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テクノロジー
AIR Design誕生秘話 Part 3
オプト鉢嶺さんに後押ししてもらうその後も、安定的にロゴは売れ始めて、KPIは明確になった。Q:1個辺りの成約率C:1個辺りの制作時間D:月当たりの生産量製造業で培ってきたQCD観点でのマネジメントを開始した。量産体制もできてきたので、しゅふJOBを中心に、主婦でデザイナーの方を採用させてもらって一気に拡充していった。とは言いつつも、まだ社内のプロジェクトの一つに過ぎない状態。なんか思いっきり踏み込む感じにもなりきれてなかった。そんな中、オプトの創業者であり社長の鉢嶺さんに事業プレゼンする機会を頂けた。大先輩から、何か少しだけでもヒントがもらえないかと必死になってプレゼンをした。ミーティン...
AIR Design誕生秘話 Part 2
プロセステクノロジーで職人技を可視化ここで突然、僕ら創業メンバーの話になるんだけど、僕たちは元々製造業のコンサルティングの会社出身。そこで学んでいた事は「プロセステクノロジー」という技術。簡単に言うと職人の思考プロセス(判断と作業)を細分化して、可視化して、組み替えて、標準化して、属人性を下げて、自動化して、圧倒的な生産性を実現することをやってきた。まずはこれをデザインのロゴの業界に持ち込もうとやってみた。社内のデザイナーにロゴを作ってもらい、その様子を撮影させてもらい、ヒアリングして、プロセスを可視化してみた。平均的にロゴを一個作り終えるまで約300分かかっていた。5時間も掛かっていた...
AIR Design誕生秘話 Part 1
きっかけは本当に単なる興味から良い意味で言えば会社が軌道に乗って落ち着いて、悪く言えば伸び悩んでた6年目の2014年。32歳の僕は次のビジネスの種を探すのにやっきになっていた。「Deep Learning?? 機械学習とは別のものなの?」テクノロジーは大好きで、最先端なものはもっと好きだった。詳しく知りたくて一気に学べるかなと思って、湯川塾という私塾に勇気を持って参加したのが2015年の1月。まだまだ有名になる前のPFNの西川さんや東大の松尾さんが少人数のメンバーに直に最先端のDeep Learningを教えてくれるという、今考えたらめちゃくちゃ贅沢な時間を過ごした。刺激をがっつり受けた...