げていくことの大切さを実感したという吉村さん。仕事以外の話しを通じて担当者と打ち解けてしまうこともあるようで、自然と人との距離が近くなるのは、吉村さん自身が場の雰囲気を作ることが上手だからだなと感じました。女性クリエイターとして、子育てしながらも新しい事に挑戦する姿が、若手社員へのエールになることを期待しています!
(取材:早川、ライティング:法橋、タイトル画像編集:松本哲弥)