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Stack OverflowとOpenAIの技術提携について考えたこと

こんにちは、ダラーです。

今回は技術でもなく、業務のことでもなく、タイトルにもある最近ニュースになったこちらの話題について色々考えたことがあったので、自分の考えや調べたことなどを共有したいと思います。



目次

1.背景
2.Stack OverflowとOpenAI提携の経緯
3.ChatGPT以降Stack Overflowのアクセス数減について
4.今回の論争点
5.今後予想される流れ
5-1.Stack Overflow離れ
5-2.生成AI回答の増加とゴミデータ問題
5-3.人間による技術ブログの衰退やQAサービス利用者減に?
6.まとめ

1.背景

今回取り上げるのは、2024年5月7日に発表された以下のニュースについてです。

Stack Overflow and OpenAI Partner to Strengthen the World’s Most Popular Large Language Models(Stack OverflowとOpenAIは世界で最も人気あるLLMモデルの強化のために事業提携します)

日本語についてはこちらの記事をご参照ください。

ここで触れられている提携とは、主にOpenAIがそのモデルを改善するのにStack Overflowコミュニティからのコンテンツやフィードバックを用いてChatGPTでより精度の良い開発者向けの回答が得られるようになるということです。今までもStack Overflowでの回答内容は使われていたのかもしれませんが、大々的にStack OverflowとOpenAIが提携することにより、ChatGPTで得られる回答はStack Overflowで検索して得られる回答だと思って使える、ということです。

2.Stack OverflowとOpenAI提携の経緯

そもそものこの提携の経緯として、①ChatGPTがリリースされた後で、Stack Overflowへのアクセス数が大幅に落ちた②Stack OverflowにChatGPTで生成した質問/回答が溢れかえった、というようなものがこの1年間で起こりました。

①については、Stack Overflow(というかMeta Exchangeという技術質問ではなく、Stack Overflowの運営やポリシーに関するチャンネルのようなもの)で議論されていました。

参照:Has Stack Exchange's traffic decreased since ChatGPT?

これを見ると、2023年に起こったGAFAMなどのテック企業の巨大レイオフの影響もあるものの、Stack Overflowの新規登録ユーザ数や、新規質問、回答数についてはChatGPTのリリース以降大幅に減っているというグラフが提示されています。

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続きはこちらのテックブログからご覧ください。
https://gmor-sys.com/2024/05/31/stackoverflow-openai/

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