GAOGAOで働くエンジニアをご紹介する【GAOGAOメンバー図鑑】。今回は、国内外のプロジェクトで開発経験を持ち、エンジニア兼PMとして活躍している島村勇太朗さんです。
GAOGAOに入ったキッカケや仕事内容、今後の展望のほか、どのような方と一緒に働きたいと思っているのかなどを伺いました。
GAOGAOのビジョンに共感して参画し、国内外の0→1案件やDX案件を担当
一色:まずは、GAOGAOにジョインした経緯を教えてください。
島村:前職を辞めたタイミングの2020年1月、てじさん(GAOGAO共同創業者兼CEOの手島拓也)から案件を紹介いただいたのがキッカケです。
ただ元々、GAOGAOメンバーの小貫とは学生時代にインターンシップ先が一緒だったことから面識があり、GAOGAOの存在は以前から知っていました。その後、小貫とのつながりでGAOGAOが運営していた東京のシェアハウスに住むことになり、そこでメンバーと交流する機会がありました。
そこから時間が経つにつれて、GAOGAOのビジョン『世界中で「モノつくり」の連鎖を起こす』に共感するようになり、もっと深く関わりたいと思うようになり参画しています。
ただ、ビジョンが私の中で腹落ちしたのは、GAOGAOを知って2年くらい経ってからですね(笑)。
一色: では現在、どのような案件を請け負っていますか?
島村:ヘルスケア領域を手掛ける大手企業のDX推進案件に従事しています。
これまで請け負ってきたスタートアップの0→1開発案件や、既存サービスの改修案件ではなく、上場している大手企業の大型開発案件のため、開発における社内調整や事前調査、既存サービスや長年使っているシステムと、これから開発しようとしているシステムとのシナジー効果を検討するなど様々なタスクがあり、新しい経験を積めています。
また、企画段階からコアメンバーとして関わっているので裁量が大きく、ただ手を動かすエンジニアとしてだけでなく事前調査のヒアリングも担当するなど、クライアントの課題解決に向けて根本的な原因を探りながら開発できており、忙しくも充実しています。今はプロジェクトの初期段階なので「何でも屋」の立ち位置ですが、個人的にはこれをとても楽しんでいます。
海外サービスの日本ローンチを実質一人で行い、ローカライズの難しさを実感
一色:続いて、これまでで印象に残っている仕事内容を教えてください。
島村:US西海岸(ポートランド)発のフードデリバリースタートアップの日本進出ローカライズ案件ですね。印象に残ったことがありすぎて、まとめて話すことが難しいくらいです(笑)。
これは、初期はほとんど一人で担当した案件で、企画段階からサービスのローンチまで一貫して対応しました。特に苦労したのが、事業に関連する様々な制約への対処です。コロナウイルスがちょうど流行しだした時期と相まって、ローカライズの難しさを痛感しましたね。海外のサービスをそのまま持ってきて立ち上げて終わり、というような簡単な話ではないことを学びました。
日本で想定しうるユースケースに沿って機能を考慮し直し、刻々と変わりゆく状況に応じて知恵を絞って最善と思える一手を打ち続けて開発をしました。でも、思い返すと「もっと、こうすべきだったなぁ」と思う部分も多々あります。
これは、自分が成長していく過程で、どの案件に対しても感じる思いなので仕方がないとは思います。なので、自分が成長できている証だとポジティブに捉えるようにしています。はたから見て「なんで、こう開発したの?」と問われても、当時の自分の決断を信じて進めた結果です。折れずに最後までやり遂げる力はかなり身についたと思います。
また、この案件ではアメリカのチームとも何度もコミュニケーションを取りました。彼らのとてもハードワークな姿がとても印象に残っています。ただ、ビジネスで用いるべき英語と自分の英語のギャップを感じ、少し苦労した部分もありました。
一方で、技術力はもとより、ソフトスキルや丁寧さの組み合わせで、日本に住んでいるエンジニアでも世界で通用するという確信も持てました。
途中からは、数名のチームで開発を進めることになりました。プロジェクトをリードしつつ、進捗の管理やお客さんとのコミュニケーションもメインで行い、実質PMの役割も兼任していたことで、PMとしての学びも少なからずありました。
このほかにも、個人的に初めて扱う技術にチャレンジすることになるなどプレッシャーもありました。正直とても苦労しましたが、このような挑戦をさせていただけて感謝しています。やるしかないという状況で、何とかリリースまでこぎつけられたことは、自信につながりました。
GAOGAOメンバーとの週末アクティビティの様子
個としての人材価値を高め、仲間とともに世界で活躍するエンジニアになる
一色:話は変わりますが、今後GAOGAOでどのような仕事をしていきたいですか?
島村:スタートアップや大手企業といった組織規模、国という概念に囚われずに、価値あるモノづくりにチャレンジしていきたいです。エンジニアとしての案件参画をさらに積み重ねて、技術力と課題解決力を両輪で高めていきたいですね。
ただ、それ以外の価値も大切にしたいと思っています。
例えば、エンジニアとの横のつながりも大切にしたいと思っています。現在は、エンジニア向け英語のLT(ライトニング・トーク)イベント『English Night』を主催しています。※こちらから最新のイベント情報を確認できます!
私事ですが、中学時代の在米経験を終えて、ある時期から大学の途中までは「もう二度と海外なんていくものか」と思っていたくらい、日本に留まりたくて仕方ありませんでした。それでも、在学中にプログラミングに出会ってから見える世界が広がり、また自然と海外も意識するようになっていました。
それがきっかけで、英語を活かして活躍したいという思いが再燃したことで、同じ志を持つエンジニア向けに英語を活用できる場を増やしていきたいと思っているんです。これまでの開催で参加者の方々に喜んでもらえたり、楽しんでもらえたりする姿を見られたことが嬉しく、今後も続けていきます。
そういった活動を通して、国内や国外という枠を超えたエンジニアとなり、世界中どこでも活躍できるようになりたいです。
一色:最後に、どのような人にGAOGAOに入ってほしいのか教えてください。
島村:2つあります。1つ目は、挑戦を楽しめて、グローバルに活躍したいと思っている人です。
GAOGAOコミュニティには、既にそういった志向の方が多く集まっています。ただ、海外経験が必須かというと、そうではありません。今までに海外経験がなくても、主体的なモノ作りが好きで海外で活躍したいと思っている方には挑戦してほしいと思います。
続いて2つ目は、いわゆる人格者です。GAOGAOの自慢は、人がいいことだと自負しているからです。今までGAOGAOメンバーと働いていて、人間関係で悩んだことはありません。創業者のてじさん、建さん(GAOGAO共同創業者の水畑健一)もとてもフランクに接して頂いているので、上司との壁を感じることはないですね。
もちろん、人がいいだけでは足りず、エンジニアとしてのスキルを持ち合わせていることが不可欠ですが、一緒に働く仲間として、気持ちよく働ける人と仕事がしたいですね。なので、英語が出来るから、エンジニアとしてのスキルが高いから、といった理由だけで採用されることはないと思います。
ビジョンである「世界中でモノつくりの連鎖を起こす」ことに共感していて、カルチャーにフィットする方に参画してもらいたいです。