こんにちは、ギバーテイクオール株式会社 SaaSユニットで、ゼネラルマネージャーを務めている前川です。弊社ではDX・IT化が遅れている注文住宅市場に対し、「メディア」「マーケットプレイス」「SaaS」の3つのサービスを提供し、注文住宅業界の変革に取り組んでいます。
今回はこの中のひとつ、SaaS事業として取り組んでいる「来店プラス」についてご紹介します。「来店プラス」はどのようなサービスで、どのような課題を解決するのか、そしてサービス拡大の先に何を目指しているのかをお話します。
<目次>
1、LINEでお客様とつながり、より生産性の高い営業活動を
2、「来店プラス」は注文住宅業界の効率化の鍵に!
LINEでお客様とつながり、より生産性の高い営業活動を
「来店プラス」とは
主に注文住宅に特化した、住宅メーカーや工務店向けのLINEを用いたマーケティング&セールス領域のDXツールです。集客ファネルと、追客の効率化や紹介促進などの営業ファネルを統合することで、より生産性の高い営業活動に貢献します。
「来店プラス」のメリット
大きく2つのメリットがあります。
1つ目は、集客や営業のデータを一元管理することで、よりスピーディーに、より効果的に、データ活用ができることです。
多くの工務店では様々なデータの管理が分散しており、情報を十分に営業活動に生かせていない状況が見受けられます。「来店プラス」ではデータを一元管理することで、お客様の関心を可視化し、データを十分に生かした営業活動を可能にします。
2つ目は、営業マンの営業活動の負担を減らすことです。
多くの工務店や住宅メーカーでは多額の費用を投じて広告を展開しています。かつてはチラシや新聞広告といった紙媒体、現在ではweb領域といった違いはあれど、効率良く集客したいことに変わりはありません。しかし、実際はお客様が資料請求してから来場に至るまで、1か月以上の期間を要するケースは多々あります。
そうなると、営業マンはその間、ずっと見込み客へのアクションをし続けなければなりません。けれど、営業マンにとって、契約を取るメインの仕事をしながら、見込み客へのアクションをし続けることは難しいものです。
そこで「来店プラス」を使うと、少ない労力で簡単に見込み客とコミュニケーションがとれ、効率的に来場につなげることができます。
「来店プラス」の強み
エンドユーザーに普及している、LINEというツールを使っている点が大きな強みです。来場前から成約、アフターフォローまでお客様とつながり続けることができます。
LINEでは、コンテンツの一斉送信だけではなく、1to1のメッセージのやりとりができます。そして、LINEではメールよりも圧倒的に開封率が高いのが特徴です。
また、お客様が「来店プラス」内のコンテンツを、いつ見ているかという記録を取ることができます。それにより、お客様の行動や関心を把握でき、通電率の高いタイミングで電話ができます。顧客閲覧ログの可視化により、効率の良い営業活動につながるというわけです。
さらに、LINEでお友達になったお客様が、自身のLINE友達に対して、イベント情報を転送・紹介してくれる機能もあります。
「来店プラス」の成果
2022年8月にリリースし、2023年4月時点で導入社数は46社です。
まだ発足して1年未満の事業ですが、導入企業からは「効果が出てきている」というありがたいお言葉を頂戴しています。
今後はこの成功の輪を広げ、単なるツールとしての枠組みに収まらない取り組みをしたいと考えています。導入企業同士の交流会等を開催し、情報交換を行いながら、より満足度の高いサービスにすることを目指しています。
「来店プラス」は注文住宅業界の効率化の鍵に!
今後の戦略
直近の目標は、さらに導入企業を増やすことです。そのために、セミナーで「来店プラス」で成果が出た事例の紹介をしたり、広告などに積極的に露出したりして、市場での認知獲得を目指します。
また、住宅業界では「あの○○工務店さんも使っている」といった、横のつながりや紹介が大きなきっかけになります。導入企業に協力していただきながら、市場に浸透していければと思います。
そして、高い成果を出している工務店を分析し、どこでも一定以上の成果が出せるようなプロダクト開発、新機能開発に役立てたいと考えています。
さらに、今までは注文住宅をメインターゲットに機能開発してきましたが、今後はリフォームや建売といった分野にも広められるよう、機能開発しているところです。
サービス拡大に取り組む思い
DX・IT化が遅れていた不動産・注文住宅業界も、今後は効率的な働き方が求められます。そのような中、自動化・効率化といったキーワードは外せません。「来店プラス」はその課題を解決する糸口になるでしょう。
そして、「来店プラス」が広く浸透すれば、住宅購入希望のお客様はゼロの段階から何度も展示場に足を運ぶ必要がなくなります。つまり、情報取得コストを大幅に減らすことができるのです。それは、弊社が掲げる「人生の決断コストをゼロにする」というミッションに近づくことでもあります。
根底にあるエンドユーザー目線を忘れず、私たちはこの「来店プラス」というサービスに取り組んでいます。
注文住宅業界のDXに取り組む弊社では、全員がフルリモートで働いています。メンバーのバックグラウンドや住んでいる場所は、多種多様です。
ただ、みんなで目指すものは同じ。「流通総額2 兆円を超えるマネージド・マーケットプレイスを構築する」というビジョンに向かい、日々業務に取り組んでいます。
私は注文住宅の営業に10年ほど従事した後、ギバーテイクオール株式会社と出会いました。元々、ITスキルに自信があったわけではなく、フルリモートという働き方に不安もありました。しかし、働き始めると、メンバー間のコミュニケーションは非常にスムーズで、想像していた孤立感もありません。
あなたもフルリモートで、私たちと一緒に注文住宅業界のDXという新しい試みにチャレンジしませんか?
この記事を読んでギバーテイクオールに興味をお持ちいただけましたら、ぜひフォローをお願い致します。会社をフォローすると、新しい募集がスタートした際に通知が届きます。ぜひ私たちの最新情報をお受け取りください。