こんにちは!株式会社ギャプライズ HR推進室の長谷川です!
今回は、管理部経営管理グループ、杉中 勇輝(すぎなか ゆうき)のインタビューをお届けします。ギャプライズにジョインした経緯や、現在の業務内容、社内の雰囲気、自身のキャリアプランなどについて語ってもらったほか、候補者の方に向けたメッセージもお伝えします!
■「法務を軸に企業経営に携わりたい」という思いで転職
――ギャプライズにジョインする以前の社会人歴を教えてください
大学では法学部でしたので、法律という専門分野を強みとして、企業経営に携わりたいと思っていたんです。就職活動では、企業法務を前提とした法務部にエントリーしようとしていたのですが、周りはロースクールに通っている方や弁護士資格を持っている方が多く、正直なところ上手くいきませんでした。
ロースクール進学や弁護士資格取得のために勉強するという選択肢もあったのですが、「早く社会に出てビジネスパーソンとしてのスキルを磨きたい!」という思いもあって。そこで、「ゆくゆくは法務部に異動できたら」という考えで当時、内定をもらっていた大手の証券会社に新卒入社しました。
入社して3ヶ月ほどは新規開拓のために飛び込み営業をしたり、毎日150件ほどテレアポをしていましたが、思っていた以上にガツガツした営業が自分自身に向いていないことに気づきまして(笑)。加えて、タイムライン的にも法務部に異動できるのは最低でも5~10年ほどは必要になってくる、法務部に異動できるという確約もなかったので、思い切って転職をすることにしました。
――その後はどうされたのですか?
未経験ながらも企業法務に携わることができるベンチャー企業に入社することができ、そこで2年半ほど働きました。入社2年目には単独で仕事を任せていただけるくらいには成長したのですが、「もっと経営寄りの仕事をしたい」という思いがどんどん強くなっていて。ある程度は企業法務を理解できてきたという実感もありましたし、法務だけでなくバックオフィス全体を理解していきたいと思ったんです。
また、会社の経営判断として、直近での上場は目指していないということもあって。せっかくバックオフィスの業務に携わるのであれば、上場準備に関わりたいですし、上場前後の会社の変化というものも知りたかったので、上場準備中でかつバックオフィス全般の業務に携わることができる会社を探すことにしました。
そして、メンバーが10名にも満たないスタートアップに飛び込み、バックオフィス全般の業務に関わることはできたのですが、入社して間もなく財務状態が悪化してしまって……。ビジネスのアイディアはすごく良かったものの、なかなかマネタイズすることができずに半年ほどで退職することになりました。
■上場準備のために、内部統制の仕組みを全力で構築中
――2018年11月に、ギャプライズにジョインされたそうですね
はい。2社目から3社目に転職したときの軸と同様に、上場準備中でかつバックオフィス全般の業務に携わることができる会社を探していたところ、ギャプライズに出会いました。実際に面接してみると、管理部門の取締役と管理部長が「日本最高のバックオフィスを目指す」とおっしゃっていて。その言葉を聞いて、「この人達と一緒に意識を高く持って仕事をしたい」と思い、入社を決めました。
――現在は、どのような業務に携わっているのですか?
管理部の経営管理グループで、主に法務と経営管理の業務を担当しています。法務業務では一般的な契約書の締結や確認といった契約法務、取締役会や株主総会、リスク管理委員会等の会議体運営といったコーポレート法務、そのほか、クレーム対応や法務相談など法務全般を担当しています。経営管理業務については管理会計のほか、上場準備のための内部統制の仕組みを構築しているところです。
また、ギャプライズはイスラエルを中心とした海外企業と取引をしているので、契約書の締結や契約交渉をする際に、国によって異なる契約文化を体感できるところも面白いですね。当然、英文で交渉のやり取りもしていますし、なかなか他社では経験できない業務だなと感じています。とにかくバックオフィスを引っ張っていけるように全力で動いています。
――「日本最高のバックオフィス」を目指すために、意識されていることはありますか?
管理部のビジョン、ミッションに基づいて業務ができているかという定期観測や、体現できている人を称賛する制度を実行しています。まだまだ足りない部分はありますが、「日本最高のバックオフィス」を目指すというベクトルは統一できているので、あとはとにかくやるだけですね。
■「チャレンジできる環境」「人柄が良いメンバー」が魅力
――ギャプライズの魅力は何だと思いますか?
とにかく自由にチャレンジできる環境ですね。日々の業務のなかで、「こういう風にやっていきたい」ということを上司に話したときに、断られた経験があまりありません。メンバーに大きな裁量があり、提案ベースで物事を進めることができるところはギャプライズの大きな魅力だと思います。
また、現在、新規ツール導入の立ち上げプロジェクトを、全社で遂行しているのですが、プロジェクトメンバーの社内公募があって。通常であれば、事業部側のメンバーが応募するのですが、バックオフィスからも私がメンバーとして参加しています。バックオフィスだからNGという縛りがなく、何にでもチャレンジさせてもらえる環境はすごくありがたいですね。
――他社にはない魅力を教えてください
特に今は上場準備をしているフェーズですので、会社が成長している段階で自分自身も一緒に大きく成長できる環境だと思います。また、さまざまなバックグラウンドを持っているメンバーと一緒にイスラエルを中心とした海外と取引をしているので、多様な価値観に触れることができることも他社にはない大きな魅力かなと思います。
――メンバーの雰囲気はいかがでしょうか?
人柄が良いメンバーが多いので仕事がしやすいです。正しいことを愚直にやっていく人が多いので、仕事がやりにくいと思ったことはあまりないですね。役職者がメンバーからの意見を受け入れてくれたり、誰でもフラットに接することができるので、コミュニケーションが取りやすい環境だと思います。
また、「フロントオフィスとしてはこうしたいから、バックオフィスの考えは聞かない」という雰囲気もありません。フロントオフィス側がこちらの気持ちになって、落としどころを前向きに考えてくれたりするので、バックオフィスとしては各事業部でやりたいことを、できる限り実現させていきたいという思いもあります。
個人的には、バックオフィスがビジネス視点でフロントオフィスを支えつつ、全社を引っ張っていけるような風土にしたいんです。お互いの業務理解はもちろん、人として尊敬し合えるなかで気持ちよく仕事ができる環境を、もっともっと創っていきたいですね。
■「日本最高のバックオフィス」を目指すには、攻めの姿勢が必要
――自身のキャリアプランについて、どのようにお考えでしょうか?
法務業務に携わっているうちに、事業判断や会社経営に興味がわいてきて。「経営に関わっていきたい」という気持ちが強くなっているので、ゆくゆくは経営ラインで仕事をしていきたいと考えています。その前段階として、現在は上場準備に向けたさまざまな取り組みをおこなっているところです。上場準備の延長線上で、結果的に会社が強くなっていくと思いますので、そこを徹底的にやっていきたいです。
また、バックオフィスに限らず、事業活動が円滑に動く仕組みだったり、課題解決ができるような役回りで仕事をしたいという気持ちもあります。よりフロントオフィスに寄り添った業務に携わることが、自分自身の成長にもつながると思っています。そのため今は、新規ツール導入の立ち上げプロジェクトにも参加していますが、事業を推進していくスキルをもっと磨いていきたいですね。
――今後、どのような方と一緒に働きたいと思っていますか?
「失敗を恐れないチャレンジ精神を持っている人」「誇りを持って自分の業務に取り組める人」「プロフェッショナルな視点を持っている人」と一緒に仕事がしたいですね。
バックオフィスというと、守りの意識が強いと思うのですが、「日本最高のバックオフィス」を目指しているので、もっと攻めの姿勢が必要なんです。ギャプライズには失敗しても叩くような風土はありませんし、チャレンジしている人を称賛したり、応援する環境が十分に整っていると思います。
――バックオフィスで必要なスキルは何でしょうか?
経営管理グループで言いますと、法務を中心にやっているので法務経験がある人が望ましいですが、法務経験が無くても、「主体的に強い会社を創っていきたい」という気概のある方は大歓迎です。このほか、バックオフィス全体で言いますと、バランス感覚を持って適応できる人、物事を論理的に考えられる人、課題を解決してコミットできる人、そういったところがスキル面では必要なのかなと思います。
――最後に、候補者の方へメッセージをお願いします
今のフェーズで入社すれば、上場準備に関する業務に携わることができるので、非常に良い経験になると思います。会社を創り上げていく段階に積極的に携わることができれば、自分が会社に貢献しているということを味わえると思います。「自分自身の成長が会社の成長につながる」ということが、企業理念としてあるので、そういった環境下で働きたい人、チャレンジ精神を持っている人は、ぜひ応募していただきたいですね。