東京都渋谷区にある、桑沢デザイン研究所で2月22日~24日で行われた卒業生作品展に行ってきました!
去年2月の1DAYインターンシップから、9月の1ヵ月インターンシップを通して今年4月に入社する
久保田さん。
その卒業作品を見ようと駆け付けたところ、すでに多くの人が彼女の作品に足を止めて眺めていました。
彼女の何ともうれしそうな笑顔^^
作品のタイトルは
『PUN ROOM』
“PUN”とは駄洒落と言う意味です。つまり、駄洒落部屋。
このデザインから駄洒落は想像できませんが、
1つ1つの絵が駄洒落になっているのです。
久保田さんがこの作品を仕上げるまでのストーリーを実際に本人に聞いちゃいました!
▶入江-Q.今回この作品を作るきっかけとなったモノはなんですか。
▷久保田-A.決め手は二つあり、一つは自分の作品を見に来てくれた人が
笑顔になるような、温かい展示空間を作りたいと常々思っていた事です。
二つめは卒業制作を行うゼミテーマの「気づき」でした。
私はくだらないものや無駄だと思われるものの中にこそ
大切な何かがあるということに気づきました。
同時に見る人にもその事に気づいてほしいと思い
くだらないものの代名詞であるダジャレを、真面目に作品にしました。
▶入江-Q.このアイディアでどんな人を笑顔にできると思いますか。
▷久保田-A.全ての人が笑顔になってくれることが理想です。
くだらないなと思って鼻で笑ってくれるだけでも
その人にとって意味をもたらしていると思っています。
▶入江-Q.この作品を作るうえで1番苦労したところはなんですか。
▷久保田-A.イラストやビジュアル的な細かい部分はもちろん悩みましたが、
かっこいいビジュアルを伝える作品と言うよりも、
考え方に気づいてほしい作品だったので、まずはこのくだらないダジャレたちを
どう見てもらうか、立ち止まって考えてもらえるかということを考え、
魅力的で完成度の高い展示空間を目指しました。
テーマがダジャレなのでチープな印象にならない展示を考え作成するのに苦労しました。
▶入江-Q.作品を作っていて1番楽しかったことはなんですか。
▷久保田-A.途中経過のプレゼンの度に、先生や仲間が楽しそうに
私の絵を見てダジャレを考えている姿を見て、
自分が作りたい展示の空間はこれだ!と実感しながら制作を進められたので
常に楽しかったです。
▶入江-Q.作品が完成したときの気持ちを率直に覚えている範囲で教えて下さい。
▷久保田-A.思い描いていた空間が完成して、様々な人に見てもらっている空間を想像しました。素直に嬉しくて、自分自身もワクワクしました。
まとめ
久保田さんに初めてお会いしたのはちょうど1年前の会社説明会で学校にお邪魔したときでした。次にお会いしたのが1DAYインターンシップ。
出会って2日目でお互いが恋に落ちたかのように、惹かれあいました。
3回目にお会いしたのが1ヵ月インターンシップ。
そこで私たちは完全に恋に落ちたのです。
なぜならお互い思っていることが一致したからです。
“モノ創りで笑顔を繋ぐ“がグラフィコの理念です。
久保田さんは自分の気づきを作品にすることで、すべての人が
笑顔になってくれることを理想としています。
そう、キーワードは『笑顔』
笑顔がない世界はなんだか想像するのも怖いですね。
私たちは自社製品を通じ、多くの人に笑顔になってもらいたいという思いを込めて
日々取り組んでおります。
自分のアイディアで笑顔を繋いでいくのってなんだか素敵じゃないですか?