こんにちは。人事の佐藤です。
コーポレート部門のイメージしづらい仕事の内容や背景、魅力を展開していきたいと思います！

今回は「人事部門」のポジションについてです。

〈人事部門の募集ポジション〉
▼新卒採用担当 募集！メタバース・Web3・ゲームなど多角事業を展開中
▼HRビジネスパートナー 募集！メタバース、Web3事業などを展開中
▼人事企画 スタッフ募集！メタバース・Web3・ゲームなど多角事業を展開中
▼組織開発 スタッフ募集！メタバース・Web3・ゲームなど多角事業を展開中
▼人事業務デザイン/プロセス構築担当 募集！メタバースなど多角事業を展開中

なぜ今グリ―の人事部門では、こんなにも幅広いポジションで募集をしているのか。
それはまさに事業成長を見据えた増員を計画しているからに他なりません！

具体的なポイントを “人事部長が見ているグリーの未来” を通じて、ご紹介できればと思います。語り手は人事部長の下村となります！

では、今回も最後までお付き合いいただけますと嬉しいです。

▼まずは人事部長のご紹介

下村 直仁（Naohito Shimomura）/ コーポレート本部 人事部 部長

着メロを筆頭に、ガラケー向けモバイルコンテンツ全盛のタイミングで大学を卒業、もともとネットワークやエンタメコンテンツに興味があったことからゲーム会社のモバイル向けコンテンツ部門に企画職として入社。

その後、モバイル向けコンテンツといえば「キャリアの公式プラットフォーム」という閉じた場で提供されることが当たり前だった中で、SNSが新しいコンテンツ提供の場として爆発的に成長している様子を目にし、自身もその新しいプラットフォームに中の人として関わりたいと考え、2009年にGREEプラットフォームで提供される内製ゲームのプランナーとしてグリーに入社。GREEアバターなどのプロデューサーを経た後、複数のゲームサービスを統括。

その後、グリーとして長年培ってきたゲーム運営のノウハウを、世の中のゲームをより面白く、より長くお客様に届け続けるために活かしたい、という想いから2015年にグリー100%子会社としてモバイルゲームの運営に特化した子会社「ファンプレックス」を設立し、社長に就任。その後、子会社の経営の経験を経て2022年にグリーの人事部長に就任。

グリーの急成長期と、その後のスマホ化の波が押し寄せ、ブラウザゲームからネイティブアプリへの大転換が起こる中での対応など、グリーの大きな変革期を陰に陽に支えてきた人物です。

▼前提として　‐ グリーの中期方針 -

決算資料でもお伝えの通り、グリーが中期的に目指す姿として、以下に記載の3つの事業を基軸とした継続的な成長があります。

詳細の説明はリンクからご確認いただければと思いますが、「メタバース事業」、「ゲーム・アニメ事業」、「コマース・DX事業」という3本の事業の柱をベースに成長曲線を描くことを目指しています。

さらに、先日リリース致しましたが、マンガ事業 や Web3事業への参入など、次の基軸となる事業も見据えながら、一層の加速を目指しています。

そうした中で、「事業の成長」はすなわち「組織の成長」でもあると考えており、そのためにも組織強化は絶対に欠かせない大事なポイントと捉えています。

▼事業成長に応じた大量採用？

事業の成長を前提に、人事部門でも無計画に大量採用を行うか？という問いに対する答えは否、です。

事業が伸びるからガンガン人を増やせばよいという考え方ではないことをまずは強調しておきたいですね。これは過去に経験したことから会社としての学びがあります。ただ、いざ事業の成長が加速するというタイミングで、その事業の拡張可能性を最大化させることが出来る人材（≒ キーパーソン）は、人事部門としても意思を持って増やしていきたいと思っています。

そして、この1年で体制を盤石にしたい、むしろそうしないと事業の成長に組織の成長が全然追いつかないということが起こりうる、というある種の危機感を抱いているほどです。

▼未来を見据え人事部門の各ポジションに期待すること

直近の採用強化は、先にお伝えの通り今後の事業成長を支えるための組織強化・人員強化が主目的となります。例えば「ゲーム・アニメ事業」であれば、2022年はゲームの大きなヒットがありましたが、さらに大きなヒットを目指すべく次のタイトルを仕込んでいる状況があったり、Web3事業に向けて子会社の設立やブロックチェーンプラットフォーマーとの協業、また、メディアからスタートしSaaSビジネスへと広がり、そこからさらに次の事業展開を見据えているコマース事業など、事業毎に取り組みをバージョンアップする流れがあります。

こうした次の成長曲線を描こうとした時に、人事部門としてもさらにスケールアップしていく必要があると思っています。そうした流れの中で、それぞれのポジションに期待することに焦点を当ててお伝えしていきます。

◎新卒採用担当について

▼新卒採用担当 募集！メタバース・Web3・ゲームなど多角事業を展開中

過去からグリーにはたくさんの優秀な新卒社員が入社してきてくれています。実績として、新卒入社した10年目以内の社員において、本社の執行役員や事業子会社の社長に抜擢される事例も出てきています！

ここ数年は将来の経営層候補を迎え入れるという意味も含めて、更に新卒採用を強化していくことを全社で決定しています。想定している成長曲線を描く上で、今後は毎年4～50名ほどの新卒採用を進めていくことを人事としてコミットし、その実現のためにまずは採用担当者を増員していきたいと思っています。事業の次の担い手、会社の未来を担う優秀な人材を見つけるという、経営における最重要ミッションの一つを担うポジションです！

◎HRビジネスパートナー（HRBP）について

▼HRビジネスパートナー 募集！メタバース、Web3事業などを展開中

HRBPのポジションに求められることは、各社の事業フェーズや市場環境など、それぞれの会社が置かれる状況に応じて多岐に渡るように見えがちです。反面、これは私見ですが、本質的には非常にシンプルで、「経営層が抱く経営課題に直接向き合うこと」「その経営課題に対し、人事という観点から解決策を導き出し、実装までやりきること」という2つに集約されると考えています。

実際に、グリーグループにおいて活躍してくれているHRBPは、各社の経営層と日常的に議論を重ね、常に事業のキーパーソンを一次情報源とすることで、伝聞や推定ではなく、自身が直接目の当たりにした「今まさに社内で起きている経営課題」を解決するべく、人事としてのあらゆるノウハウを振るってくれている人ばかりです。

その仕事は、タフな場面も多くある大変なものですが、「人事」として「事業にコミットする」という実感は、HRBPという役割においてこそ一層強く得られるものだとも思います。
人事というスキルを武器に、我々が手掛ける様々な事業の未来を一緒に作ってくれる"HRビジネスパートナー"を採用したいと思っています。

◎人事企画担当について

▼人事企画 スタッフ募集！メタバース・Web3・ゲームなど多角事業を展開中

人事企画のポジションについては、大きく2つの性質を持つ業務範囲があると思っています。一つは事業状況や外部環境の変化に伴い発生する抽象度の高い経営課題を解決するために、思考し、具体化し、解決を図る業務です。最終的なアウトプットとして制度に落とし込むイメージになります。これらの業務には評価や給与に関わる制度などセンシティブな内容が含まれていたり、関連するステークホルダーも役員クラスの上位レイヤーが多く、気軽に誰にでも相談できる内容ではないケースが多かったりします。

またもう一つの性質の業務としては、毎年2回実施している評価の運営や、定期的に実施しているグループ全体の組織サーベイの運営となります。ただ運用するということではなく、グループ全体のセントラルポジションとしてグループ全体を俯瞰しながら、各事業子会社にいるHRビジネスパートナー（HRBP）のメンバーと連携し、情報を集約しモニタリングすることで、グループ全体の組織力を強化していく支援をしています。HRBPや後にお話しする人事業務デザイン/プロセス構築の担当とも連携し、制度企画に閉じるのではなく人事総力戦で成長曲線を実現できる基盤を整えていく必要があると思っています。

◎組織開発担当について

▼組織開発 スタッフ募集！メタバース・Web3・ゲームなど多角事業を展開中

組織開発のポジションでは、各々の組織内の当事者が自らの手によって組織をより良くしていくための支援を行うことをミッションとしている部門です。具体的な例としては、GREE Open Job Posting（通称GOJP）という立候補型の異動制度を通じて、従業員が自発的に新たな環境へチャレンジする機会を提供しつつ、アサインメントの最適化を行ったり、全社的なMVP制度においては会社が求めるロールモデルを発信し、社員の模範としてその功績を讃える​ことを通じてValueの浸透などを行う取り組みなどがあります。

これらは、ある程度実装できていますが、今後さらに事業が拡大していく中で、働く社員に向けてこうした取り組みを通じてさらに事業貢献を促したり、制度を通じて働く社員がより幸せになるために取り組めることは、もっともっとあると思っています。働く社員のポジティブな思いを原動力に、当事者意識高く一緒に走り抜けてくれる方がいるだけで、全社の幸せ度は大きく増すと思っています。個々の従業員の努力とパフォ―マンスが直結しやすいようなメカニズムの実現に真剣に向き合い、何をするとより良くなるかということを一緒に考えて創ってくれる方と一緒に働きたいと思っています。

◎人事業務デザイン/プロセス構築担当について

▼人事業務デザイン/プロセス構築担当 募集！メタバースなど多角事業を展開中

各事業の成長に伴い、責任や裁量の範囲を一定広く取る必要が出てきている中で、先にHRBPや人事企画のところでもお話しましたが、ある程度統一している制度においても、複雑性が増す力学が働いてくる状況にあります。その中で、ペイロールといわれる給与計算や支払い業務、社員の入社退社休職復職に伴う対応など、決して止めることのできない業務を担いつつも、とても速いスピードで立ち上がる新しい事業子会社やそこで働く社員への対応があります。また、グループ全体のセントラルポジションとして、各社からの要望に対応し続けられるだけのワークフローを、自分たちで組み立て確立し、常にブラッシュアップし続ける必要があります。そしてそのニーズはさらに高まると考えています。

システム的な知見と人事業務のプロセス理解という2つの軸を持つことは、とても重要なスキルであり、人事部門としては無くてはならないコアなポジションです。守りの人事でありながら、より良い形に改善を進めていく攻めの姿勢が求められるという、バランスが求められるポジションでもあります。

それぞれポジション毎のお話をさせて頂きましたが、お付き合いいただきありがとうございます。

結構生っぽい話をさせて頂きましたが、いかがでしょう？少しでも参考になってたら嬉しいです。

長くなりましたが、最後にこんな方とぜひ一緒に働きたいなということをお伝えさせていただき、終わりにしたいと思います！

▼『 本気で取り組んでいる人や組織に対して自らほだされに行き、一体感を醸成するために寄り添うことを大事にできる人事でありたい 』

この記事をお読みいただいている方がどのようなイメージをお持ちかはわかりませんが、グリーの社内って意外と事業に本気の人が多いんですよ（笑）

ともすると、本気故に意見の対立だったり、簡単に合意形成がなされないケースが発生することもあります。でもそれって悪意ではなく本気故であり、その本気さを理解できているかどうかによって、物事の進むスピードもクオリティも格段に高まると思っていて、「その本気さが好きだな」と思えるかは、グリーで人事を担っていく上では、すごく大事な素養だと感じています。

何故ならば、グリーのビジネスポートフォリオを見て頂くとお分かりいただけると思いますが、基本 toC 向けのビジネスであり、ユーザー様に面白い！楽しい！と思っていただけなければ、我々の存在する価値は生まれないという、ある意味では極めて冷徹なマーケットに向き合っているわけです。

そのため、それぞれの事業とそこにいる人たちは自分たちが生み出しているサービスやプロダクトに対してどこまでも本気であり、熱量が非常に高いです。その熱量を少しでもロスすることなく世の中に届けていくための、広い意味での「仕組み」を作り上げていく役割を人事も担っているからです。

そんな役割を担うことに、ワクワクする！と感じてもらえると、とてもうれしいなと思います。その「本気」をより高め合い、より良いサービスやプロダクトを一緒に作っていきましょう。

皆さんのご応募をお待ちしております。

▼終わりに

いかがでしたでしょうか。

人事部門として改めて基盤を早急に固めていくフェーズにあると考えています。事業サイドの本気に人事も本気で応えていければと思っております。ちょっと泥臭いですが、こんな考え方にご賛同いただける方、是非ともご応募いただけますと幸いです！

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