こんにちは。人事の長津です。
グリーグループでは、ゲーム事業、メタバース事業、広告・メディア事業を3本の柱として事業を展開しています。それらの事業を横断して支えている技術部門が開発本部。
そんな開発本部で働く人やチームを不定期で紹介をしていこうと思っています。
今回は、グリーグループ全体の品質を担保し、お客さまに安心あんぜんなサービスを提供することをミッションに掲げているCustomer & Product Satisfaction部(略してCPS部)より、2021年8月に入社した山本 幸寛さんをご紹介します。
「山Qさん」と社内で呼ばれているんですよね?
前々職でも、山本さんが複数いたんです。それもあって、当時はPM山本さんと呼ばれていて、長いので省略して「P山さん」と呼ばれていました。という話をMTGで話したら、QAの山本さん→Q山→山Qさんでいきましょう、みたいな流れで山Qになりました(笑)
パーソナルな部分を教えて下さい。ベタですが趣味はなんですか?
趣味は映画鑑賞ですね。
今は、子供が小さくて時間をかけて観ることができないので、皿洗いなんかしながら2時間映画を4時間かけてスマホで観ています。
山Qさんのハッシュタグは #パパ #映画 の他にありますか?
映画の中でもゾンビ系が好きです。
ゾンビは「オブ・ザ・デッド」と付けておけばゾンビ映画として成立する傾向があるんです(笑)
「オブ・ザ・デッド」系ではないんですけど、一番のおすすめが「ロンドンゾンビ紀行」という映画です。
老人ホームにゾンビが来ちゃうという映画で、それがよかったです。
おじいちゃんもゾンビも遅いので、ゾンビが追いつけないというゆったりとした映画です。
前職と比較して、グリーが異なる部分を教えて下さい
まず、人事の方と距離が近い。入社1ヶ月面談をはじめ、何かあったときに相談する時間を作ってくださっている。
このように気にしてくださったことは初めてなので、いざとなった時に相談させてもらえている。前職では部内での1on1はありましたけど、グリーの人事は手厚いと感じます。
転職活動でグリーを選んだ理由を教えて下さい
前から思っていることが、自社だけじゃなくてQA全体の発展に関われることができないか、と常々考えていたんです。
ソフトウェアテスト系の会社だと、シンポジウムを開かれたり積極的にやっていますが、ゲームはまだまだかなと思っているんです。
グリーは、積極的に情報発信や勉強会を開催しているのもあって、行動としてQA業界を発展させていこうという部分が見えました。
実際に中に入って勉強させてもらいたい、というのと、こういうところに少しでもお力添えができれば、という思いで選びました。
グリーの魅力を教えて下さい
勉強会をするということは、常に新しい知識を吸収するということだと思うんです。
今までと同じ業務を繰り返すということは、勉強して、さらにレベルアップをする、新しいことにチャレンジしていく精神、などを入社して感じていて、そこがとても魅力的だと思います。
元々、何かの運営をされていたと聞いていますが、何をされていましたか?
前職でQAのイベントを運営していました。
あとはJaSSTの運営メンバーもやっています。
その活動では満たされなかったんですか?
JaSSTはゲームに特化しているわけではなく、全体のプログラムの中でひとつそういったセッションがあるかないかというレベルです。
前職でも、非ゲームの領域で実施する話が上がり、自分も参加させてくださいという話になりました。
やはり、ゲームに特化した、というところが一番の違いかなと思います。
ゲームのQAと、非ゲームでのQAは何が違いますか?
非ゲームは、エンターテインメントではないんです。
例えば車のQAで言えば、人の命を守るという「守り」にフォーカスしていると思います。ゲーム系でいえばエンターテインメントな部分が多くあるので「数値で測れない面白さ」という品質のところが大きくあります。
数値にできないおもしろさと、どれだけそれを高められるか、というところかなと思います。
グリーはIT企業でありながらゲーム会社でもありますが、どういった点を求められていると思いますか?
ゲームは「魅力的品質」をより強く意識して対応する必要があると思っています。
AIのように機械的ではなく、人の手を使って、QAの部分も魅力的品質をどう高めていくのか、というのが熱いテーマになっていくような気がします。
内定をもらった他社でも、そういう話はありましたか?
開発の中のQA部門は人がいないので、開発の中で動ける。企画の人と一緒に魅力的品質を追求するというところもありました。会社の規模によるのかなと思います。
私としては、グリーに入って「品質保証」だけじゃなく「品質管理」を上流工程から関わって「魅力的品質」に取り組んでいきたいです。
前職では、どこまで「魅力的品質」に取り組めましたか?
開発と分断されたので、できない部分もありましたが、自分を開発へ投入してもらうことでQAの仕組み化まではできたと思います。「魅力的品質」はこれから、というところでした。
QAのコストは、リリースに近くなればなるほど上がります。
企画段階で、仕様不備を指摘して修正をするとコストも抑えられる。上流で対応することでコストを抑えるところまではできました。当たり前の品質をどこまで最適化できるか、というところまでできた感じです。
山Qさんにとって、人生で最も大切なものはなんですか?
答えが出せていないところですね…。
家族もですし、仕事も答えが出ていないので大切ですし。
これだというのが決めきれてないのが現状ですね。
今は独身時代よりも、大切なものが増えた感じです。
山本さん、ありがとうございました!
「魅力的品質」を追求する目標に向かって、現在最高の仲間とお仕事に取り組まれている山本さん。これからもよろしくお願いします。
グリーで取り組んでいるQA全体の発展に少しでも興味がある方、ぜひ気軽にお声がけください。