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株式会社GIGには、一度退職した社員の復職を歓迎する「カムバック制度」があります。
今回お話を聞いたのは、新卒でGIGに入社し、他社へ転職した後に中途採用でカムバックした泉さん。
泉さんはなぜGIGに戻ってきてくれたのか。カムバックした経緯や他社を経験してきたからこそ感じたGIGの社風についてお話いただきました。
泉 知樹(いずみ かずき)写真右:関西学院大学卒業。株式会社GIGに新卒入社し、toC/toB向けメディアの運営を担当。その後、広報PR支援事業を行う会社に転職し、メディア戦略の設計からコンテンツ制作に従事。現在はGIGに再入社し、インハウスおよびクライアントワークにおけるオウンドメディアを活用した採用/事業広報施策を主に担当している。
内田一良(うちだ かづよし)写真左:早稲田大学および同大学院卒。メディア事業部長。日本最大級のフリーランス・副業メディア『Workship MAGAZINE』のほか、数々のメディアのプロデュースを担当。泉が新卒入社時、直属の上司として教育・マネジメントを担当していた。
「不満に感じていた」新卒入社→退職の背景
内田:
泉くんはGIGに新卒入社後2年で別の会社に転職し、その後GIGに再入社してくれました。まずは、一度退職しようと思った理由を教えてください。
泉:
|大きく分けて2つほどあります。
「業務領域を広げたかった」というのが1つ目の理由です。過去GIGに在籍していたときは、インハウスの編集者として主にコンテンツSEOを担当し、複数のオウンドメディアを運営していました。メディアの立ち上げなども任せてもらって刺激的ではあったのですが、スキルの幅を広げたくなったんですよね。
広報PR領域に興味があって。GIG内で挑戦することもできたと思いますが、それをしなかったのは当時のチーム事情からでした。
というのも、以前のチームは在籍している社員が僕と内田さんだけだったんです。内田さんは、SEOや企画を専門としつつ自社の広報・PRも担っていましたが、当時は専門ではなかった。未経験で挑戦するなら、まずは詳しい人のもとで働くのがいいだろうと判断しました。
あと、新卒入社時からずっと内田さんと二人でやってきていて、ほかの方の仕事のやり方を見てみたいという気持ちもありました。働きやすかったのですが、 新しい環境に飛び込んでみたかったんです。
内田:
僕もずっと二人で申し訳ないなと思っていたから、その気持ちは分かります。もう一つの理由は何ですか?
泉:
「会社が目指す方向性が分からなくなった」ことですね。
転職を検討しはじめたのは、会社が大きく変わろうとするタイミングでした。「いち早くコロナ禍のダメージから回復させて、より大きな成長を」と、事業や組織が日々変わっていった。その反動で組織的な崩れを感じる場面があり、そこは不満に感じていました。くわえて、当時はGIGとして何を目指しているのかが分からず、「何のための改変なのか」「自分は何のために自分は頑張っているんだっけ?」という迷いも感じるようになって。
やりたいこともあるし、この状態でずっと働くよりは一旦離れたほうがいいかもしれないと感じ、転職を決めました。
GIGに再入社した理由
内田:
正直に教えてくれてありがとう。転職してしばらくたった後、GIGにカムバックしてくれた経緯も教えてください。
泉:
転職先にも大きな不満はなく、いい上司いいチームにも恵まれ、GIGでやってきたメディア運営・コンテンツ制作と、やりたかった広報PR領域をかけあわせたような事業・業務に関われていました。
カムバックを検討したのは、内田さんに誘われてからです。それまでは一度辞めた会社に戻るなんて考えたことがなかったですね。誘っていただいたときに「それアリなんだ」と思ったくらいでした(笑)
内田:
カムバックやアルムナイはまだ珍しいですよね。僕やGIGとしては泉くんの力が必要だと思って声をかけさせてもらいましたが、泉くんは何で戻ってきてくれたのですか?
泉:
GIGのものづくりに対する価値観や、それに伴う制作体制や環境の良さに気づいたというのが、最も大きな理由です。
昔も今もGIGの制作・ものづくりへの思想・こだわりの強さは一貫しているんですよ。制作に思いをもった人が多く、そんな人たちが働きやすい環境が整えられている。さまざまな会社をみるなかで、GIGほどものづくりにこだわり、そのための環境整備に力を入れている会社は多くないことに気づきました。
GIGは、制作自体に理念を持って事業を行う会社なんだなと。内田さんに誘われてあらためて入社を考えたとき、その環境で働けることが魅力的に感じたんです。
GIGの変わったこと・変わらないこと
内田:
不安もあったなかのカムバック入社だったと思いますが、実際に戻ってきてギャップはありますか?
泉:
会社・組織として、かなり働きやすくなっていて驚きました。
以前いたときより、仕組み化が進み、業務フローが整備されているんですよね。マニュアルも多く用意されており、戦略設計や制作といったコア業務により集中してリソースを割けるようになったと感じています。
組織づくりや改善はいまも続いていて、日に日に会社として整っていくのを感じています。いまは教育体制・研修制度も充実しているので、新卒や第二新卒の方でも働きやすいように思いますね。
内田:
たしかに、ここ数年で福利厚生や制度、仕組みが整えられて、いい意味でカオス感が減ったと僕も実感しています。逆に変わっていないと感じた部分はありますか?
泉:
社風・カルチャーは変わっていないと思います。相変わらず、落ち着きつつも熱量がある会社だなと。
メンバーみんな、ものづくりに対する熱量は高いのですが、他人・組織に対する視点もしっかりもっている。仕組み化するところと、属人的にこだわる部分をはっきり分けて考えているように感じています。
GIGで働くメンバーの特徴として「大袈裟な言葉を使わない」ことがあると思っていて。そういうところも変わっておらず、個人的にはめちゃくちゃ好きです。地に足をつけて、他人やチームに心を配りながら、そのうえで、ものづくりを突き詰めている人が多いんです。本当に素敵な人ばかりだなと思います。
内田:
僕も新卒からずっとGIGだけど、人の良さは変わらない部分だと考えています。仕事しやすいですよね。話を聞かせてくれてありがとう。最後に、GIGへの入社を検討している人にメッセージをお願いしたいです。もしかしたらカムバック入社を検討している人もいるかもしれません。
泉:
「一緒に働く人」「人間関係」を重視する人、「ものづくり」にこだわりたい人は、一度GIGを考えてみてほしいなと思います。多分、求めている環境に近いものがあると思うんですよ。会社説明会もやっているので、気軽に参加してみてほしいですね。
カムバック入社を検討している人は、知り合いのGIGメンバーに声をかけて、ぜひ最近のGIGについて聞いてみてほしいなと思います。どんな話がでてくるかはわかりませんが…!
自分も戻ってきたものの、正直、不満を感じている部分はあります。でも、確実に会社は拡大しているし、変わろうとしていることが分かるから、現在は楽観的に希望をもっています。1メンバーである自分が関われる部分も多く、経営陣もしっかり現場の意見を聞いてくれますしね。
カムバックしてみて、やっぱりGIGは良いな〜と感じる瞬間が結構あるんです。だから、GIGの人や文化が好きだった人は、選択肢に入れてみてもいいんじゃないかなと思っています。いまなら、カムバック入社した人に大量の金一封が贈られる「カムバック制度」もあるそうですよ!(笑)
(この記事はGIG BLOGからの転載です)