Gaji-Labo は “すべてのサービスとプロダクトに「手ざわりのいいUI」を” というタグラインを掲げ、「フロントエンド開発」「UIデザイン」「チームとプロセスの支援」の3つの柱で受託の事業をおこなっています。
現在とくに主力となっているのがフロントエンド開発とUIデザインですが、受託の開発会社・制作会社でこの2つを掲げている会社は少ない気がします。
インターフェイスは人間に一番近い
ユーザーインターフェイスはサービスのなかで一番ユーザーに近い部分だと思っています。
Gaji-Labo がUIデザインとフロントエンド開発を重視する理由は色々と理屈をたてることが可能ですが、なによりもユーザーに直接価値を届けることがチャレンジしがいのある課題で面白いと思っているからというところに尽きます。
サービス開発やプロダクト開発は一点が尖っていても成立しない
Gaji-Labo の主力は創業後ながいことフロントエンド開発でした。jQuery, Backbone.js, React と使用するフレームワークは変わってきましたが HTML/CSS/JS が得意な会社として生計をたててきました。
ただ、色々なプロジェクトを通して「サービスやプロダクトは一点が優れてるだけではうまくいかない」というのを実感することが何度かありました。
もちろん唯一無二の優れた要素で一点突破した事例は世界中に沢山ありますが、大抵はそれを裏打ちする根拠や戦略が存在します。多くのサービスではユーザーに価値を届けきるためのバランスが必要です。
UIに力をさける条件が整備された
2010年に創業した当時は HTML/CSS/JS を書くときにバックエンドの都合をかなり重視して活動していました。
サーバーサイドフレームワークの Model や Controller の実装にあわせてコンポーネントを設計するなどコミュニケーションの大半がバックエンドとのすり合わせに割かれていたと記憶しています。今でも正しい方針だと思っていますが、思い返せばUIの議論は十分とはいえなかったなと感じます。
※この記事は『なぜUIデザインとフロントエンド開発に注力しているのか』の一部を抜粋して編集し直したものです。内容全文はブログでご確認ください。