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新卒年収710万プログラムで入社した新卒エンジニア1期生へインタビュー

GMOメディアに「新卒年収710万プログラム」(※)で入社をしたパートナー(社員)の過去の経験から現在どんなことを経験しているのかなど、インタビューをしました。
今回は23 年度新卒で入社をしたパートナー(社員)の紹介です。

📌 (※)新卒年収710万プログラムとは、既存の枠組みに捉われない自由な発想で新しい事業やサービスを生み出すなど、従来の新卒パートナーの倍以上のパフォーマンスを発揮できる優秀な人財に対して年収710万円(2年間)をお約束するものです。将来的にはグループ会社の社長や各事業の責任者など、今後のGMOインターネットグループをリードする「リーダー人財」を目指していただきます。

プロフィール

名前:岡田 悠希
最終学歴:東京大学 理科Ⅰ類→3年次に工学部システム創生学科
現在:シニアエンジニアとしてプリ小説 byGMOを担当


得意教科は「全部」。テストは「全教科」学年1位

──小中高生時代はどんな学生でしたか?

どの教科も得意だったのですが、中学校に入ってから最初に受けた定期テストの点数が良くなくて、父親から「勉強ができないで何で生きていくんだ。お前の取り柄は何なんだ」と言われたことをきっかけに勉強を頑張った結果、学年で1位をとれるようになりました。 そこで、努力すれば結果が伴うことがわかり、勉強に対するスイッチが入りましたね。

──勉強以外に興味があったものはありましたか?

小学校6年生で初めてプログラミングに触れて、興味を持ち始めました。 書店でプログラミングの本を購入して、まずはそれを転記して作るところから始めました。 ある時、Windowsのメモ帳を再現したいと思いました。C言語のWin32APIを勉強し、小学校6年生から中学校1年生にかけて制作しました。

実際に動いたときは、とても気持ちが良かったです。フリーソフトが流行っていた時代だったので公開して儲けようと思ったのですが、全然ウケなかったのが悲しかったですね。

──それは一種の挫折だと思うのですが、モチベーションは下がらなかったですか?

ネガティブに考えるのではなくてもっと良いものを作ろうという思いが強くなりました。
これからの時代はwebだと思い、アンテナを高く張っていました。Windowsのネイティブアプリを作ったり、PHPの入門書を購入し掲示板を作成していました。そして、自分で掲示板を運用して、放課後に友人とチャットで楽しんでいましたね。その頃からWebの世界が楽しいと心から思うようになり、今の自分の原点になった気がします。

東大在学中に起業

──大学ではどんなことに注力していましたか?

サークルには入らずに、お金を稼いでビッグな人間になりたいと思って、大学2年生の時に起業をしました。 当時、東大で一番イケてるのは起業という風潮があり、同級生にも何人か起業した子がいたり先輩にも何人かいました。

自分もこの機会に挑戦したいと思い、興味のある事業やビジネスを試行錯誤していました。結果的に、色々な人と関わることもできましたし、視野が大きく広がりました。

──起業で大変と感じたことはありましたか?

全部が大変でしたね。仕事をする上での関係と友人との関係ではやっぱり違いますし、友人との関係性にヒビが入ることもありました。

目指している方向が違うと感じると心が離れていってしまうので、最後まで残ってくれたメンバーは業務委託や大学外で採用した社員の方でした。

──起業を経験した上で自分に足りないものは何だと感じますか?

一番痛感したのは、ピープルマネジメントですね。人ともっとうまくやらないと、回るものも回らないっていうことを身をもって体感しました。

チームで動くときの振る舞いをGMOメディアでは勉強になっています。 もっと勉強して改善したい、苦手なものをもっと克服したい、チームで何か達成したい、というさまざまな気持ちもあり、就職しようと思ったところもありますね。

就職活動は3ヶ月のみ

──就職活動はどのように進めましたか?

大学4年の1月からはじめました。

卒業まで残り3ヶ月くらいのときに、起業した会社を手放し、もう一回自分が挑戦してみたいものや、今自分に足りていないものを考えました。そのとき、今年からGMOインターネットグループが新卒年収710万プログラムを開始という記事を見つけて、そこには「熱い新卒求む」と書かれていました。「熱い新卒と言えば自分だ!」と思って、すぐ応募したという流れですね。

起業した会社の事業譲渡の話も来ていたのでタイミング的にはちょうどよかったと感じています。

──GMOメディアに入社をした決め手を教えてください

幼少期の体験ももちろんあるんですが、面白くて楽しいwebサービスを人に届けるというところに一番関心がありました。たくさんの事業を展開しているGMOインターネットグループは当然視野にはいっていました。その中でもGMOメディアはGMOインターネットグループのメディアセグメントで事業を展開しており、toC向けでワクワクする事業を展開していると感じました。

MAU(※)40万人の小説サービスのエンジニアへ

📌 (※)月間利用者数

──所属しているチームと現在の業務について教えてください

プリ小説 byGMO(以下、プリ小説)という、小説投稿サービスを開発運営しているチームに所属しています。プリ小説は、現在月間約8億PV、MAUは40万という規模のサービスです。

現在、主にWebフロントエンド、バックエンド、あとはAIを使った開発を担当しています。

──業務のやりがいは何ですか?

ユーザーとの距離が近いので、自分が作ったものへのリアクションがダイレクトに得られることです。

また、ユーザー数も多く、サービスをより良いものにしていくために、ビッグデータとしてユーザーの行動を統計的に分析していくことのインパクトが大きく、すごくやりがいを感じます。

あとはAIを活用することができる点や、ユーザーがもっと楽しんで貰えるコミュニティづくりなど、幅広い業務をとても楽しくできています。

──AIを活用した事業開発もやっていましたが、いかがでしたか?

もちろんやりがいは非常にありました。 プリ小説では、AI開発も行っています。レコメンドエンジンや投稿のポリシーチェックをAIで自動で行うなど。ユーザーがより楽しめるような体験だったり、コミュニティづくりをAIでやろうとしていて、すごく楽しいですね。

積極的に動けている自信があるし、チーム全体がAIを活用した事業開発に対して理解があるので、とてもありがたく感じています。

──仕事をする上で大切にしていることを教えてください

小説投稿サービスなので、ひとりでも多くの人にこのサービスを届けて、その人の人生を豊かにできたらいいなという気持ちで仕事をしています。

あとは、サービスのクオリティを保つために、チームで協力し合って、確実なアウトプットを出せるようなエンジニア体制を整えることが、シニアエンジニア(※)としての私の仕事だと感じています。

自分だけがコードを書いているわけではないので、チーム全体としての開発力を上げていく必要性があると思っています。チームとしてのアウトプットを最大化させるために、自分がそこをリードしていきたいと考えています。

📌 (※)シニアエンジニアとはGMOメディア社の係長クラスの役職 岡田さんは2024年4月に昇格しています。

──休日の過ごし方やリフレッシュの方法を教えてください

休日は主に勉強しています。技術系やマネジメントの本を読んでいることが多いですね。それから日頃ストックしていた気になっていた記事を、まとめて目を通すようにしてます。

勉強しながら考えるていることは、サービスが成長していくためにはどうしたらいいかという問いです。ここは常に頭から離れないですね。

また、自分はサウナが好きなので、リフレッシュといえばサウナです。 勉強→サウナ→勉強という順番で休日は過ごすことが多いですね。

新卒年収710万プログラムで入社したプレッシャー

──新卒年収710万プログラムの1期生ですが、ぶっちゃけプレッシャーはありましたか?

プレッシャーは感じますが、自分を成長させていける要素として良い意味で捉えています。 自分も成長しなきゃいけないし、チーム・会社を成長させていかなければならないと感じていますね。それだけの年収をもらっているので、やりがいとして捉えています。

あと、嫌な意味でのプレッシャーをかけられたことは1度もなく、優しく受け入れてくれているので、みなさんに本当に感謝しています。

──新卒年収710万プログラムで入社をしてどんな部分に期待されていると感じますか?

新しい風を吹かせることを一番求められていると感じます。これまでにない形態で入社しているので、自分が率先して動いて、チームの意識改革というか、チームにとどまらず全社に影響を与えられるようなところにつなげていけたらいいなと思っています。

──今後の目標を教えてください

今年の4月にシニアエンジニアに昇格したので、次は2024年12月末までにマネージャーレイヤー(※)への昇格を目指しています。マネージャーレイヤーへの昇格は入社する際の約束なので、より一層自己研鑽に努めます。

現在所属しているプリ小説チームのエンジニアは僕を含めて5名いますが、より一層のチームの一体感と、その結果としての技術的な進歩をすることが必要だと個人的に思っています。

これをさらにリードしていくことがチームの課題でもあり、僕の課題でもあるかなと感じています。

ビジョンを示しながら、みんなが開発に専念できる環境をまずは整えることが直近の僕のミッションです。これをなんとしても達成するのが目下の目標で、本を読んで勉強したり、地道に動いています。

📌 ※マネージャーレイヤーとはGMOメディアでは課長クラスの役職。 新卒年収710万プログラムでは入社してから3年目までに昇格を目指すポジションです。

就活生に向けてのメッセージ

──GMOメディアの魅力を教えてください

みなさん誠実で、挑戦させてもらえる環境もあり、ひとりひとりがクリエイティビティを発揮して、サービスに全力で向き合っているところですね。あと、新卒年収710万プログラムで入社という立場で皆さんと一緒に仕事させてもらいながら、すごく応援してくれる社風に救われているところもあります。

──最後に、どんな人がGMOメディアに向いてると思いますか?

サービスと真剣に向き合って、ユーザーの笑顔をひとつでも多く作ろうという気概がある人はすごく向いていると思います。

今回は新卒年収710万プログラム1期生岡田さんへのインタビューでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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