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ある日のオフィスご飯③ 和食って何?に対する私たちの答え

「ある日のオフィスご飯」の第3弾。献立は、白ごはん、鮭の酒粕漬焼、鶏もも肉の塩焼き、小松菜の土佐和え、蕪のオイルサラダ、玉ねぎポタージュの豚汁。午後のがんばりに向けて白ごはんは大盛りです!

和食給食応援団の取組を通して、「カレーライスやオムライスも和食ですか?」「一汁三菜が正しい形なんですか?」といった質問を受けることがよくあります。そもそも和食って何?という問いに対して、私たちはずっと向き合ってきました。

私たちの主食であるお米をはじめ、ほとんどの食材は海外から伝来され、日本の自然環境に合うように改良されてきたもの。料理も然りです。日本の気候風土に根差しつつ、海外の文化を取り入れながら発展してきたのが「和食」です。

一方で、「飯」「汁」「菜(おかず)」「香の物(漬物)」からなる構成は、平安末期に成立し今なお続く和食の型です。この型が何百年も続いたのは、簡単かつ合理的に献立を組めるからに他なりません。健康面から見ても、「ご飯」を中心に魚や肉などの動物性食品中心の「おかず」と野菜たっぷりの「汁」を用意すれば、比較的簡単に栄養バランスが取れるのです。

そして、和食において何よりも大切なのは「心」。「自然の尊重」という心の下で築いてきた、「行事を大切にする心」や「繊細な季節感を楽しむ心」は私たち日本人が忘れてはならないものだと思います。

和食給食応援団が伝えていきたいもの、それは自然を尊重する心を育み、健康的な体へと導く食の在り方です。そのために、ご飯に汁、おかずという基本の型を守り、季節や自然の恵みが感じられる献立を提案し続けています。

...というわけで、今日もオフィスご飯をみんなで作っておいしくいただきます!


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