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「クライアントへの愛がある」入社2年目のビジネスプロデューサーから見たGravityの社風とは

2022年に誕生した博報堂Gravityは、ファッション・ラグジュアリー・ライフスタイル領域のブランディングを得意とする広告会社です。博報堂グループ内にあった博報堂マグネットとコスモ・コミュニケーションズの2社が統合し、ノウハウ、スキルを融合することで、ブランド起点の統合マーケティングをワンストップかつ、高いクオリティで提供しています。

そんな博報堂Gravityを支える社員へインタビューを実施。今回話を聞いたのは、2022年10月に入社し、ビジネスプロデューサーとして働く門前楽歩。過去にこのインタビューにも登場した小長谷有紀と同じ部署で働いています。前職では広告のビジュアル制作に携わっていた門前が転職を決めた理由や、現在の仕事、Gravityのカルチャーについて聞きました。

▼プロフィール

門前楽歩(かどまえ・らぶ) / 職種:ビジネスプロデューサー / 2022年10月 入社

新卒入社したアパレルブランドで営業、MD等、幅広く活躍後、広告に興味を持ち大手広告制作会社へ転職。大手広告代理店のナショナルクライアント案件をプロデューサーとして担当したのちGravityへ。入社後は、ビジネスプロデューサーとして活躍。

広告の企画に上流から携わるために転職を決意

───まずは門前さんの経歴を教えてください。

門前楽歩(以下、門前):新卒ではドメスティックアパレルブランドに入社し、4年ほど国内の営業を担当していました。その後、もっと大きな世界を見てみたいと思うようになり、大手広告制作会社へ転職、スチール撮影のプロデューサーを経験しました。当時の部署では日本有数のナショナルクライアントを担当していたので、高い要求にも常に応えられるように心がけていました。

───やりがいのある仕事のようですが、Gravityに転職されたきっかけは。

 門前:前職では主に広告の撮影をプロデュースしていたので、私たちの元へやってくる段階ではすでに企画ができあがっていて、決められたものをしっかり撮影し、より高いクオリティで納品する仕事でした。

 仕事を進めるなかで、どういう経緯で企画が立てられたのかがわからず、判断に迷ってしまうことがあったんです。そこで、もっと企画の上流から携わりたいと思うようになり、広告会社への転職を検討しました。アパレルに興味がありましたし、経験からの強みもあったので、アパレル系のクライアントが多いGravityを選びました。

───企画の上流から携わりたいというお話が出ましたが、実際入社されてみていかがでしたか?

門前:以前から広告会社の営業担当など、今の自分と同じ立場の人とも仕事で関わる機会があったのですが、そこで見聞きした以上にGravityで手がける範囲が広くて、「こんなところもやっているんだ」と思いました。

前職では撮影の部分しか知らなかったのですが、Gravityはマーケティングの上流からデジタル広告の実際の運用まで、広告の流れをいろいろな役割のなかですべて経験できる環境です。

───現在はビジネスプロデューサーという肩書きですが、門前さんのチームの中での役割について教えてください。

門前:これまでの職歴で制作に多く携わってきたこともあり、チームの中ではビジュアル制作からメディアやインフルエンサーとのタイアップなど、プランにおけるクリエイティブのアウトプットに携わることをメインに担当しています。クライアントのPR担当者と一緒に仕事をすることが多いですね。

Gravityはクライアントへの愛がある

───お仕事のなかで、やりがいを感じることや、逆に大変なことはありますか?

 門前:前職でも自分が携わったものが世に出る喜びは経験していましたが、Gravityでは企画の上流から関われるので、自分がプレゼンしたものが1年など長い期間をかけてかたちになると、ものすごく達成感があります。

この仕事が好きなので大変だと思うことはあまりないのですが、企画を詰めていくうちに、クライアントの希望がどんどん広がっていって、最後の最後までリプランしながら進めていく、といったことはよくありますね。

───そういうときはどうしているんでしょうか。

門前:クライアントの言うことはなんでも叶える! という前提ではあるんですが、広告のプロとして、軌道修正も必要だと思うんです 。 ブランドとして目指すところを忘れてはいけないので、企画の本質を冷静に見つめたときに、「それをやると趣旨がぶれちゃいますよ」などと進言することもあり、すり合わせたうえでより良い答えを探るようにしています。

───Gravityではどんな人が働いていますか?

門前:パワフルで元気があり、クライアントへの愛がめちゃくちゃある人たち。ファッション領域や広告が好きな人たちが集まっていることもあるかもしれませんが、そもそものアンテナの張り方が広く、感度が高いです。最近も、とあるタレントさんがYouTubeをはじめたので、調理器具クライアントへ「お料理しそうなのでシーディングどうですか?」と、まだ話題になる前のトピックを会話の中で共有していましたし、普段の雑談でも「あのクライアントさん、これ好きそうだよね!」とか、「あれ合いそうだと思った!」などの会話も多く、私生活の何気ない瞬間にもどこかでクライアントのことを考えているんだなと思いました。

案件進行の際も、クライアントの要望を叶えることはもちろんですが「ブランドとしてどうなっていくべきか」などの大局的な視点から「どういう世代に向けてやるのか」、「じゃあこの世代は何が好きなのか、取り込むためにはどうしたらいいか」といった企画にまつわる細かいところまで考え、話し合います。

───“クライアント愛”が強い人が集まっているんですね。

門前:そうなんです。それだけではなく、Gravityでは同僚も上司も、お互い大事にし合ってると感じます。どんな会社でも、いい人もいれば嫌な人もいると思うんですけど(笑)、みんないい人なんですよね。そんなことある? って思うくらい(笑)。

───仕事をしていると人間関係で悩むことも多いと思うので、社内の人たちがお互いを大事にし合えるのはとても素敵ですね。

門前:入社してからはチームで動いているのですが、Gravityではそれぞれがチームのことをよく見ているなって思います。以前勤めていた会社でもチームで動いていたんですが、そのとき以上に気軽に相談できる関係性が築けていますね。

例えば「今は手が空いているけど何か手伝うことある?」と気にかけてくれたり、逆に「これをお願いしたい」と相談できたり。アンケートを社内で取りたいとか、事例を共有するようなこともあるのですが、そこにちゃんとみんなコメントを返している印象があり、あたたかい社風だと感じますね。

自分の仕事だけじゃなく、他の人の仕事にも興味持っているんだなっていうのがわかります。

───社員同士での交流はオフィス以外にもありますか。 

門前:ありますよ。飲み会が多いですけど、単純に仲が良いので、世代や役割の上下に関わらず休みの日にみんなで集まって遊びに行くこともあります。

───門前さんの1日のスケジュールはどんな感じなのでしょうか。

門前:波はあるんですが、だいたい朝の9時半から10時くらいから仕事をはじめます。午前中は家で仕事して、午後に出社、18時か19時くらいに帰って家でご飯食べることが多いです。

もちろん、プレゼン前など、繁忙期には夜中までかかることもあるんですが、次の日はそのぶんゆっくりでよかったりもする。自分のスケジュールで自由に決められるので、忙しいときは頑張って働くし、立て込んでいないときはゆとりをもって働くことができます。

「責任をとる」と言ってくれる上司がいるから、ためらわずにチャレンジできる

───以前インタビューに登場した小長谷さんは、門前さんの上司ですよね。

門前:そうなんです。私も失敗して小長谷に怒られることはあるのですが、そのあとカラッとした態度で接してくれるので、こちらも反省はするけど引きずらずに切り替えられます。また、失敗しても「私が責任をとるから」と言ってくれるので、ためらうことなくチャレンジすることができるんです。

門前:小長谷は「全部が通るわけじゃないけど、言わないことの方がよくないから、気を使わずになんでも言って」という感じで接してくれる、話しやすい上司。アイデアの前ではみんな平等、という考え方で、私だからこその感性も尊重してくれるので、「これはかわいいと思います」とか「もうそれは流行っていないんじゃないですか」など、率直な自分の意見を言うようになりました。

───門前さんにも後輩が増えてきていると思いますが、心がけていることはありますか?

門前:コミュニケーションをたくさんとるようにしています。でも、先輩とか後輩とかってそんなにガチガチな上下関係があるわけじゃないので、みんなフラットなんですよね。

───今後のキャリアについては、どう考えていますか?

門前:Gravityで扱う案件ってすごく幅広いので、オールマイティに動けるようになりたいです。やっぱり一番近くにいる小長谷がオールマイティなので、見て学んでいきたいと思っています。先輩たちや職種の違う人、外部の人と関わったときも、積極的に盗めるところは盗んでいきたいので、よく人間観察をしています。

───自分の成長のために、どんなふうに勉強されていますか?

門前:会社で提供してくれる研修への参加もしますし、Gravityではさまざまな経歴を持つ人が働いているので、例えばデジタル分野についてはデジタルマーケティング企業出身の詳しい同僚に聞いたり、あとはデジタル系のマーケティングの本を読んだりして勉強しています。私は制作に強いので、逆にそうしたところを同僚に教えてあげることもありますね。お互いに教え合いながら知識を積み上げていける環境なのではないかと思います。

───Gravityは自分のキャリアや成長を応援してくれる会社ですか?

門前:はい。「次にこういう案件があるけどやってみる?」など、意思を確認してくれるんです。1on1や評価の面談などでも、「今はどうで、今後どうなっていきたい」みたいなところを絶対に聞いてくれる。希望を汲んでくれていると思います。

───どんな人がGravityに向いているのでしょうか。

門前:ガッツがあって、人と関わることが好きな人でしょうか。逆に、人と過ごすことが苦手だったり、コミュニケーションをとるのが嫌だったりする人は向いていないかもしれませんね。

───最後に、応募を検討中の方へメッセージをお願いします。

門前:中途採用の社員が多いので、職歴もキャリアもバラバラです。いろんなロールモデルが身近にいるので、自分の生き方を自分で選んでいける職場だと思いますよ。


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