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【社員インタビュー】好きな世界観を商品に|流行の「かわいい」を発信する若手デザイナー!

株式会社ジェネリーでは、現在26卒の新卒採用を実施しています!

今回は、インターン生として学生時代に入社後、一度新卒で老舗ファンシー文具メーカーに就職したのち、2024年秋から弊社に転職し企画制作部でデザイナーとして活躍する上野さんにお話を伺いました。

一度メーカーに就職した上野さんがなぜ弊社に転職したのか?就活の時に意識して取り組んだことは何なのか?学生目線で気になる事を教えていただきました。

上野 可絢(うえの かしゅん)

2000年生まれ。2023年に女子美術大学を卒業後、老舗ファンシー文具メーカーを経て株式会社ジェネリーに入社。
大学時代は弊社のインターン生としてSNS画像や商品イラストの製作を経験。現在はコラボ企画や自社IPの商品デザイン、オリジナルブランドのホームページ用イラスト製作など、LAFARY事業のクリエイティブ全般に携わっている。

ーー現在ジェネリーではデザイナーとして商品企画に携わっていますが、元々デザイナーを志望した理由は何ですか?

幼少期から絵を描くことが趣味で、特にかわいい絵を描くことが好きでした。

高校の時は美術系の学校ではなかったのですが、絵を描くことを続けるうちに美大に進学したいと思うようになりました。高校時代は絵を描く技術よりも学校の勉強に力を入れていました。

大学時代は元々憧れていたファンシー業界(文具・キャラクター)に進むために、学校の授業だけではなく、独学でデザインの勉強をしていました。今主流のゲームのUIや3DCGのデザインとは違い、ファンシー業界は就職先の門戸が狭いので早いうちから将来を見据えて意識して行動するようにしていました。

ーー大学時代にもインターン生としてジェネリーで仕事をしていたと思いますが、入ったきっかけを教えてください。

実はLAFARY(弊社ブランド)のことは立ち上げの当初から知っていました。2016年頃ゆめかわいいにハマっていて、当時LAFARYで販売していたなつめみくさん(イラストレーター)とのコラボの筆箱を高校時代に使っていました。

大学に入学した頃にLAFARYが量産型や地雷系の情報発信をするようになって、流行のかわいいを自分も発信したいと思い、学生インターンに応募しました。SNS運用の募集だったのでインスタ用の投稿画像を作る課題選考があり、美大生の強みを活かして1つの作品を作る気持ちで課題に取り組みました。志望動機もLAFARYへの熱い気持ちを文章に込め、結果的に採用いただくことができました。

ーーインターン生として採用されてからはどのような業務に携わっていたのですか?

入社してすぐはインスタ用の投稿画像の作成を担当していました。クリエイティブのセンスに自信はあったのですが、投稿のネタを考えることは苦手だったので先輩にアイデアを出してもらって、作業は私が担当するという役割分担をしていました。

投稿を作成するときに自分が描いたイラストを画像に入れたことがきっかけで、他のインスタ運用担当が投稿を作る際に必要なイラストや、投稿で使いまわしやすい女の子の2Dキャラのイラスト作成をメインで担当するようになりました。最初は素材の提供だけでしたが、SNSのヘッダーイラストを変更する際に本格的にイラストを依頼していただき、今のトレンドの世界観に合っている!と褒めていただいたのが嬉しかったです。そこからコラボ企画で、アイドルやインフルエンサーの商品を作る際の2Dキャライラストも任せていただけるようになりました。

▼上野さんが描いたSNSバナー用イラスト。

ーー弊社でのインターン以外で学生時代に力を入れたことを教えてください。

学生として自由な時間が多い分、とにかくいろいろなことに挑戦しました。将来を見据えたインターンとしてのLAFARYでの仕事の他に、持ち前のコミュニケーション能力を伸ばすために接客業のアルバイトにもチャレンジしました。

また、1つのジャンルに縛られず、様々な制作活動に意識して取り組みました。グラフィックデザインから人物画、キャラクター、推しのファンアート、友達と行ったオリジナルキャラを作って動かす企画では動画の制作も行いました。時間があるうちに、自分がやりたいと思ったことを全部やってみることが大切だと思います。

ーー美大出身というと、就職以外に個人で活動するクリエイターという進路も選択肢として考えられると思うのですが、企業に就職しようと思った理由は何でしょうか。

個人で活動するクリエイターには、自分の強い個性にこだわりを持って活動することが求められると思います。私は、自己表現よりもその時代で流行っているものを表現することの方が好きなので、個人で活動する気質ではないと思い、早いうちから就職する道を考えていました。かわいいもののトレンドをリサーチして、時代の流行に合ったかわいいを発信したいというマインドが、企業での商品企画のアイデアに結び付くと思います。

ーー実際に就活の際にはどのような企業を受けていましたか?

元々憧れていたファンシー業界に絞って就職活動をしていました。ファンシー雑貨が小さい頃から好きで、その企業のキャラクターやブランドに惹かれて、老舗のキャラクターのライセンス企業や文具メーカーを複数社受けました。当時、ジェネリーのインターンでは時代のトレンドにあった新しいかわいいを発信していましたが、卒業後は老舗のメーカーでその会社のカラーに合ったかわいいを表現をしたいという気持ちで就活に挑みました。

ーー最終的に、老舗のファンシー文具メーカーにデザイナーとして就職されましたが、就活の際に意識して取り組んだことを教えてください。

特に力を入れたのは、ポートフォリオの作成です。ポートフォリオはデザイナーにとって、「自分の顔よりも顔」だと意気込み、半年以上かけて作りました。同じファンシー業界でも会社によって特化している部分が違うので、会社によって順番や内容を変え、会社ごとに自分でお金をかけて製本していました。

▼上野さんのポートフォリオの一部。複数のターゲット向けの文具デザインの企画を考えました。

結果、自分の志望する業界に無事に就職が決まり、さらに自分の作成したポートフォリオが、デザイナー就活サイト「VIVIVIT」にて、このポートフォリオがすごい!2023の記事に取り上げていただけました。

▼このポートフォリオがすごい!2023の上野さんの記事
https://hataraku.vivivit.com/portfolio/22pf21/

ーー就職後はデザイナーとしてどのような仕事を担当していましたか?

入社してすぐはデザインの基礎や入稿の流れを実務を通して学びました。

学生時代はデータの形式などの細かい部分に気を配っていなかったため、なぜそのデータにするのかという意図を強く考えさせられました。何度も修正があって大変でしたが、年が近い先輩に隣でマンツーマンで指導していただいたおかげで、企業で活躍するデザイナーとして成長することができました。

デザインの面以外でも、上下関係が厳しい会社だったので、挨拶や言葉遣いを意識したり、電話対応や書類のコピーといった雑用を任せられたりと、社会人としてのルールやマナーを叩き込まれました。

ーー2024年秋にジェネリーに転職した上野さんですが、転職を考えたきっかけは何でしたか?

新卒で入ったファンシー文具メーカーには1年半働いた後、一度休職したことで自分のやりたいことを改めて考えるようになりました。デザイナーとしての基礎的な部分は成長できたと思いますが、老舗の企業だからこそ、その会社の色が強すぎて、自分のやりたいことができないことが悩みでした。自分なりに新しいトレンドに合う商品を立案しても、市場調査ではターゲットの小学生にも売れそうだという感触があったのですが、ベテランのデザイナーさんから許可が下りず、結局企画として成立しませんでした。

新卒のころは大阪に住んでいて、休職期間にLAFARYのHEP FIVE梅田店に行く機会がありました。インターン生の頃はまだ常設店舗がなかったので、店舗数や商品数が増え、ブランドの規模が大きくなっていることを実感しました。

就職後もありがたいことにジェネリーからデザイン依頼のお誘いがあったのですが、忙しくてやりたい気持ちはありつつもお断りしていました。休職期間を経て、インターン時代に楽しいと感じていた、トレンドに合うかわいいの発信に再度携わりたいと思い、社長にジェネリーに転職できないかと連絡しました。他の企業への転職も考えてデザイナー就活サイトも活用していましたが、自分から連絡したのはジェネリーだけです。

ーー転職後はどのような業務に携わっていますか。

今はコラボ商品と自社IPの商品デザインに主に携わっています。自社ブランドのWebサイトのイラスト作成にも携わりました。今は26卒の新卒採用にも、デザイナーの採用で携わっています。

転職してきて改めて、自分は流行を発信する仕事が好きだということを実感し、本当に転職して良かったと感じています。

▼仕事中の上野さん。オリジナルキャラクター「ラヴちゃん」の商品デザインを行っています。

ーー環境の面でも転職してよかったと思うことはありますか?

一番は新しく入った人でも意見が言いやすいところだと思います。前社では上下関係が厳しく、上司や先輩の言う通りに仕事をこなしていました。デザイナーとして成長できる反面、若手の意見は通りにくいように感じます。一方、ジェネリーは立場の上下関係なく意見が言いやすいので、肩の力を抜いて仕事ができるようになりました。息が詰まると会社の上の人に喜ばれるような、ルールにとらわれたデザインになってしまうので、今の環境の方が仕事のアイデアが浮かびやすいです。

また、若い女性の社員が中心の少人数の会社だからこそ、ちょっとしたデザインの相談も気軽にしやすいです。一緒に働く社員もトレンドに理解があってセンスがあるので、悩んだときに非常に助かっています。

ーー学生インターンの時と現在を比べて、仕事への取り組み方で1番成長したと思うところはどこですか。

一番は臨機応変に修正に応える能力だと思います。インターン生の頃は、たまたま当時のLAFARYの世界観と自分の得意な絵柄が合っていたので、デザイナーというよりアーティスト感覚で仕事をしていました。修正を求められることもあまりなかったので、良くも悪くも学生気分でただ好きなイラストを描いていました。

一度就職を経たことで、デザイン製作に対して意図を考えて取り組むようになりました。修正を求められた時には、何が足りないのか、何が求められているかをキャッチアップして提案する必要があります。今は自己満足ではなく、周りとコミュニケーションを取って密に連携を取りながら、常に臨機応変に対応することを意識して仕事に取り組んでいます。

ーー上野さんが今後弊社でやっていきたいことを教えてください。

今後は特にオリジナルキャラクター事業に携わっていきたいです。自分のイラストの作風とLAFARYというブランドの世界観がマッチしているからこそ、時代のトレンドをキャラクターという媒体を通じて発信していきたいと考えています。現在ラヴちゃんというキャラクターでSNS運用や商品企画を行っていますが、それ以外にもその時代にあった新しいキャラクターを考案していきたいです。

また、現在26卒の採用にも関わっていますが、今後デザイナーの育成やマネジメントにもさらに携わっていきたいと思います。

ーー最後に、今後デザイナーとしてどういう人材に入社してほしいですか?

まずは、自分が表現したいものを強く持っている人に入社してほしいです。ジェネリー、特にLAFARYというブランドにおいて何を表現したいかが明確で、自分のデザイナーとしての軸が言語化できる人を採用したいと考えています。書類選考では、ポートフォリオの中でも特に自主制作の部分を重視して選考する予定です。

商品の企画から生産の流れ全体に携わるので、黙々とデザイン業務に取り組みたい人よりも、自分のやりたいことがはっきりしていて意見が言える人の方が向いていると思います。今ちょうど、デザイナーが成長できるような育成環境を整えているので、illustratorやPhotoshopのスキルは基本的な操作ができるレベルであれば、入社後に一緒に教えながら基礎的な部分を学んでいただけたらと思います。

また、企業でデザイナーをやっていく中で、コミュニケーション能力は重要だと思います。私自身、昔から明るい性格で、内気な人が多い美大の中でも元気で積極的な方だったと思います。商品を作る過程では、ディレクションを担当する人が何を作りたいのかをくみ取ってそれを言語化し、デザインにしていく対応力が求められます。個人プレーよりもチームプレーが得意な人の方が弊社で働くのに向いていると感じます。

ただいま弊社では上野さんのように、商品企画デザイナーとして活躍したい26卒を募集しております。詳しくはWantedly弊社ページの「募集」欄をご覧ください!

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