ベンチャー企業からご相談を受けるなかで、最も悩ましい分野のひとつが労務に関する相談です。スタートアップから上場企業まで、人が組織を構成する以上避けて通れないのが労務課題への対応ですが、企業ステージや業種業態等によって抱える問題やその解決策には様々なバリエーションがあります。このような労務課題に対し、労働関連法規で　定められた枠組みの中で、自社のステージや特性に合った形で適切に対応していく必要があります。また、近年の「働き⽅改⾰」の号令のもと、これまでにない柔軟かつ多様な就業形態に注⽬が集まっています。

このたびGVA法律事務所では、ベンチャー企業が日々向き合う労務課題について、注目を集めるベンチャー企業が実際に採用する人事労務制度をご紹介しながら、企業のステージごとに切り分けて解説した書籍を出版することとなりました。

タイトルは「ステージ別 ベンチャー企業の労務戦略」（編集代表︓⼭本俊・⾶岡依織、出版︓中央経済社、発売⽇︓９⽉２⽇）です。⾃社の成⻑に伴う社内労務体制の整備のあり⽅にお困りのベンチャー企業経営者や労務担当者の⽅、ベンチャー企業の労務⽀援のあり⽅を模索している専⾨家の⽅をはじめ、ベンチャー企業の労務に関⼼のある多くの⽅に⼿にとっていただければと思っております。

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